種芋の芽出しは意外に簡単ですよ。家にあるものでやってみよう。
お早うございます。ヒロくんです。
ジャガイモの芽出しをご紹介します。
ジャガイモ栽培の時期は地域によってかなり違う事がありますのでご注意ください。私が住んでいる地域は宮城県の中央です。
畝作りより種芋の芽出しは早めに始めよう
毎年4月1日前後に種芋を植えています。その1カ月弱前から種芋の芽出しの準備開始です。
種芋は芽を出してから埋めた方がほぼ同時に芽が伸びて、地表に現れてきますので是非やっておきたい準備です。
1回目の土寄せの時期に何個かがまだ芽が出たばかりでやりずらい。その為には芽出しをしておくとほぼ一斉に伸びて来ますから楽ですよ。
その前にジャガイモの品種を決めなくてはいけません。ホームセンター等では様々な種類のジャガイモを揃えています。
様々な品種を作りたいな。と、思う方もいらっしゃるでしょうけど畑のスペースを考えて決めて下さいね。
ジャガイモは通常半分に切って植えますので、多く買いすぎると余ってしまい勿体ないです。種芋は食べない方が良いと言われますので捨てるしかありませんから。
種芋を切る目安
- 1個が30~40gの大きさ:このまま植える
- 1個が60~80gの大きさ:半分に切る
- これ以上大きい場合:大体30g~40gになる様に切り分ける
どこが縦か分からない方は芋のへこんでいる方が「へそ」ですのでそこから切ります。画面の赤丸のところが「へそ」です。
切るとこんな感じです。
切り口には草木灰を塗る
この切り口に草木灰を塗ります。切り口から腐れるのを防ぐためです。
水分で濡れていますから草木灰は簡単に付きますが、私はまばらにならない様にこすりつけます。
草木灰は余っても来年も使えますから袋ごと適当な缶に入れて濡れないように保管すると良いですよ。
ジャガイモは種類も色々。どれにしようかな。
- ホクホク系がお好きな方は:男爵・出島 等
- 煮崩れしない:メークイン、インカのめざめ 等
- 煮崩れしなくてホクホク:キタアカリ、ホッカイコガネ 等
- ピンクとか紫色でポテト風:シャドークイーン、ノーザンルビー 等
芽出し作業の開始
色々なサイトで説明していますが、あんなに手をかける事はありません。
私の場合は育苗箱に新聞紙を敷いて買ってきた種芋を並べて、その上にまた新聞紙をかけて物置に入れておくだけです。新聞紙は意外に暖かいですよ。
以前は座敷の窓際で日中は陽に当て、夜は毛布を掛けておく。
そんな感じで芽出しをしていましたが、そのうちに物置に置くようになりました。自分で作った木造ですが、かすかに差し込む明るさで十分と分かりました。
ここで注意なのが完全に日の当たらないところは駄目です。地中と勘違いするのか白い芽が伸びて来て、後で厄介な事になります。
新聞紙をかけただけで1週間ごとに見る感じです。
これですと1週間に1度しか休みの無い方でも簡単に出来ます。休みの日に取り出して裏返したりして芽が多く出るようにするぐらいです。
10日位すると芽が出てきます。
拡大しますね。こんなに芽が出てきています。植え付ける20日位前に購入しても大丈夫ですよ。
やはり、新聞紙は暖かいです。
素人考えですが気温がある程度上がらないと芽は出ないのでは。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。