慌てて土寄せしなくても良かったんだね。今だに働いている時の癖が治らない。
お早うございます。ヒロくんです。
あと2ヶ月位でジャガイモの植え付けが始まりますね。
もっとも、ここは宮城県ですので霜等の恐れがありますので、どうしてもその頃がスタートとなります。
基本的には「梅の花の開花」が、こちらでは埋め時です。でも、去年は開花自体が狂ってしまいましたね。
とんでもない猛暑の訪れが、この辺から予兆があった様な感じがします。
最近、関東以南の人でしょうがジャガイモ栽培の土作りが始まる。と、言う様な記事を見かけますと、羨ましくなってきます。
一昨年、初めて自宅の小さな庭でジャガイモを作ってみました。
庭ですと、何時も目に入りますので今まで知らなかった事も発見出来て新たな野菜作りの面白さが分かり始めてきました。
今日は、そんな事を少し書いてみます。
蕾が出来てからが面白い
ジャガイモって蕾(つぼみ)が出来て、茎がグーンと伸びてから花を咲かせるんですね。今まで気にも留めていませんでしたが初めて知りました。
この画像は蕾が出来始めの頃の物です。
「蕾が出来たら追肥と土寄せ」というフレーズが頭にこびりついています。急いで土寄せをしたのが16日です。昨日見た時も花は咲いていませんでした。
漠然(ばくぜん)と思いましたね。慌てて追肥と土寄せしなくても良かったのでは、と。
今朝、チラッと見たら一株だけ花が咲いていました。へー、花が咲くまで1週間近くかかるんだ。
しかも、蕾の茎が倍くらいに伸びてから花を咲かせるという事が分かりました。
去年までは借りている畑でジャガイモを作りましたから、この間が分かりませんでした。
働いていると1週間に1回しか畑へ行けませんでしたからね。それで蕾が出来ていると慌てて追肥や土寄せをする習慣が身についてしまいました。
それで蕾を見た途端、今年も慌てて追肥をしてしまいました。
まだ蕾が出ていない方はのんびり構えましょう。花が咲くまで1週間かかります。
これをお知らせしたくて今日は記事を書きました。
蕾を見つけたらのんびり構えて準備をしましょうね。私みたいに明日雨予報だからと慌ててやらなくても良いと分かりました。
1週間は長いですから、お天気の予報をこまめに調べて、都合のいい日に作業しても大丈夫ですね。
これは今日の画像です。ちょっと分かりにくいですが、蕾の出来ている茎が他よりも大きく伸びてきています。
この様になると花を咲かせるわけですね。
本格的な梅雨が始まる頃に、収穫と重なるのが宿命
ジャガイモの宿命と言ったら大げさかもしれませんが、本当に梅雨と見事に重なりますね。
ジャガイモは3日程晴天が続かないと収穫出来ません。なぜかと言いますと「濡れると腐るから」です。これを避けるために毎年悩まされます。
収穫時期になると毎年同じ様な質問がwebに出ますね。
「今年はジャガイモが大豊作でした。
そこでお父さんが喜んで綺麗に洗って乾かしたんですが、
全て腐ってきました。
どうしてですか」
そうですね。
ジャガイモを洗うのは料理をする時だけです。
洗って保存すると完全に腐ります。
「汚れているから綺麗にしたくなる」気持ちは分かりますね。
これを避けるには、色々な方法があります。
- 最初から黒マルチをかける
- 梅雨前に収穫出来る様に植え時を早める
- 多少小さくても良いから梅雨前に収穫する
- 梅雨明けに収穫出来る様に植える
一つ一つ検証してみましょう。
最初から黒マルチをかける
一番良いと思われるのは黒マルチをかける事ですね。推奨している記事が多いです。これだと土寄せをする必要もないとか。追肥は必要ですが。
でも、収穫時期になって長雨が続いたら収穫作業は出来ません。濡れない保証はありませんね。傘をさして収穫する訳にはいきません。
雨が晴れて晴天になるまで待つしかありませんね。しかも晴天は3日続きという条件付きです。