まだ倒れないけど、肥大しすぎて割れるのも困る。それに例年よりかなり遅くなっている梅雨入りが気になる。
お早うございます。ヒロくんです。
例年、「玉ねぎの収穫は全体の8割が倒れたら収穫しなさい」と、言われています。
そして、もう一つありますね、それは
「天気の良い日にしなさい」です。
でも、なかなか倒れないと収穫する決断が付かないのも事実です。
倒れないのに収穫しても良いのだろうか、
でも、どんどん日が過ぎて行きます。そして、とうとう梅雨入りがいつ始まってもおかしくない時期に突入してしまいました。
でも、今だに梅雨入りの兆しが無い。そして気になるのはこの高気温ですね。
肥大しすぎて割れてしまうことが多くなりますし、大き過ぎると日持ちしません。
何やかやと困っていましたが、いよいよ決断する時が来てしまいました。
腐らせない為に葉を落とさないで保存
今回は、葉を落とさずに日陰で風通しの良いところに吊り下げて乾燥します。
2回目の収穫もそうでしたが、理由は、葉を落とさないで保存すれば玉ねぎが腐らない。と、いう情報を得たからです。葉を付けたまま長期に乾燥してから葉を落とす事にします。
画像は収穫する前で茎が折れて倒れていますが、これは朝に私が折ったものです。肥料をあまり吸収しない様にする為です。
この畝では1本も自然に倒れていません。 |
思い起こしてみれば、これは最初の頃に毎年していた保存方法です。最近は情報が氾濫して訳が分からなくなってきていましたが、初心に戻るという事です。
田舎で軒先に葉を付けたまま干してある風景をよく見かけたものです。昔からのやり方に戻れば良いだけの事でした。
この方法であれば、腐る事はなく来年まで大丈夫です。
と、言いたいところですが一度腐った事があります。
理由は吊るす時に使った紐が長すぎて直射日光を浴びてしまったのが原因です。2階のベランダの物干し竿に吊るしておいた頃の話です。
今はリホームでサッシも綺麗になっていますから干せなくなりましたが。
今日は紐で結んだ玉ねぎは多いですね。しかも大き目のも幾らかあります。
こうやって紐でくくる時が一番楽しいですね。
蚊に刺されますが。
やはり葉を残した方が良いのかもしれません。 |
借りていた畑では大きいのが毎年採れていたのを思い出します。畑で結んでから車に積み込んだり、家の駐車場に積み上げて置いたりと大変でした。
あの頃は一畝作っていましたから200個以上ありましたので、紐で結んでから2階のベランダまで運ぶのが一苦労でしたね。
終わってからの階段とか部屋の掃除とかも一苦労なので、毎年汚さない方法を編みだしていました。
そういえば、以前犬を飼っていました。アイヌ犬の雄ですが下からこちらを眺めて「散歩に行こうよ」と、よく唸っていました。
肥料過多でありながら小さいままの物もある
一時は葉の裏側に派手に波を打った状態になり酷いものでしたが、最近は肥料分が薄れてきたのかそれ程でも無くなりました。
目が慣れて来たせいも有るかもしれませんが。
それにしても肥料過多と言いながら大きい物や、まるで成長していないものとか様々な物が同居していますが、面白いものです。
おら達は小さい・・・ |
同じ量の追肥をしたのに、小さいままの物や波打ち現象の表れない物も多いです。肥料かたの症状が出たのは、この畝では4分の1位ですね。
前回収穫した方は1本だけだったかな。
画像を見ても分かる通り、皮が枯れてオレンジっぽくなっています。これはもっと早く収穫して良いんだよ、と言う証でしょうか。
収穫を始めるが塔立ちした物はゼロ
肥料過多の典型的な症状として塔が立つと言われています。あれは正常の物を畝にそのままにしておいても出来ますよね。
私は試してみた事はありませんので分かりませんが、種を採る目的の人はそうすると思います。
なので今頃の塔立ちする玉ねぎは、肥料過多でまともに育たない事に危機感を覚え、子孫を残す為の生理的な症状だと思います。
それが一つも無いという事は、たいした肥料過多では無かったという事ですね。
初めての事なので、かなり右往左往してしまいました。
でも今回保存して腐るものがあれば、それが肥料過多の為だと言い切れると思います。
2024年 我が家の玉ねぎの総括
我が家の玉ねぎは3個の小さな畝で育てました。
1個目は
自分で種から育てた玉ねぎの苗
植時になっても苗が十分に育たなくて、普段なら捨てるかもしれない苗の状態でした。でも、せっかく育てたので勿体ないと思い、急遽余っているところに畝を作り植えました。
肥料は残りかすの化成肥料で、量も回数も今まで通りの12月と3月初旬の2回です。
これは、遅くても秋のうちに食べ尽くすと思い葉も根も切り取りました。
切らないで紐で結ぶと又もや2階まで運ばなくてはいけません。単純にそれが嫌だったのかもしれません。
紐で吊るす場所は、1階では外にある物置しかありませんので数が限られてきます。
そう言えば、この時は切れないうハサミを使用したので指の皮が剥くれてしまいましたが、先週末辺りから新しい皮が出来てきました。
1回目の収穫した時の記事です。宜しければお読みください。
>小さいものが殆どですが、よくぞここ迄に育ったものだと思います。捨てないで本当に良かったです。
2、3個目の畝は
植える1週間前に購入したホーマックの苗を植えた
購入したのが早過ぎて状態保存に苦心しました。
お薦めは植える2日前ですね。ところがその頃になると余り良いものが無くなります。それを回避する為には、お店に予約しておくことですね。
そうすると余計な努力をしなくて済みますが、この辺んもお店がどう保存するかで決まりますからお店を選ぶ必要があります。
お薦めはJA関連のお店ですね。店員も農家の方が多いので適切なアドバイスをしてくれます。
この2ヶ所は肥料として炭化鶏糞を使用しましたが、追肥の回数でいつもと違う事をしてしまいました。
止め肥が必要と言う言葉を真に受けて12月、2月、そして止め肥として3月も施してしまったのです。
今のところ、参考にする記事も少ない炭化鶏糞を使うという知識の乏しさを点かれてしまいました。
勿論、現れた現象は全て自己責任ですから他人のせいにはしません。
結果、肥料過多の特徴である葉の裏側が波を打つ症状が出始めました。
それも派手に。
ガッカリしましたね。
今回は大失敗。その内に沢山塔が立つんだろうな。と、毎日うつろな目で玉ねぎを見ていました。
2個目の畝の玉ねぎを収穫
ここは思いの他、出来が様々で大き目の物は無かったですね。普通の大きさのと小さい物とが同居していて、普通サイズがやや多かったです。
でも茎が倒れたのは5個だけだった様に覚えていますので、まだ肥料は残っていたと思います。
これは葉も根も切らない事にしました。
まだ倒れていないものが殆どなので、切らないで置けば少しは大きくなるだろうという考えです。
その時の記事です。どうぞお読みください。
でも、昨日記事を書いているうちに今日雨が降ると知り、意を決して最後の畝の玉ねぎを収穫しました。
冒頭に書いた通りですが、雨は朝方に少し降っただけで、お昼辺りに大雨の予報がMicrosoftから出ましたが今だに降りません。
あそこの予報は何かおかしいです。
今回の玉ねぎ栽培に関してはラベルとしてまとめてあります。
初めて完全に炭化鶏糞を肥料として使う事にしました。でも、余りに参考にする記事が少なかったので、ほゞ独断で肥料として使用しました。
参考にする量とか回数とかがマチマチで本当に悩みましたね。
その時の記事を読んで見ると、よくやったな。と自分をほめてやりたい気持ちです。
宜しければ読んで頂けると今後の励みにもなります。
この記事をまとめると、良い参考書が出来るかもしれませんね。
自分にしか分からない書き方が多いですが・・・。
一応、良い出来だと言えるのでは
小さな庭の畑で玉ねぎを作るというのは今回で3回目になります。こうして見てみると今年だけでも結構な記事数になりました。
今回は如何に悩んだか分かりますね。
結果的には大した肥料過多では無かったという事ですね。今後の保存状況を見ないと何とも言い難いところはありますけれど。
それを差し引いても一応成功だったと思います。
購入した苗が今一だった様な気はしますが、やはりJAの苗が一番信頼できますね。
炭化鶏糞を使用したという事で色々と考えさせられましたが、少しは勉強になりました。
追肥に使った量は株元から少し離して小さじ1杯でした。これも色々と考えて自分なりに判断した量です。
後書き
今回の結果から考えますと
苗の植えつけ1ヶ月後に1回目の追肥、2回目は3月初旬。
量は小さじ1杯、約5gです。
これも化成肥料の場合ですと一掴み、約10gです。炭化鶏糞は化成肥料より強いと勝手に判断して半分にしました。
この判断のお陰で酷い肥料過多にならなかったのかもしれません。
これだけは分かりました。
今回の経験で、次回からは迷わずにこの通りやれますから結果的には良かったです。
「2024年用.玉ねぎの栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。