カボチャの家庭菜園ガイド:初心者向けカボチャ栽培のポイント
家庭菜園でカボチャを栽培するのは楽しく、自家製のカボチャは美味しさが格別です。
しかし、成功するためには注意が必要です。この記事では、カボチャの育て方や注意点について解説します。
ぜひ参考にして、豊かな収穫を楽しみましょう。
適切な場所の選定
カボチャは十分な陽光を必要とします。庭の中で日当たりの良い場所を選びましょう。また、十分なスペースを確保して、カボチャが十分に成長できるようにします。
通常は2×2メートルの中央に苗を植えますが、狭い庭の畑ですと無理がありますね。私のやり方を下記に画像と一緒に説明します。
私の場合は庭の狭い畑です。今回も何とか場所を見つけて苗を植えました。やり方は「鞍つき」というものです。
今回の苗の植えた時の記事があります。「鞍つき」のやり方を書いてありますので興味がある方はお読みください。
これですと、狭い場所でも収穫可能です。雌しべが受粉してカボチャの形になる頃は両脇の玉ネギも収穫が終わっていますので根が伸びても安心です。
土壌の準備
肥沃で排水の良い土壌がカボチャの成長に必要です。堆肥や有機質の肥料をたっぷりと混ぜ込み、土壌を肥沃に保ちましょう。
水やりは基本植えつけの時だけ
カボチャは苗を植え付ける時のみでも大丈夫で、乾燥気味に育てた方が上手く行きます。長く雨も降らず土が乾き過ぎたら与えるぐらいで十分です。
雄花と雌花の見分け方
初めての方は見わけがつかないと思います。雄花は中央に棒みたいな物があり、花粉が一杯ついています。
雌花は上から見ると丸い小さいものが円状が集まっている様な感じで、蕾の時から「子房」という球体が付いていますので簡単に見分けられます。
私は雌花です。 |
通常は最初に何個か雄花が出来てから雌花が出来ます。
下の画像の蕾は全て雄花です。
つるが通常は1.5m以上伸びてから雌花が出来ます。 |
受粉の手助け
カボチャの花は雌しべと雄しべが別々の花にあります。
確実に受粉させるためには「人工授粉」がお勧めです。
開花した雄花の花弁等は取り、雌花を傷つけない状態にしてから雌しべの桜が割れたようなところにトントンと優しく花粉を付けてあげると受粉出来ます。蜂とかが受粉してくれると助かりますが、最近は鉢が少ないですね。いつも害虫が多くて困っていまが、人工授粉するのが一番安全で確かです。
画像の中には蜂が入っていますが、こんな事は滅多にありません。
まとめ
この記事では、カボチャの育て方や注意点について解説しました。
自宅で美味しいカボチャを収穫するために、この記事を参考にして、カボチャ栽培を楽しんでください。
今日初めての雄花の開花がありました。今にも雨が降りそうなお天気ですが黄色い花は間もなく訪れる夏を思わせます。
雄花です。 |
親づるが余り伸びていないのが気がかりです。そろそろ行燈を外したいですが、今日は家の中にいると寒いくらいです。
ところが明日は30℃の予報です。急に真夏日の気温になったらカボチャもビックリですね。
皆さんも体調にご注意ください。
「2024年春.カボチャの栽培記録」をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。