種を蒔きます。工夫次第で多く作れますよ。良い大根が出来ると良いですね。
お早うございます。ヒロくんです。
大根の1回目の種蒔きをします。
ここは宮城県の南部ですので、大根の種蒔きは8月のお盆の頃です。9月に入ってから種を蒔いても育ちますが、2回に分けて保存が楽に出来る様にしています。
目印の支柱から間縄に沿って30㎝間隔で印をつける。これを間違えると大変
前回この支柱 (上の画像) から15㎝手前のところに穴を掘り、
そして30㎝間隔に堆肥や化成肥料等を入れました。
肥料と肥料の真ん中に種を蒔くわけですが、これを間違えると大変ですね。
化成肥料等の上に種を蒔いたらどうなるんでしょうか、多分肥料に負けて腐れるんでしょうね。それは避けたいものです。
試したことが無いので分かりませんが、多分ろくなものが出来ないでしょう。
端の支柱とほゞピッタリ。これで安心
印は支柱の先などを刺して作りますが、余り強く押すと支柱の穴が深くなり
種が深く落ちて芽を出さなくなるかも。
何とピッタリでした。どこかで計り間違えて合わないかったりすると、その場所を調べてやり直しです。
それだけは避けたかった。
ビール瓶の底を印に押し付けて、蒔き穴を作る
ビール瓶の底とかペットボトルの底とかを利用すると種蒔きが楽になります。ペットボトルは中身が無いと軽すぎて押し付けにくいですね。
そんな時は水を入れて重くした方がやり易いです。空だとつぶれる可能性がありますね。やはりビール等の空き瓶が最適かも。
土をかける時が楽だからですが、何となく思いついて使い始めてからかなり経ちますね。
力の入れ加減で深さを調節できますので重宝ですよ。
深さは1㎝位になる様に注意。深すぎないように軽く押す
深さは大体1㎝位ですね。
慣れないとどうしても深くなってしまいます。
多少は深くても大根の芽は出てきますけどね。
一つ例があります。
今年は猛暑で散々でしたが、何回か種を蒔き直しました。その際に軽く耕すのですが、最初の方で蒔いた種だと思いますが芽を出したものがあります。
何故分かったかというと大根部分がかなり深い位置まで伸びていたからです。
下の画像がそうです。
その時の土の硬さにもよりますので何度か失敗して深すぎた事があります。
均等な深さにするのは結構難しいものですが、手でやっても同じです。
綺麗に壁が出来ますから種が多少の雨や水やりで流されないという利点もあります。
まあ余り気にする事も無いので気楽にやっていますが、深すぎたら種を蒔く時に少し土をかけてからにするとかして下さい。
私は気楽に臨機応変にやっています。
次回迄崩れるかもしれないが、最後まで蒔き穴を作る
取りあえず全部蒔き穴を作りました。
支柱の印では雨が強く降ったりすると埋まってしまう恐れがあります。ビール瓶の底だとそう簡単には消えませんからね。
今回は半分種を蒔くつもりです。次回は秋が始まる9月中旬頃が良いですよ。家ではその分が殆ど春まで越冬させる大根となります。
出来てすぐ冬ですから、そのままでは腐れます。それで土の中に穴を掘って越冬させます。
穴を作り終わったら水やりをします。
こうすると芽生える確実性が増します。
3粒づつ蒔く。掌で軽く土寄せする。
一穴に3粒づつ蒔きました。
一粒一粒指に摘まんでね。
こういう作業をするので濡れると指にくっいてやりずらくなります。
真ん中に1個、両脇に1個づつ置いていきます。
以前は4、5個づつ蒔いていました。
理由は全ての種が芽吹くとは限らない、鳥に食べられる。
とかいろいろな本に書いてあったので、鵜呑み(うのみ)にしてしまいました。
ところが大根の種ってニンジンと違い全て芽吹くみたいですね。
古い種はどうか分かりませんので、そのうち使用期限が過ぎた種で実験してみます。
うっかり間引くのが遅くなると伸びた葉がいっぱいになり、葉畑になっちゃいます。
でも大根の葉はみそ汁なんかに入れると美味しいですよね。
それに、間引いた大根の白いところも捨てるのが勿体ない位になります。
それで本来収穫する立派なものが出来上がっても
家には間引いた大根がいっぱいある
という事になったりします。
徐々に綺麗に間引いて1本立ちにしないと、他の大根が邪魔で土寄せがいい加減になりますから注意して下さい。
土を戻した後にタップリ水やり
土をかけますが、濡れているので周りから乾いた土を握り、パラパラと落とします。
ビールの底で作った穴の高さが周りと同じ位になったら、その後掌(てのひら)で土を押しますが、その時は意識して軽く押します。
うっかり強く押すと土が固まったりすると芽生えを阻害しますよね。ご注意ください。まあ、余程でない限り心配はないと思いますが。
土を被せた後に水をたっぷりかけます。
はいラストですね。もう少しで終わります。
今日は半分の14ヵ所。次回は月の中旬過ぎを予定
例年、夏蒔きの大根は2回に分けて種を蒔きます。
1回目はお盆の頃ですね。
大根は埋めておけば冬を越せますから、真冬の時は掘り出したものを食べます。
これが今回種を蒔いた分ですね。
最初に蒔いた分は真冬になる前に食べ終わりますね。かなりの量がお裾分けに回ります。
2月に近くなる頃に2回目に蒔いたものを食べます。
その時はスコップで土を掘り起こして大根を採りますが、慎重にやらないと真っ二つになる事があります。
雪なんか積もっているとやってしまう事がありますね。と、言うよりほゞ毎年切っています。切っちゃうと状態によっては捨ててしまいます。
多く作りたいときは
大根は余っても土に埋めたりして冬をまたいで保存できます。
多く作りたいときは、畝のセンターに溝施肥して両側に30cmおきに種を蒔くと単純に倍の収穫になります。
それと、今回のやり方ですと肥料等を入れた穴の脇に種を蒔いても大根は出来ます。但し、かなり鬱蒼となりますので間引きをきちんとしないといけません。
私の場合は
- 肥料と肥料の間の1本
- 肥料の両脇の2本
まとめ
1回目の種を蒔きました。
当初の支柱の場所が間違っていなかったのでほっとしましたが、
このやり方ですと種を蒔く浅い穴を作るのも慎重になります。
巻き尺のメモリを1か所でも間違えると、段々づれて来て大変な事になりますので、巻き場所を作った後もチェックします。
そして1回目の最後の支柱とぴったしになれば成功ですね。
なぜこんな面倒な事をするかと言いますと、限られたスペースで多く作るための知恵です。
これで通常と比較して最低でも2倍の収穫が見込めます。
しかも1本1本が立派です。
一度、堆肥等を入れた両脇に種を蒔いたところ、立派に出来ました。問題は本数が多くなり葉が茂り過ぎ風通しが悪くなりますね。
そうすると害虫の発生や病気の原因になりやすくなります。
最初のページは下記になります。
公開しても、インデックス登録はgoogleさん次第ですから予測がつきませんが。
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ここまで読んで下さり、ありがとうございました。