鎌倉時代から言われ始めたらしいですね。ナスを嫁に食わすなの嫁は人間とは違うかも・・・。
お早うございます。ヒロくんです。
この「秋茄子は嫁に食わすな」の事は興味があって記事にした事があります。
新たに得た情報もありますのでリニューアルする事にしました。秋ナスはまだ早いですが基本的に今植えているナスに手を加えて作るものです。
興味のある方は作ってみて下さい。
秋ナスの画像です。 |
秋ナスを嫁に食わすなを考える
秋ナスという野菜には、古くから面白い言い伝えがあります。
「嫁に食わすな」という言い伝えです。
「嫁に食わすな」という言葉の謎を解き明かすために、秋ナスにまつわる伝承と意味を探ってみましょう。
この言い伝えには複数の解釈があります。
嫁へのいじめや差別
その一つには、嫁への差別やいじめが含まれているという説がありますね。
女性が美味しい秋ナスを食べることを禁じることで、男性の支配や女性の地位の低さが表現されているとされています。
最も身近に考えられるのは、舅(しゅうと)や姑(しゅうとめ)の嫁いびりですね。
一番広く解釈されているのが
「秋ナスは余りに美味しいから、嫁に食わすなと意地悪な姑が息子に言う」ですね。
他には、体が冷えるからお腹に悪いのであまり食べさせるな。
とか、子種が少なくなるですね。
子種は男性の方ですから、本来は
「秋ナスは婿に食わすな」
となります。
一般的には昔から嫁と姑は仲が悪いというのが定説ですから
やっぱり嫁か・・・
由来は、鎌倉時代の封建制度の始まり辺りではと言う説が有力らしいです。人間が誕生してから始まった極当たり前の事かもしれません。
でも、仲の良い「嫁」「姑」は幾らでもいますから、言い切るのにも無理があります。
秋ナスを「よめ」と呼ぶ地域がある
また、地域によっては、秋ナスを「よめ」と呼ぶところもあり、ネズミとの関連性が指摘されています。
美味しいものを食べるためにネズミが狙ってくるという言い伝えから、秋ナスを嫁に食べさせないという風習が生まれたのかもしれません。
嫁とは
夜目➡よめ➡ネズミ
「秋ナスは夜目に食わすな」
余りに美味いので夜に鼠(ネズミ)が目を光らせて食べに来る
こんな風に解釈する人もいます。
ネズミを読めと読んだ地域を調べる
ネズミを「嫁」と呼んだのは日本の何処の地域でしょう。
気になるので調べてみますと
長野県の諏訪地方でした。
正確に言いますと「およめさま」です。
ちなみに
- 福島県では「あねさま」
- 香川県の大川では「おいえさん」「おふく」
小まとめ
この言い伝えには男尊女卑の文化や野菜の神秘が反映されていることが考えられます。
昔の人々が秋ナスに込めた意味や、それが現代に受け継がれる理由について、さらに探求していく必要があります。
記事では、「嫁に食わすな」という言葉の背景にある古(いにしえ)の謎に迫りました。
秋ナスが持つ神秘や文化的な意味について、深く理解することで私たちの日常に潜む歴史や文化の影響を垣間見ることができるでしょうね。
茄子(なす)ってどんな野菜
ナスビとも言われますが、ちょっと気になる事があります。
私は1年草だと思っていましたが、多年草なんですね。
日本みたいに温帯だと1年草ですが、インド等の熱帯地方になると多年草です。
現在は世界中で栽培されていますね。
ナスの豆知識
- 原産地はどこ インド
- 何科 ナス科
- 日本へはいつ頃伝わった 7世紀から8世紀に中国から伝わる。正倉院の古文書にも載っています。最初は「なかすみ」「なつみ」「なすび」と言われてきたが室町時代の頃に宮廷の女官が「おなす」と女房言葉で言ったのが始まりとか。栽培の歴史が長いので日本中に沢山の品種が出来ています。
体への効能
なすは93%以上が水分です。
茄子の果皮も良い様ですね。ナスの特徴の黒っぽい紫色の皮は優れものです。
その色素成分がポリフェノールの一種のアントシアニン系の「ナスニン」ですが、これが良い様ですね。ちょっとご紹介しますね。
ナスニンの効能
抗酸化作用がある為
- 動脈硬化予防
- 老化予防
他にコリンと呼ばれる機能性成分がある
コリンの効能
- 血圧を下げる
- コレストロールを下げる
- 動脈硬化を防ぐ
- 胃液の分泌を促す
- 肝臓の働きを良くする
- 気分改善効果
等、色々な効能がありますね。上手に摂ると生活習慣予防にも良い様です。
後書き
ナスは生姜焼きとかにすると美味しいですね。
一番好きなのはナス煎りかな。食欲の無い時はこれを食べるとご飯が進みます。
結構、肥料を欠かせない野菜ですね。収穫したらお礼に肥料をあげる。
子供の頃、良く聞いた話です。