長ねぎも芽を出すまでは身近で管理した方が良い野菜。手をかければ答えてくれる野菜。
お早うございます。ヒロくんです。
今日は長ねぎの効能と育て方ですが、もう何度も長ねぎの事は書いていますが、日記みたいなもので削除した記事はかなりの数になります。
「何故また書くの」と聞かれたら答えは一つです。
いまだに良く分からないからです。
苗を買ってきて植えて失敗した事は無いですね。毎年場所を変えて植えているので連作障害は無いはずですが、何故かさび病になった年がありました。
中身には影響ないとは言われましたが、やはり気になりますね。
もう直ぐ収穫が始まろうとしている2畝の長ネギを全部盗まれて、がっかりした年もありました。この年はなぜかネギ泥棒が多かった。
何度か借りている畑に種を蒔いてみましたが、まいた種から芽が出るのは半分位。
その半分もいつしか又半分位が姿を消します。
何でだろう。
後で分かりましたが、芽が出る迄水やりを欠かさないという事が出来ていなかった。芽が出ても間引いてあげないから窮屈で、おまけに養分がどんどん無くなって行く。
借りている畑で種から育てるのは無理だとやっと気が付きます。1週間に1回しか行けないのに毎日水やりが出来る訳がない。
自宅の庭で種から作る事にしました。
毎日、仕事に行く前に水やり出来るし、伸びてくれば間引きも出来ます。
それからは種を蒔いた分だけ芽が出るようになりました。
手をかけるとはこういう事か
やっと気が付きましたね。
そして、いつの間にか自前の長ネギの苗を植えるようになりましたね。野菜は手をかければきちんと育って答えてくれます。
何時のまにか一番長くお付き合いする野菜になりましたね。
種を蒔くのが3月半ば頃、苗を定植するのが6月か7月。
土寄せをしたり雑草を取ってあげたりして、食べられるようになるのが10月からです。4月迄は無くならない限り食べられます。
何と優に1年のお付き合いとなってしまいました。
長ネギってどんな野菜
生姜醤油焼きや長ねぎの和風グラタンスープ、手羽中と長ネギ甘辛煮とか数えきれないほどのレシピがありますね。
我が家ではみそ汁とか鍋物程度にしか利用されません。たまに自分で焼いて食べますが美味しいですね。
元々は薬の一つかな。子供の頃風が酷い(ひどい)と、焼いた長ねぎを手拭いでくるんで首に巻いてくれました。臭いが効くみたいですね。
長ねぎの豆知識
- 原産地はどこ 中央アジア北部、バイカル地方、中国では2000年以上前には栽培されていたとか。日本も同じ位かな。
- 何科 ヒガンバナ科
- 日本へはいつ頃伝わった 日本書紀には秋葱で登場しているが493年の頃なので、それ以前には伝わっていたと思われる。
体への効能
ネギ独特の辛味成分がありますが、それは
- 血行促進
- 疲労回復
- 殺菌作用
- 免疫力を高める 昨日の記事の免疫力は長ネギにもありますね。益々野菜を食べないといけません。バランス良くね。
といった効果がありますが、風邪の症状に効くと言わる。
また、青い部分にはカルシウムやβカロテンなどの栄養素が含まれている。
ちょっと調べたので紹介します。
【硫化アリル】血液をサラサラにします。
- 長ネギ特有な香りのもとになる辛み成分
- ねぎの白い部分に多く含まれている
- 血液の凝固を防ぎ
- 血液をサラサラにしてくれる効果
- 優れた殺菌作用、抗酸化作用がる
- さらに、血中コレステロール値をダウンさせて、動脈硬化や心臓病の予防にも効果
刻んだり加熱すると、ビタミンB1と協力して糖質をエネルギーに変えて、疲労回復を助ける効果も期待できます。
【ビタミンC】風邪予防に効く
- ねぎの緑色の部分に多く含まれる
- ストレスから体を守る働き 風邪予防にも効果が期待
- 活性酸素を消去する抗酸化作用がある
- 動脈硬化の予防にも効果がある
- 皮膚のシミやしわを防ぐ
- 傷や炎症の治りをよくする効果
- 水溶性のビタミンで熱に弱い性質があるので、生で食べるとより効果的に摂取。
【β-カロテン】生活習慣病予防にも効果
- ねぎの緑色の部分にはβ-カロテンが豊富
- 青ねぎは緑黄色野菜に分類
- 強い抗酸化作用がある
体内の活性酸素を消去して動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防に効果が期待
脂溶性の栄養素なので油と一緒に摂取すると効果的。
ざっと調べて書きましたが、この長ねぎの効能は侮れませんね。
やはり、野菜は素晴らしい。
記事中ではポットで苗作りをしていますが、根がどうしても絡まりますので深さ25㎝程度のプランターの方が良いと思われます。
ポットでも成功はしていますが、何か根が窮屈で可哀そうだなと・・・
後書き
やはり、古くから食べられている野菜は特に効能が素晴らしいですね。
長ねぎも長い間人類に貢献してきたようです。ヨーロッパにはあまり伝わらなかったようですが、この辺が今回の感染症の被害の大小が違ってくる原因かもしれませんね。
まだ研究段階ですからね。何にしても古くから良いものとされてきたのには、それなりの効能があります。野菜は特に好き嫌いをなくしてバランスよく頂きましょう。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。