辛~い唐辛子は効能も凄い。コロンブスが胡椒と間違えた?。

金曜日, 3月 15, 2024

野菜のお話と効能

コロンブスがインドと間違えてアメリカ大陸を発見。いろいろ間違えたお陰で大儲け。

お早うございます。ヒロくんです。


唐辛子の事で面白い話を聞きました。最初にその話をさせて頂きます。

コロンブスは皆さんご存知ですよね。アメリカ大陸を発見した人です。

学校で習いましたね。

ところがアメリカ大陸を発見したのは偶然で、彼は当時ヨーロッパで高値で取引されていた香辛料、特に胡椒(こしょう)に目をつけます。

彼は一儲けしようとインドへ向かって出港します。大航海時代の頃です。

ところが、彼はキューバの北、西インド諸島のカリブ海に浮かぶサン・サルバドル島にたどり着きます。

彼は大喜びしますね。インドに着いたと。


もう、お分かりですね。金儲けをしようとしてインドへ向かったコロンブスは偶然にアメリカ大陸を発見してしまったのです。それで歴史に名を残した存在となります。

でなければ、ただの金儲けに奔走(ほんそう)するおっちゃんです。

コロンブスはマルコポーロの「東方見聞録(とうほうけんぶんろく)」により黄金の国:ジパングにも興味を持っていたようです。

そう、黄金に。


当時、香辛料として胡椒(こしょう)、ナツメグ、シナモン、グローブ等が好まれたようですが、これに唐辛子も仲間入りしていく訳ですね。

これは簡単に栽培できますが何時頃から作られていたのでしょうか。



唐辛子ってどんな野菜

先程からお騒がせのコロンブスが、インドだと思い込んで近隣の島々を歩き回ります。

そして唐辛子と出会いますが、彼は胡椒だと思い込みます。

1年後、彼は胡椒と思い込んでいる唐辛子をヨーロッパに持ち帰ります。

香辛料を欲しがる人々によって高値で取引されます。

彼の間違いが原因かどうかはっきりしませんが、唐辛子の事を Red pepper と呼ぶのは、その名残ではという人がいます。

pepper とは胡椒(こしょう)のことです。

赤い胡椒ですね。


日本に伝わった当初は余りの辛さに「毒」だと思われたようです。

寒い時期の霜焼け防止にも使われたとか、漢方薬にも利用されたと聞きます。でも、今では無くてはならない香辛料として地位を確保していますね。

様々な料理にはもちろん、白菜等の漬物にも最適で、キムチなんか代表格かな。見るからに唐辛子って感じです。


私はうどんが好きですが、唐辛子をかけないうどんを食べた事がありません。

若い頃に食べた上野駅のホームの立ち食いそば屋さん。かけうどんが私の朝食でした。唐辛子が好きなのもそのせいかも。でも美味かったですね。


唐辛子の豆知識

  • 原産地はどこ 南米アマゾン流域
  • 紀元前7000年から8000年にはペルーやメキシコで栽培されていたとの事です。日本では縄文時代ですね。
  • 何科 ナス科
  • 日本へはいつ頃伝わった 諸説ありますので2、3紹介しますと

  1. 九州の種子島に鉄砲伝来とともに伝わる
  2. 日本にキリスト教を広め、利用しようとする宣教師が種を九州の有力大名に献上する
  3. 秀吉が朝鮮出兵を決め、その後に加藤清正が持ち帰る

等。色々あります。

以前は「ナンバン」と言っていたように覚えています。間違えていたらごめんなさい。

ナンバン=南蛮=ポルトガル ポルトガルから入ったように思われますが。

タレントのある人曰く、唐辛子は秀吉の軍が朝鮮に広めた。それで朝鮮の人がキムチを作る事を思いついたと。


体への効能

何といっても辛味成分の効能が素晴らしいですね。

ダイエットに効果を表す辛味成分である「カプサイシン」は特に素晴らしく

  • 体脂肪の燃焼
  • 血行の促進
  • 冷え性の予防改善
  • 高血圧の改善
  • コレストロール値の上昇を抑える
  • 食欲増進
  • 美肌効果
  • 疲労回復
  • むくみ改善

その他、色々と素晴らしい効能がありますが、摂り過ぎには注意して下さい。

何でもそうですが、特に野菜の効能は素晴らしいものが有ります。

でも、効能が凄いという事は摂り過ぎると逆効果がありますからご注意ください。


栽培時期

種蒔きは2月末~5月、苗の定植はゴールデンウイーク辺り


収穫後の保存方法

実が赤くなったら収穫ですね。

赤くなる前に青いままでも収穫出来ます。全て赤くなるまで待つと株が弱ってしまいます。

使う分を収穫した方が良いです。嬉しくなって多く収穫してしまいがちですよね。その時は1個1個をラップに包んで冷凍保存しましょう。

ラップを広げて半分片方の真ん中あたりに間隔を開けて置き、もう半分のラップを重ねます。少しラップを空気を抜くような感じで押し付けます。

後は慎重にハサミで唐辛子同士の間を切って包めば出来上がり。

それを冷凍保存しておけば結構持ちます。

使う分を取り出し自然解凍するか水で戻せばいいです。


自然乾燥

最後に大量に保存するには浅い笊に重ならないように並べて、数日、天日干しで乾燥させます。

目安は

  • 実の表面にしわが沢山出来る
  • 実を振るとカラカラと音がする

この自然乾燥が一番持ちますが、カビが生えない様に注意が必要で、しっかり乾燥させるのが大事です。

出来上がったら瓶に入れて密封しましょう。


後書き

唐辛子は好きですね。
流石にご飯にかけたりはしませんが、
私の後輩に辛い物が好きな人間がいて、一緒にうどんを食べた事があります。

見ているとどんぶりの中が見えない位に唐辛子をかけています。
見かねて注意したら
「これでも足らないんです」と言いました。

そこまでではありませんが、私も唐辛子が好きですね。
毎年の様に唐辛子を栽培していますが、在庫があるという事なので去年は作りませんでした。
あの赤い実を見たくて今年は内緒で作るかもしれません。

唐辛子の画像が見つからず、写真acさんから頂きました。
ありがとうございました。


「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 以前から四字熟語に興味があり、ブログを立ち上げてしまいました。内容が内容だけに記事作成に時間がかかると思います。

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