とは言っても、あと2、3日後と言うのが殆どです。しかもわずかだけどね。
お早うございます。ヒロくんです。
10月4日です。
毎日見ているので恥ずかしがっているのかな。少しづつしか伸びないね。これは人では無くて蔓ありインゲンの事です。
野菜にも生命があると聞いていますからね。インゲンに命があれば毎日見られると、そう感じるかもしれません。
白い花が綺麗ですね。前に咲いたところにはインゲンが出来ていますし。
この前4、5㎝になったなと思ったら15、20cmに成長しています。鉢植えと培養土でインゲンを育てるのは初めてなので、珍しくて楽しいのかもしれません。
借りていた畑ですと1週間おきですから、時には成長しすぎて見るからに不味そうになったのを見て、ガッカリしますね。
その点、毎日見られますからね。楽しい物です。表面が乾いているかなと感じると水やりをしなくてはいけません。過保護ですが何しろ鉢ですからね。
言葉悪く言えば垂れ流しですので、水が無くなるのは直ぐです。今日もジョーロを持って行って水やりをします。理由は昨日かけなかったからです。
折れた蔓ありインゲン。小づるが伸びてきたが復活するか。
一安心ですね。秋にも蔓ありインゲンは栽培できると知り、有効期限10カ月過ぎの種を蒔いたのが8月22日でした。
1年半くらい過ぎても芽は出るだろうと変な自信をつけて蒔きました。そして芽が出て順調に伸びて、まだまだ使えることを実証してくれました。
しかも初めての鉢植えです。
順調だったインゲンに異変がありました。
それは9月9日だったかな。夜に強風が吹いた日です。鉢は倒れて3本のつるの内2本の先端が折れました。
という訳で、何とか子づるが伸びてこないものかと期待していました。昨日、見ますと折れた先端はようやく細い繊維で繋がっているだけでした。
先端はもう駄目ですね。
でも、子づるが途中から伸びて支柱に絡みついていたのに気が付き、我が目を疑いました。薄暗い夕方でしたので、水を根元に注いで家に入りましたが嬉しかったですね。
たわんだ蔓を直してあげなくては
翌朝、目が覚めてから思いましたね。せっかく新しい子づるが出たのだから見栄えを良くしてあげようと。
最初の先端が折れて、支柱に絡みついていたつるも下の方でたわんでいます。先端が折れる前は全体を上の方に引っ張っていたんですね。
カボチャみたいに、ひげづるが支柱に絡みついて固定する能力はないようです。このままではせっかく伸びた子づるが重くて大変です。
支柱に巻き付くより下の重みを支えるので精一杯です。
これを何ヵ所か紐でトマトみたいに固定してあげることにします。その際、また新たに折らないように気を付けないとね。
つるに優しく回して、支柱に強く結ぶ
このようにすればつるにストレスをかけないし、余程の事が無い限り折れることは無いでしょう。長年の経験が役に立ってきました。
これをつるを緩く(ゆるく)伸ばしながら、支柱に絡めて下の方で結んでみました。良い感じですね。こんな感じで上の方へ順次結びました。
途中でづり落ちないか確かめながら4カ所ほど結ぶと先端に近くなりました。これで、せっかく出来た子づるも楽になるでしょう。
折れた2本とも結び終わりました。やっと普通の状態に戻りましたね。一安心です。
やはり、つるの節に葉が出来るとその根元辺りから子づるが伸びて来ますね。気長に待っていて良かったです。
そんな感じでやっと正常な形に戻ることが出来ました。あとは収穫が楽しみです。
インゲンを少しだけ収穫
そんな訳で20㎝近くなったものだけを収穫しました。今のところ上手く行っていますので、雨が続いた後にかなり大きくなっている可能性があります。
土植の場合はそうです。培養土はどうなるのかな。
昨日、パラパラと追肥をしておきました。ジョーロと違い、降り続く雨の効果はけた違いですからね。
でも、マメ科なので肥料は少なめの方が良いはずですね。
いっぺんに太く大きくなるかもしれません。ただ問題は気温ですね。未確認情報では突然11月の気温になるそうです。
ほんの少しですね。これだけでは何の料理にも使えません。早まったかも。でも本当に短時間で太く硬くなりますからね。
本来は実を大きくしてインゲン豆として食べていたものですからね。さやが軟いうちに一緒に食べるようになったのは近代に入ってからかな。
あっ、これは春蒔きの場合ですね。初めての挑戦の夏蒔きではどうなるんでしょう。
これもまた楽しみです。
後日、待望のインゲンが大きく成長し沢山収穫出来ました。
私の夏蒔インゲンは色々な困難がありましたが、慌てないで考え付く限りの事をしてあげた結果、インゲンも答えてくれました。
これからしばらくインゲンの味を楽しめます。
取り合えずインゲンの夏蒔きは成功です。
後書き
必ず子づるが生えて来ると確信を持っていましたが、出てきても伸びないし、若しかしてこのままインゲンが出来るのかなー、と思ったりもしました。
長年、家庭菜園をしてきて色んな事がありましたが、虫とか強風とかでもいろんな被害がありました。
その時は慌てますが、後から思い出すと一つの結論みたいなものが浮かんできます。
それは
野菜は意外と強い
という事です。
野菜は子葉(双葉)が出来、本葉が出来ると丈夫になりますね。と言うより再生力がつくと言った方が良いかな。
葉の根元に芽になる基礎が出来るみたいです。
インゲンもそうですが、葉が出来ると葉の根元に脇芽が出来ます。先端が虫に食べられたり、今回の様に折れたりすると、何かの指示が脇芽に届くみたいです。
それで脇芽が伸びて先端の代わりを務めます。
本当に良く出来ていると思いますね。
考えてみるとキュウリもトマト、カボチャも親づるが駄目になると脇芽が伸び子づるを伸ばし役目を果たします。
極端なのが「分けつ長ネギ」ですね。1本のネギの根元から10本以上の新しい芽が出来てネギとなっていきます。
気を付けなくてはいけないのは、子葉が出来た段階で虫とかに齧られ(かじられ)るとアウトですね。
猶更、芽だしから本葉が出来るまでは、虫に対する備えを盤石にする必要があります。それでも、ある程度大きくなっても「根切り虫」にやられたりしますからね。
特に毎年異常な暑さになりますから、ますます害虫の被害は増えると思います。
出来る範囲で頑張るしかないですが。