本葉4枚に成長した玉レタスを定植後に、まとめて防虫ネットで覆う

土曜日, 4月 27, 2024

2024年春.球レタスの栽培記録

地面に小さな穴が目立つが虫が出て来た証し。畝に害虫がいない今のうちに防虫ネットを張る。

お早うございます。ヒロくんです。


長ねぎ類と同じ日に種を蒔いた球レタスが本葉4枚になりました。正確には3.5枚ですが定植します。

最近、庭の地面にモグラが出てきた様な小さな穴があります。穴と言っても細かい泡の様な土が盛り上がっているだけなんですが、これは虫が出てきた跡です。

この庭はセミが多いですが、同じ様な形のものが7月になると多くなります。なので見慣れてしまったんですね。

土の中にいる虫って何でしょうね。ネクイムシ等なんでしょうか。恐らく夜中のうちに這い出して来るんでしょうが。


まず定植する場所の害虫の有無を確認

そんな訳で、球レタスを定植する場所を掘り返して害虫がいるかどうか確かめないと不安ですよね。それで確認する事にします。


この場所の左は先に種を蒔いた小カブが芽を出しており、右側は大根ですね。これらの場所も事前に確かめてあります。

この2ヶ所は陳皮をまいたお陰なのか害虫はいませんでした。

真ん中が今回の球レタスの場所です。

早速、移植ゴテで深く刺して土を表側に持ってきます。それをいちいちコで掘っ散らして虫の有無を確かめます。

掘り返してみる

地道な作業ですが、これをしないと直ぐに根を切られます。切られてから泣いても遅いですからね。

ジーッと見ては隣を同じ様に掘り返して移植ゴテの先で細かく調べます。少し手を休めて見ていれば虫は必ず動き出します。

掘り上げて直ぐには動きませんので、ここが虫探しの大事なところです。

動くと土が取れて虫の姿が現れますからね。

コガネムシの幼虫は真っ白ですから直ぐに分かります。土色した虫は動かないと分かりませんので我慢比べですね。


植える場所の印を付けると作業が楽になる

結果、害虫はいませんでしたので安心して定植の準備にかかります。まずは土を戻し、塩ビ管で均(なら)して元の状態に復元します。

均すと泥の跳ね返りも少なくなる


何でもそうですが、特に野菜は均等に植えておくと見た目が綺麗ですね。

私の唯一の野菜栽培のお師匠さんがよく言っていました。

「野菜は何時も綺麗に、綺麗に」

仙台長ねぎの植え方を教えてくれたのもこの人で、今は空の上に住んでいます。


支柱を利用して線を引く

玉レタスの苗は間引きが終わっていて、現在8個ですが1個だけ間引き忘れの小さめのがあります。これだけ本葉は2枚ですね。

捨てるのも可哀相なのでこれも加えます。

畝幅は60㎝ですので縦、横20㎝間隔で植えますから丁度9個植えられます。1ヶ所でも空くよりは良いですね。

チョット微調整が必要ですね。

曲がりを直してからですが、支柱の線の交点が植え場所になります。


小さな穴を掘って水を注ぐ

交点の所に指で穴を掘って行きますが5㎝くらいは欲しいですね。根は結構伸びていると思います。

その植穴に水を注ぎますが、その水が完全に引くまで待ちます。

ジョウロで水を入れる。


昨日の雨で畝の中が湿っていて水はけが悪くなっているのでは、と思いましたがスーッと引いていきますね。

安心です。


苗を入れるが1トレイに2個なので慎重に離す

トレイから出して見るとトレイの内側に沿って白い根が回っていますが、思っていたより長いですね。

慎重に取ってね

慎重に解く感じで分けて行きますが、ここはのんびりいかないと根を切ってしまいます。画像に撮れる状態では無いのでありませんが。

分かれたら土を落とさない様にしてそのまま植えます。

左指で高さを測って、良いところで止めて右指で土を寄せます。最後に強く土を押さえて定植終了です。

残りも同じようにして植えつけますが、ここは本当にのんびりやりましょう。


最後に水やりをして9個分の定植終了

こんな感じで移植していきますが、根を解く時は本当に気を使います。せっかちにやると1ヶ月強の努力が無駄になります。
優しく、優しくですね。

本当はもっと小さい288個の玉ねぎの苗を植えるトレイの方が、抜いてそのまま植えられますから楽ですよね。
ところが、そのトレイは何時も行っているホームセンターには売っていません。それに種が古かったので一粒づつでは不安でした。
結果は1トレイに7、8粒蒔いたのですが、芽が出たのは3割程度でしたね。
多く蒔いて正解でした。


ちょっと位置がずれたのが1個ありますが、まあまあ均等に植えられました。


防虫ネットを張り、害虫予防をする

定植する前から決めていた事があります。

それは防虫ネットを張る事です。新たな虫を寄せ付けない為ですが、敵は殆ど空からやってきます。

それを防ぐには防虫ネットしかありません。

若し、土の中に害虫が潜んでいれば、その害虫にとっては天国で、野菜や私にとっては地獄になります。

そんな事を気にしている場合では無いので、早速ネットを張りました。

まず支柱は背の高くなる大根の方に高い支柱を2本用意し、他は低いのにしました。大根の葉になるべくストレスをかけない為です。

ネットを張ると畑の雰囲気が変わりますね。

一方を土で覆い、他はレンガで押さえました。足らないところは石も利用しましたが。これは全て土で覆うと、開ける時にどうしても土が苗にかかるんですね。

狭いネットの中で苗の土を払うというのは、とても大変な作業です。

この様に押さえれば蝶々は入ってこれないでしょう。ネットの縁にキンチョールでもかけておきましょうか。


後書き

玉レタスの定植はこれで終わりましたが、9個も作ってどうするんでしょうね。同じ時期に結球しますから冷蔵庫に入れられるのは4個位かな。

玉レタスは、収穫時期が少し過ぎると腐ってきますから大急ぎでお裾分けですね。

この辺は苗を育てる前から気にしていたのですが、まあ仕方がありません。種が新しくても絶対芽が出ることは無いでしょうからね。


玉レタスは長ネギ等の種を蒔いた時にトレイが余ったので蒔いてみましたが、記事にしていませんでした。

期限切れの種だったので当てにしていなかったのかもしれません。

蒔き方は同じですのでその時の記事を貼っておきます。

それにしても今年は虫の害がなく、美味しく食べられることを願っています。

畑も大分うまってきました。


問題は夏に植える時ですね。猛暑が気になりますが専業農家でも去年は大変な目に合いましたよね。

私が論ずるところではないような気がしますが、出来れば日陰を作ってあげたい。


「2024年春.球レタスの栽培記録」をまとめています。宜しければどうぞ。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 今回、家庭菜園のブログの中で日記帳の物を他の物と混ぜて別ブログとして立ち上げました。その中では書きたい事を遠慮なく書くつもりです。

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