長ねぎが枯れていて元気がない時は、昔ながらのあの白い粉。本当に効くのかな。
お早うございます。ヒロくんです。
長ねぎ、私の場合は分けつ長ねぎもですが様子が変な時がありました。それに枯れているのが目立ってきました。
肥料が足りないのかな。でも普通の長ネギも肥料は余り入れているのを見た事が無い。一度NHKの番組の通り肥料を入れてみたら大失敗。
それからはたまに溝の脇に化成肥料をパラパラとまく程度です。
そのやり方の方が上手くいきますね。土壌が団粒構造になってさえいれば肥料は二の次かも知れません。
長ねぎは畑の残留肥料で間に合うのかも。と、思ったほどです。
「長ねぎは肥料はいらねえから」
農家の人の言う通りです。
やり方が良いのか悪いのか、判断がつかないまま経過
でも、家の分けつ長ねぎは、最近青々しているところを見た事がありません。ちょっと良いなと思うと枯れ始める。全体では無いんですけどね。
やり方は借りている畑の時と同じで、違うのは間に雑草と化成肥料を少しまいてから土寄せをした事。これはたまたま見た記事の通りやってみた事です。
何しろ手本とする記事を見つけたのは、これだけです。それは今でも同じ。
参考にした記事を思い出す。白い粉をまいていた
あれは消石灰だったのでは、消石灰とは小学校のグラウンド等でラインを引く時の白い粉です。
今は分かりませんが以前はプールの水を引いて掃除する時には、消石灰をまいてデッキブラシでゴシゴシ洗ったものです。
ヌルッとした水垢を落とし、消毒も兼ねていました。
豚コレラとか鳥インフルとかの疫病の発生時にまいているのは石灰ですよね。病原体駆除には良い様です。
画像の中で女性が白い粉をまいたのは消石灰だと思いますね。
苦土石灰なら追肥の時にまくのは考えられません。栽培前の土作りの最初に土壌の酸性度合いを調節の為に使用するのが普通です。
消石灰であれば理解できます。何しろ株の間に雑草や野菜クズを置いてましたから。それらが腐ってくる際に病原体や害虫を出さない様に消石灰をまいた。
と、理解する事にしました。
私も訳も分からづに雑草を抜くと、その後もたまに株間に入れてましたから。
ねっ、枯れているのが目立つでしょう。
これが株分けした元の物が新しい葉の肥料元となり、枯れて行くのでしたら心配は無いんですけどね。長ねぎなんかはそうですからね。
分けつの場合はネギ坊主を取った後が綺麗に塞がれてしまいますからね。長ねぎだとその中から新しい葉が出てきますよね。
消石灰とは何だろう
中身が分からないと話になりませんね。ただ、子供の頃から目に入ると失明する恐れがあると聞いていました。白い粉の中身は何でしょう。
原料は石灰岩ですね。
- 石灰岩を粉々にしたのが重質炭酸カルシウム=CaCO3
- 重質炭酸カルシウムを炉で焼いたものが生石灰=CaO
- 生石灰に水を加えて消化、熟成させたものが消石灰=Ca(OH)2
科学の時間になってしまいましたね。数字を小さく出来ないのが辛い。
消石灰は酸度調節に使う
野菜作りの土壌の酸度を調節するために使います。
ご存知の通り日本は雨が多いために酸性に傾いている土壌が多いですね。カルシウム(石灰)やマグネシウム(苦土)が流されてしまいます。
それを調節するために使います。
消石灰をまく前に土壌の酸度を知る
ご自分の土壌の状態を知らないとまく量が決められません。中には、まかなくても良い場合もあります。
酸度計やPH試験紙で測る必要がりますが、ホームセンターで売っています。でも、お持ちの方のをお借りするか計って貰っても良いでしょうね。
計る際は地表では無く5㎝~10㎝の深さの土を使って下さい。
酸性に傾いている土壌に良く生える雑草があります。オオバコとかスギナですね。余談ですが家庭菜園をしている仲間の畑を見ると多いですね。私のもですが(笑。
住んでいる地域は水はけが悪く、その為に仙台曲がりねぎが出来たくらいですからね。
オオバコなんか白菜やニンジンの葉の間からよく出ていますし、スギナは放っておくとドン
ドン増えて行きますね。地下茎なのであっという間に増えて厄介な事になります。
見つけたら根こそぎ抜かないと駄目ですね。
基本畑の雑草は根ごと抜きます。
私が消石灰をまこうとしているのは
ご自分の畑のphが分かったら、それを補うために消石灰をまきます。最近は苦土石灰が主流ですが。
これは、あくまでも消石灰の事を知りたくて、調べて書いています。まく量が検索すれば手軽に分かる苦土石灰をお使いになった方が良いと思います。
一番安心なのは有機石灰ですね。多少まき過ぎても悪影響が極少ないです。
私は分けつ長ねぎが病気かも思って消石灰をまこうとしています。ネギの病気に対しては知識としいてはこれしか無いからです。
農薬はまきたくないですから。それに高い擁壁の上に分けつ長ねぎを植えています。なので水はけが良すぎるきらいがありますね。
それで最近の大雨でカルシウムやマグネシウムが流れて、かなり酸性に傾いているのではと思ったからです。土も見るからに乾燥していますしね。
何しろ、白いところが全然伸びないので、溝が埋まっていません。強く雨が降れば溜まってしまいますね。
溜まっても直ぐに抜けて行きますので、水はけがかなり良い様です。
意を決して消石灰をまく
借りている畑で長ねぎが赤錆病になった時がありました。
一緒に菜園をしている叔母さんの長ネギも同じで、対策として消石灰をまいたのを後から知りました。
その人の実家は農家で結構野菜作りの上手な人でした。
私も真似をして、長ネギやその後手に入れた分けつ長ねぎにかけた事がありましたが別に異常は無かったですね。
酷かった赤錆も和らいできた記憶はあります。
赤錆病になってもネギは食べて大丈夫らしいです。でも絶対という事はこの世にありませんから自己責任でお願いします。
頭からかけると前に教わった事があります。
でも頭の方はさらっとかけました。多くても何れは風で落ちますからね。根元も別に厚くかけた訳では無く、ごく普通です。
こんな感じですね。
参考にした記事の画像では、もっと大量にまいていました。何か違和感を感じて私はそれだけは真似をしませんでしたが。
でも、今日、ついにやっちゃいました。
ある人の記事によると
「消石灰をネギにまくと根を痛める」と書いてありました。
苦土石灰が主流になる前は消石灰を農家の人は使っていましたが、そんな話は聞いた事がありません。
分からない事があって検索すると、相反する意見を目にするのは日常茶飯事です。
私みたいな農家出身でない素人は、どうしても農家の人の意見を重用します。言う通りやって失敗した事がありませんからね。
気がかりな事は代わりが無いから
分けつ長ねぎはこれだけです。前にお知らせしましたがこの畑の別な場所で植えたものは、長ねぎも分けつ長ねぎも共に腐れてしまいました。残っているのはこれだけです。原因は主に水はけが悪かったのか、何かの病気か素人には分かりません。
多分、水はけが悪いのが原因と思います。
これが駄目になれば、もう分けつ長ねぎの記事はかけなくなりますね。そんな事よりも何としても元気にしてあげなくてはなりません。
出来れば生態が分かるまで見守ってあげたいです。身近なところにあれば何時でもチェック出来ますからね。
1年間通しての記録が出来れば良いなと思っています。その為にも白いところを延ばしたいですね。ズーッと土寄せが出来ないままです。
坊主知らずの記事は多いですけれど、ネギ坊主が出来る分けつネギの記事は相変わらづ少ないですね。
とにかく元気になって伸びて欲しいな。
追伸
以前、記事に書いたと思いますが分けつする長ネギは今年の猛暑で全滅しました。
一度にでは無くて徐々に姿を消しましたが、見ているのが辛かったですね。
その時の記事です。何かの参考になればと思います。
分けつ長ネギが猛暑の中で姿を消す。何代目で途絶えたのだろう。
友人から戴いた貴重な苗でしたが仕方がありません。
来年、種から育ててみようと思いますが、長ネギのやり方でいきます。
上手く行けば定植は夏ごろですね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。