これでウイルス性病原体の殺菌が出来るとは思わないが、何もしないよりはましかも。
物凄く寒くて毎日のように雪が降りました。
とは、いっても日本海側や雪の多かった地方と比べたら申し訳なくて話題にも出来ませんね。
これからは急激な雪解けが始まりそうですから、高く集められた雪や屋根の雪下ろし等には十分お気をつけ下さい。
ところで昨年はアリの大群を甘く見てしまった様で、畑の一部がモザイク病の様な状態になりました。
どうも素人には手の出しようのないウイルス性の病気らしくて、その場所に植えたジャガイモや大根等は人に見せられる状態では無かったですね。
何か対策は無いものかと色々調べましたが、まずありませんでした。でも、なにもしない訳にはいきませんので色々考えた末に、冬に向かって土壌対策を行おうと決めました。
その時の記事がありますので宜しかったらお読みください。
そんな訳で、これから寒くなるぞと言う時期に荒起こしをしました。丁度良い具合にそれから気温が下がり、久し振りの多めの雪が降り続きました。
いくらウイルス性でも最近までの寒さや雪で少しは弱まっているのでは。と、淡い期待を抱いています。
気休めかも知れないが消石灰での消毒を試みる
武漢コロナも寒さも暑さも関係なく世界中に広まりましたから、余り期待は出来ませんが少しは効果があるだろうと第二弾を始めます。
今日は2月というのに11℃位になるらしいので作業は楽かと思います。でも朝方は空気が冷たいですね。雪もすっかり溶けていますが。
今日は作業するにもってこいの天気です。
問題の区画も、荒起こしをした当初はカチンコチンに固く凍っていましたが、最近の高めの気温ですっかりほぐれていますネ。
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固さも取れて、土も良い状態 |
直ぐにでも種を蒔きたくなる様な良い状態です。もう病原体は死んでいるのではと甘い観測をしたくなります。
でも、そんなに軟な連中では無いはずですね。
消石灰を多めに撒く
この畑で使っているスコップ等の道具も消毒しないといけないそうですが、今日の消石灰が付くので消毒にはなるはずです。
アリや虫が土台の中へ入らない様に風通しの鉄格子の周辺に撒いている消石灰がありますので、それを撒きます。
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消石灰を散布 |
最初は移植ゴテで土と混ぜ合わせる
初めのうちは移植ゴテで土と混ぜ合わせました。その後、鍬で混ぜますが慎重にやったので服も汚れず、口にも入ってきませんでした。
まあ、狭いからこの様なやり方で出来るんですが広い畑では風の無い日を選んでやらないと近所迷惑にもなりますね。
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静かに混ぜ合わせます |
何度か繰り返して混ぜ合わせましたが、こんなもんで良いのかな。
最後にたっぷりと水をかける
これで終わりじゃないんですね。
最後に水をかけないと効果が無いそうです。勿論、普通の害虫退治の場合ですが、ウイルス性の病原体にもこれで幾らか効くと良いのですが。
水で濡れた消石灰が土の中に沁み通って行かせるのが狙いです。
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ジョウロでタップリとかけます |
後書き
この作業は、あくまでも私の我流です。
前回の寒い時期での荒起こしと、今日の消石灰散布で私のモザイク病対策はお終いです。
効く薬は無いという病原体ですが、農家の人も何もしないで荒れ地にしているだけとは思えません。
何らかの対策を昔からしてきたはずです。
私の作業の内容と似たようなことをやってきたのだと思います。出来れば焚き火をしたいところですが住宅地では厳禁です。
しかも県内で山火事が一向に衰えず大変な事になりそうです。初期体側が甘かった様ですし、何しろ山ですからね。
多分熊もいるところですから陸地での消防も大変です。