可愛そうにご飯あげてないから痩せている。そのように言われそうなネギ類に今年最後の美味しい食事?。
お早うございます。ヒロくんです。
畑には3種類の長ネギが植えてあり、坊主知らずも一応長ネギとして位置づけられています。
以前、仕事の仲間から頂いた坊主知らずねぎ、
「1本から10本以上に増えるんだよ」
半信半疑で植えたところ次第に数を増やし、確かに10本以上に増えました。
正に魔法を見ている様なショックを受けました。
世の中には知らない事がまだまだある。
頂いたのは東日本大震災の後でしたね。3年前に借りていた畑を返上して庭の小さな畑だけの家庭菜園となりました。
その際に坊主知らずネギも普通の一本ネギも庭の畑へお引越し。ところが畑の土が合わなかったのか少しづつ姿を消し、遂には全滅しました。
今年に入り「汐止めねぎ」の画像を見ると、頂いた分けつする長ネギに似ていると気が付き種を購入しました。
勿論、地域のホームセンターでは売っていないので通販で購入。ついでに普通の一本長ネギである「石倉一本太ネギ」も購入して種を蒔きました。
30日位経った頃に感じたのですが、分けつする「汐止めねぎ」の出芽がほんの少しで、「石倉一本太ネギ」の方は100本以上は軽く出芽しています。
そして次に気づいたのは細い事ですね。痩せっぽちでした。
その時の記事です。読んで頂けると嬉しいです。
と言う訳で生育不足が気になりだした頃ですね。でも使用した培養土は他の物とは違い肥料を多く含んでいます。
庭の長ネギは痩せっぽち
その未熟な苗も定植する時期が来てしまいます。でも、そうすれば元肥も効いてきて太るのではないか。と、いう淡い期待がありました。
でも、ダメですね。
借りていた畑ではお店に出しても十分売れる様な長ネギを毎年作っていました。
この差は何なんだろう。
丁度、この頃始めた化成肥料から炭化鶏糞に変えたせいかもしれない。
それとも、種がこの地域に合わなかったのかも。
種を売っているのは和歌山県ですが宮城と比べたら南国に近いですよね。
なので、地域のホーマックでは売っていないのは土地に合わないから。でも頂いた分けつ長ネギは宮城県の北部の物です。
通常の長ネギはともかく、分けつするネギの種は見た事がありません。
この辺が謎ですが、店長が単に存在を知らないのかもしれません。
今はどうか分かりませんが・・・。
yahooプリマで苗を見つけ購入
普通の長ネギでも少し遅れると苗は売り切れです。残っていたとしてもお金を払う程の状態ではありません。
いくら長ねぎは丈夫だと言っても限度があります。
乾燥ねぎとか言って完全に乾いた様な苗を植える事も有る様ですが、見た事もありません。
何気なくパソコンを見ていると、「坊主知らずねぎ」のCMが出ていました。
日本ではそう呼ぶのが常識らしいですが、私は知らないので勝手に「分けつ長ネギ」と呼んでいました。
ネギ坊主が出来て、それを見てしまったからです。
それで気になって見たのですが、ここは売主と飼い主が値段の交渉が出来る様で、値段には送料も入っています。
Amazonとか楽天等ですと小さな庭の畑では1年分の苗が買えそうな金額になりますが、ここではその半分位ですね。
それで、度々プリマのCMが現れるので何気なくクーポンを手に入れていました。
なので約半額です。大手の通販から見たら約4分の1の値段です。
買わない手は無いですね。しかも喉から手が出るほど欲しかった坊主知らずねぎです。
坊主知らずネギも一緒に定植
購入した坊主知らずねぎは10本で、1本1本を分けた状態での数です。
それを植える為に種から育てた細いネギの傍に溝を掘り、植えました。
全て痩せっぽちなのでガッカリ
それから大分経ちましたが坊主知らずも痩せっぽちになってしまいました。種から育てたネギも貧弱のままです。
「汐止めねぎは」残っているのは先程の画像の右端だけです。10本位でしょうか。中央の2列が苗で購入した分けつ長ネギで、これは姿を消したものはありません。
残りの左端の列が「石倉一本太ネギ」ですが、これも随分姿を消しましたね。
総じて痩せっぽちです。
まるでご飯を上げていない様に見えます。
その頃の記事ですが、読んで頂けると本当に励みになります。
丁度、日本中強い雨で石川県などは震災から全然復興していない状態でしたね。
その大変な状態なのに避難していた仮設住宅迄床上浸水になり、言葉もかけられない程の悲惨さでした。
土地が無かったとの事ですが、もっと、かさ上げしないといけない。素人でも思います。
ネギを抜き畝も乾かす
庭の畑も沼と化した様な感じでしたが、雨が止むと水は直ぐに引きました。水はけは良い様です。
ところがネギの所は溝のままですから湿ったままです。濡れたままなので、このままでは根腐れして全滅する。
そう思い、晴れた日にネギを全て抜いて畝を作り直しました。
目的は
- 畝の土を乾かす
- ねぎの根を乾かす
為です。
苗は根元を中心に新聞紙でくるみ、畝が十分乾くまで日陰に置いておきました。
植え替えて初めてのまともな追肥
晴天が続いたお陰で畝も乾きましたので新たに畝作り開始です。
溝も掘り、苗も濡れネズミ状態を出して良い感じになりましたので植え替えました。
この後に葉を分かれ目から20㎝位の所で切りました。長いままですと風で傾いた時に他の苗の葉と絡んでしまい直すのが大変だからです。
切ったところから新しい葉が出て来るのかなと思っていたら、切り口が黄色く枯れて塞がってきました。まだこのままで成長する様です。
植え替える前から切ろうかと悩んでいたのですが、本当に背丈は十分位に育っています。横幅が問題なのです。
それから2週間経ちました。
その間に多少は雨が降りましたが、一度乾燥させているし元々水はけは良いので直ぐに土は乾いて普通の状態になります。
追肥をしましょう。
土を持つていない土手に発酵鶏糞を一握りばらまき、土と良く混ぜてから溝に入れました。こうすれば鶏糞でも問題は無いはずです。
今回は2列で間に合いましたね。坊主知らずは幅を取って植えていたのですが、痩せっぽちで余り関係なさそうなので狭めました。
それでも普通の長ネギよりも倍は離してありますよ。
それなりに今まで追肥と土寄せはしてきましたが、痩せっぽちが解消されていないので効果は無かったですね。
この畝の作り直しと追肥で、何とか普通の太さになって冬を越してもらいたいです。
まとめ
種から育てたところから、おさらいをして坊主知らずの記事を書きました。色々と手を尽くしましたが何時迄も全て痩せっぽちで困っています。
畝に養分が足らなかったのか苦土石灰が不足しているのかもしれません。それは鶏糞を使い始めた為ですが、それだけで無いような気がします。
何しろもう直ぐ冬です。あと何回追肥できるか分かりませんが、冬を乗り越える体力を付けさせる為には少しでも太くしなければなりません。
逆に「痩せは丈夫だから」と言った何処ぞのおばさんの言葉に期待したいものです。
何か大事な事が抜けているのかもしれませんね。アドバイスを頂けたら嬉しいです。