毎年必ずいるこの虫は何故出て来るのだろうか。大きくなってからでは捕まえるしかないが俺は苦手。
お早うございます。ヒロくんです。
この前に追肥をしたばかりの白菜に食害の形跡が一杯。特に両端が酷い(ひどい)ですね。今まで白菜を食害するのはヨトウムシだと思っていました。
でも、頭のどこかで「あれはナメクジだよ」と言う声が聞こえていました。
今日、白菜を見ると結構食べられていますので必ず何かいますね。このままでは本格的に結球する前に芯が食べられたらお終いです。
オルトランは撒いたのですが突破されたみたいです。古いもので余り期待はしていませんでしたが。
これはヨトウムシでは無くナメクジだ。
割りばしを持って退治する事にしました。
葉の裏表を念入りに見ましたがいませんが、でも絶対いるはずです。段々中心に近くなってきましたが葉が折り重なっています。
撒き始めたんですが中にいる場合もあります。以前ですが、立派に結球して喜んで収穫しますが、調理をしているキッチンから叫び声が。
そう、最後の一枚の所に大きなナメクジがいる事があります。
あれはこの様に巻き始めてから中心に入り込みます。なのでフンを見つけたら葉を折らない様にして確かめないといけません。
中心に入り込めないと、葉の一番下にいますから割りばしで掴むしかありません。結構大きくて嫌なものです。
土を落とす為に水をかけたら水溜りの中にいた
防虫ネットの裾は土で押さえています。めくる時にどうしても土が落ちますね。何個か目を見ていると中心に小さな土の塊が落ちています。
これは拙いと思いジョウロで水をかけて流しました。
すると一瞬ですが成長点の辺りが水溜りになり、何か丸い物が浮いてきました。
ナメクジです。
しかも大きく、気持ち悪い。
どうも私は子供の頃からナメクジが苦手です。
割りばしで掴んで畑の外へ放り投げ、即、潰しました。直ぐに始末しないでいると仏心が起きますからね。
二匹目は芯の近くの葉の裏側にいた
次の白菜も同じ様に外葉から丹念に調べますが、いませんね。でも葉が巻いているすぐ外側の葉の裏側をめくると、
いましたね。大きいのが。
割りばしで掴もうとしたら落ちてしまいました。何度も繰り返すのですが中々掴めません。ナメクジも掴るもんかと逃げますね。のろいですけど。
やっと捕まえて同じ様に処分しました。
後は幾ら探してもいませんね。葉が食べられているのは別な虫かな。
ナメクジが好きな環境に、知らない内になってしまう
ナメクジは風通しの悪い湿った場所が大好きです。
白菜の畝は段々葉が大きくなっても、他の野菜の様に葉を間引いて風通しを良くする為に葉を取ることは出来ません。
白菜の外葉は、出来るだけ大きく育てないと良いものに育ちませんから取る訳にはいきませんね。
なので日陰になり風通しが悪くなりますから、どうしても寄ってきます。
結球して大きくなって来ると収穫が始まり、越冬するものは外側の葉も集めて坊主縛りをします。ここでやっと風通しが良くなります。
中にナメクジがいてももう何も出来ません。
ナメクジにとっては湿り気があり、周りは美味しく食べきれない白菜の部屋ですから最高の居心地です。
ナメクジの駆除はどうする
昔からナメクジには塩をかけると良いと言いますね。
ところが塩をかけても小さくなるだけで本体は生きています。これは何年か前にテレビの番組で初めて知りましたがカルチャーショックでしたね。
では、どうしたら良いのでしょう。
作る数を少なくする
私みたいな狭い畑で作る時に考えられるのは、白菜の数を少なくする事ですね。
2条植は止めて1条にする
借りていた広い畑では2つの畝に1列づつ白菜を作っていました。なので列はともかく前後は何も無いので風通しは良かったですね。
庭の畑では、数が欲しくて2条植えにしていましたが次回からは1条にします。
現実的には良さそうなのを残して、後は間引いて風通しを良くする。農薬を使うよりはまず環境を変える事ですね。
割りばしで捕まえる
私みたいな無農薬栽培の場合は割りばしで捕まえるしかありません。防虫ネットを初めから張っても侵入されましたから、これしかありません。
その為にも毎日点検する必要がありますね。
後書き
結局欲張りなんですね。
狭い畑では狭いなりの収穫量で我慢するしかありません。広い畑で数多く作っていたのを何時までも引きずっては駄目だと痛感させられました。
それに、どうしても虫探しや追肥の時に無理をしますから外葉を折ってしまいがちです。今日も何枚か折ってしまいました。
数は少なくても良いから良いものを作ろう。
それと割りばしよりピンセットの方が良いかもしれません。先が細いですから中に潜り込まれても使えやすいでしょう。
逆に葉を傷つけやすくなりますが、注意すれば何とかなるでしょう。
その方が害虫にも対処しやすいです。