間引くと結構な大きさに成長。毎年梅干しを提供してくれて有り難う。美味しく頂いています。
今日は我が家の庭に初めからある梅の木のお話です。この記事を書き始めたのは冬真っただ中の頃です。
玉ねぎの苗が雪に埋まっています。
今、小さい地震が起きましたね。調べると日向灘でマグニチュードは4.5ですが気になります。こちらも台風が来るみたいで雲の流れが速いですが、東から西へ流れています。
やはり来そうですね。
話を戻します。
雪の少ない地域の人が羨ましいですね。東京なんか降ってもすぐに溶けるでしょうから農作業が出来ますね。
こちらはご覧の通りの有様で何にも出来ません。
雪も水分ですから暫くは水やりは必要ないですね。気温が高めなので凍らないので少しはホッとしています。
そんな訳で何にも出来ませんから、庭にある梅の木の事でも書こうと思います。例によって埋もれていた記事ですが、少しリライトします。
庭の梅の木
家の庭には梅の木があります。この家を作って直ぐに造園屋さんが苗木で植えたものです。30年は過ぎてますね。
前の家から持ってきたんだったかな、どうも定かではありません。
丁度フェンス側にあるので落ち葉が下のお宅に落ちていきます。
毎年、秋になると箒を持って行って掃除するのが日課となりました。かみさんがです。
そんな訳で家の誰かさんが派手に枝を切ってしまいました。
整枝では無く只、落ち葉を少なくする為にです。
その後何年かは少ししか実をつけませんでしたが、今ではかなりな実をつけるまでになりました。
それでは庭の小さな畑の入り口脇に立っている最古参の梅の木の話しをお聞きください。
桜が咲くころに家の梅も開花する
家の梅はどういう訳か桜の開花と同じ頃に開花します。
桜と違い白い小さな花が何とも言えませんね。桜も好きですが庭で梅を見るようになってからは梅も好きになりましたね。
近くに遊歩道があり、その先には大きな公園があります。バス道路からも桜の木が見えますから開花すると分かりますね。
桜が咲いたと気づいて庭に行くと梅も咲いていますから、両方の花見が同時に出来ます。それと開花するとジャガイモの植え付けをします。
昔からの言い伝えで「梅の開花がジャガイモの種芋を植え付ける」合図になります。
梅の蕾(つぼみ)が見えて来ると畑仕事の始まりです
春の訪れを告げる梅の開花は今年の野菜作りのスタートを告げてくれます。
とは言っても3月の初め頃からポットでの種蒔きが始まっていますから、土を相手の畑仕事が出来る季節になったという事です。
何となく心がウキウキしてきますね。
最近は何か一つでも良いから今迄植えた事のない野菜を育ててみようと思っています。
5年前は「甜瓜(まくわうり)」
4年前は「分けつ長ねぎ」
2年前は「小玉スイカ」と「パプリカ」でした。
今年は何にしようかな。考えるだけで楽しいですね。
小さな実を間引くと残ったものが大きくなる
梅は花が咲いた分実が出来ますね。これをこのままにしておくと小さい実しか出来ません。
毎年少しは間引くんですが、だれかやるだろうと思い余り真面目にしていませんでした。
当然、小粒な梅干しになります。
家では梅干し作りの梅は購入していますので、正直あてにはしていません。枝を派手に切ったので大した量が出来なくなったせいもありますが。
今年は何の風の吹き回しか、真面目に間引きました。
年々着花が多くなってきて当然実も多いです。
間引けば大ききな梅になる。野菜作りのお陰ですが私も学習していますから。
夏になると大きさも最盛期。梅干し作りが始まります
間引いたせいか何時もよりかなり大きいのが多いですね。
私は全て間引かなかったので、これはちょっと後悔しました。自分が間引いた枝だけ大きな実をつけています。
ね、結構大きいでしょう。やはり「間引き」の効果は絶大ですね。
よく「勿体ないから間引けなくて」という人がいます。
気持ちは良く分かりますが見事なものが出来ると、喜びはその数十倍になりますから間引きましょう。
偉そうに言っている私も初めの頃は、やはり勿体なくて間引けませんでした。結果出来が悪く、がっかりしたことが何度もありました。
これは野菜も同じですね。
以前、赤しそを作ったが、いつも間に合わなかった
頼まれて赤しその種を蒔いた事があります。ところが梅干しを作るのに間に合わないんですね。
やはり、一番暑い日辺りに梅を干すという作業がありますから、私の赤しそが育つまで待ってられないんです。
時期が過ぎてから葉が出来ても何の意味もありません。
その頃はこんなにインターネットが活用できない頃ですからね。止む無く抜いて捨てるのは寂しいし、可哀そうでしたね。
それから作るのは止めました。
今だと間に合うように作れそうな気がします。去年のうちに種を蒔いておくとかすれば間に合うのでは。
それと2月末頃にポットで苗を育てるという手もありますね。暖かくなるように準備すれば間に合うと思います。
足らない分は南高梅
元々足らないのですが、いつも南高梅を購入している様です。これは紀州の高校生が作ったものらしいですが地域柄か見事に出来ますね。
南高だから南高校かな。こちらも東北高校というのがあって別名、南高学園と言います。字が違っていたかも。
大きくて美味しいですよね。
家の梅も間引いてもっと肥料を与えれば遜色ないものが出来るのでは、と思います。
この梅は元気が良いですよね。ここに来てからだけで34年経っています。
よく考えたら、庭の畑の方迄根を伸ばして養分を吸収しているのでは
そんな風に思います。
真っ赤に色が染まった梅は見るだけで唾が出る
梅を干しているところを初めて画像に撮ってしまいました。
余りに鮮やかな赤だったからかな。今となってはその時の気持ちは忘れていますが。
ねっ、真っ赤でしょう。この日は天日干しに最適だったんでしょうね。このように暑くて天気の良い日に干せるかどうかで成功かどうか決まるようです。
この前にも一行程ありますよね。
1個1個裏を返す作業が。
それに、ここに置く前に外で干していましたから、実際大変な作業ですね感謝します。
この部屋は6畳のサンルームです。私は日曜大工が好きで化粧台とかを作っていました。その為に作ったサンルームです。
日曜大工に耐えられるように床も土台も強固に作ってもらっています。
赤しそも球になっていますね。
私は一昨年の1月で仕事を退職しました。結婚してから毎日欠かさず弁当を持って行きましたが、必ず中には大きな梅干しが入っていました。
今年からその分は作らなくてよくなりましたね。感謝しています。
梅酒は震災以来作らない
以前は梅酒も作っていました。適量であれば体にも良いとよく言われますね。養命酒みたいなものでしょうか。
ところが13年前の大地震で、たまたま2階に置いていた瓶が割れて下の欄間の漆喰に浸み込んでしまいました。
今でも後は残っていますが、それからは作っていません。
何か思い出したくない気持ちもあるのでは。
後書き
今日は庭の小さな畑で、私や家族を見守ってくれている梅の木の話を書きました。
開花が畑仕事の始まりの合図みたいなもので、いつの間にか花が散り、辺り一面花弁だらけ。
これもなかなか良い風景ですよ。
回りを気にせずに大きく育てれば、梅干しの梅を全て賄える(まかなえる)のではと思う位良い梅を毎年作ってくれます。
一昨年の秋に又もや派手に枝を切り取った様で、昨年から自前の梅はほゞ姿を消しました。出来れば新しい苗木を用意して横に伸ばしてみたいですね。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。