成功したり駄目だったりと意外に難しい長ネギの種蒔き。今回は久し振りに直播に挑戦。
お早うございます。ヒロくんです。
長ねぎは家庭菜園で人気の野菜ですが、今年久し振りに春に培養土で種蒔きをしました。
ところが再三書いています様に途中で肥料切れを起こした様で、今でも定植目標の太さになっていません。
培養土は使ってみないと分からないので直播にする
何年か前は別な培養土で立派な苗が出来ました。培養土以外はやり方は同じですから、どうも培養土に理由がありそうです。
これは何年か年前の画像です。 |
それで今回は畑に直播をする事に決めました。
種蒔きから発芽までにはいくつかのポイントがありますね。今までの経験を思い出して、成功するための手順とコツを詳しく書いてみます。
土壌準備
土壌の整備
長ねぎは水はけが良く、通気性のある土壌を好みます。
種蒔きの2週間前にpHが6.0~6.5に保たれているか確認しますが、必要に応じて苦土石灰で調整します。肥料は炭化鶏糞なので少し少なめにまき、良く耕します。
1週間前に完熟牛糞堆肥や炭化鶏糞を施して、再度、良く耕し畝を作ります。
畝作り
私の場合は、畝の幅は60×50cm位で、高さは10cm程度が理想です。畝を作ったら、種をまく前に土を平らに整えます。塩ビ管で均すと便利です。
私の庭の畑は狭いので苗作りのスペースを決めるのも一苦労でした、やっと決めましたので荒起こしをしておきました。
山もりしてあるところが予定地です。中央に60×50㎝の種蒔き用の畝を作る予定です。コガネムシ等のネキリムシを探しましたがいませんでした。
種の準備と播種
種の選定
種は「石倉一本太ねぎ」です。種袋に記載されている推奨時期(石倉一本太ねぎの秋蒔は: 9月15日頃)に従って播種する事をお勧めします。
お近くのホームセンターでお買いになった種袋の蒔き時お守り下さいね。
播種方法
溝の深さは約1㎝になっています。種を約1cmおきに均等にまきます。種をまいた後に土をかけ、掌で鎮圧します。
発芽後の管理
水やり
播種後は、土壌が乾燥しないように定期的に水やりを行います。特に発芽前は土が乾かないように注意が必要です。
新聞紙の使用
以前はもみ殻を溝を中心にまき、不織布を被せて飛ばない様にして水やりをしていました。今回は新聞紙を利用します。
これは、水やりの際に水溜りが出来ない様に慎重にタップリとかけてから新聞紙で覆います。4隅は土を載せて塞ぎます。
このやり方ですと1週間位で芽が出揃います。但し、絶対1週間経つまで新聞紙を開けては駄目です。
この暑さですから隙間から暑い空気が入り、せっかくの湿度が保たれた空間が壊されてしまいますのでご注意を。
万が一、強い雨で破れた場合は雨が止んでから、再度水をまき新しい新聞紙に張り替えて下さい。
新聞紙の重なっているところにはレンガとか重みのあるもので風で開かない様に重しをかけて下さい。
間引き
苗が2~cm程度に成長したら、適宜間引きます。苗同士の間隔を3cm程度にしておけば十分です。
病害虫対策
長ねぎは病害虫の影響を受けやすいので、定期的にチェックし、必要に応じて対策を行います。特にアブラムシやネギダニに注意が必要です。
葉を傷つけない様にガムテープにくっつけるとかして処分しましょう。
裏技ですが、普段飲むお茶よりちょっと熱めのお湯をスプレーに入れて吹きかけるとアブラムシ等は死にます。
彼等にとって熱めのお湯は熱湯です。
成長管理
追肥
草取り
ご存じの様にネギ類は雑草に弱いです。雑草が長ねぎの成長を妨げるため、気になったら草取りを行います。
まとめ
長ねぎの種蒔きは、適切な土壌準備と管理が成功の鍵です。
新聞紙を使った水分保持の方法や、発芽後のケアに注意しながら、長ねぎが健康に育つようにしましょう。
これらのポイントを押さえて、家庭菜園での長ねぎ栽培を成功させてください。
「2024年 長ねぎの秋蒔き記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。