直前までのふらつく様な炎天下に加えてこの強い雨。トマトには最悪の状態になるが、転ばぬ先の杖を怠った様だ。
お早うございます。ヒロくんです。
夜半からの強い雨で気がかりな事があります。それはもう直ぐ収穫出来ると思っていた大玉トマトの事です。
雨が降る前は物凄い暑さで熱中症を心配する程でした。この夏で初めての寝苦しい夜を過ごしました。何時も添い寝する茶タロウもこの部屋には来ない程の暑さでした。
そして夜半からのこの強い雨。
加えて今日は肌寒い。そう、激しい寒暖の差が加わりました。
気がかりとは、大玉トマトの皮が破れないかという事です。間もなく真っ赤に熟してくる頃で毎日の楽しみになっています。
日々、赤に近づいています。 |
防ぐにはマルチを張るのが効果的ですが、張ってはいません。自信があるのは水はけが良い事だけ。
どうしたら良いのだろう。
トマトの皮が割れる原因は何
皮が割れる原因には幾つかあります。
- 寒暖の差
- 強い日差しを浴びる
- 急激に水分を吸う
大きくはこの3つですね。私は勝手に3大要素と呼んでいます。
上記の全てが一度に来てしまいました。
3.の急激い水を吸うですが、これは誤解をしている人が多いみたいです。検索して見ると分かるのですが、
甘いトマトを作るためには水を控える。
と、よく書いてあります。
これは間違いで、例えば普通の野菜には2日に一度水やりをしたらトマトの場合は3日に一度は水やりをする。
と、いう事です。苗を植える時だけ水を与える。そういうふうに思っている人が殆どです。
しかし、トマトも生きています。
水が必要です。
割れなくする工夫はある
大玉トマトの皮が破れないようにするために、いくつかの対策があります。
雨よけを設置する
畑に雨よけを設置することで、直接的な雨の当たりを防ぐことができます。
例えば、透明のビニールシートや特殊な雨よけシートを使うと効果的です。これにより、直接的な雨の衝撃を和らげ、大玉トマトの皮が破れるリスクを減らすことができます。
支柱やネットで保護する
大玉トマトの植物自体に支柱を立て、その上にネットを張るなどして、トマトを雨から保護する方法もあります。
これにより、雨が直接的にトマトに当たることを防ぎ、皮の破れを予防できます。
水はけを良くする
畝の土を高くし、水が畝に溜まらない様します。
畝の水はけが悪いと水が溜まってしまいますし、地面も地中も土がぬかるんでしまいます。時期的に乾燥しますから根は水を欲しがっています。それで雨が大量に降ると余計に吸い込んでしまいます。
吸い込み過ぎると皮が耐えられなくなり、裂けてしまいます。
収穫のタイミングを見極める
雨が終わった後、大玉トマトの成長状況を確認し、適切なタイミングで収穫することも重要です。
成熟しているトマトは皮が強くなっており、雨による影響を受けにくいです。
これらの対策を組み合わせることで、大玉トマトの皮が破れるリスクを減らし、安心して収穫することができるでしょう。
早めに収穫する
トマトが色づき始めて4日程経っていますので雨が止んだら即収穫しようと思います。
日のあたる窓辺に置いて真っ赤になるまで置いておこうかと思います。他に真っ赤にする方法はあるでしょうか。
考えてみましょう。
大玉トマトを真っ赤にするためには、いくつかの方法があります。
日光に当てる
日の当たる窓辺や露地に置いておくことで、自然光を浴びさせることが一番の方法です。
特に、トマトは直射日光を浴びることで糖分が増え、色づきやすくなります。日照不足の場合は、人工の光を使うことも考慮しましょう。
温度管理
トマトが熟成するのを助けるためには、適切な温度が重要です。
通常、15度から25度の間で熟成が進みやすいです。極端な温度下や高は避け、室温で保管するのが良いでしょう。
これはプランター栽培等で移動できる環境にあるトマトは良いですが、家庭菜園向きではありませんね。
プロの農家の様な訳にはいきません。
収穫後の熟成
トマトを収穫した後、室温で置いておくことで熟成を促進することもできます。
この際、完全に色づくまでに数日かかることがありますが、注意深く管理すれば良い成果を得られるはずです。
これらの方法を組み合わせて、大玉トマトを美味しく真っ赤に熟成させることができます。
サンルームに置くのは避けた方が良いでしょう
サンルームに置いたらどうだろうか。私なんかすぐにそう思ってしまいがちです。でも考慮すべき点がありますね。
サンルームは通常、日中にかなりの日光が差し込む場所です。トマトを直射日光に長時間さらすと、以下のようなリスクが考えられます。
過熱
高温になることでトマトが過熱し、品質が劣化する可能性があります。
日焼け
強い日光に長時間さらされると、トマトの表面が日焼けしてしまうことがあります。これは外見の美しさだけでなく、味や質感にも影響を与えることがあります。
水分の蒸発
サンルームの高温下で水分が速く蒸発するため、トマトが乾燥してしまう可能性があります。
そのため、サンルームにトマトを置く場合は以下の点に留意する必要があります:
遮光対策
直射日光を遮るカーテンやブラインドを使用するなどして、トマトを過度な日光から守ることが重要です。
でも、サンルームにブラインドをしているのは天井だけですよね。しかも壊れやすいのが難点で我が家も困っています。
通気性の確保
サンルームが非常に暑くなる場合、十分な通気性を確保することでトマトの過熱や乾燥を防ぐことができます。
網戸は付いているので風通し抜群。
温度管理
温度が高くなりすぎないよう、サンルームの温度を常に確認し、適切な環境を維持することが必要です。
もしサンルームが特に暑く日光が強い場所である場合は、他の適した場所を検討するか、日中は遮光や涼しい場所に移動するなどの配慮が必要です。
まとめると、サンルームがあってもトマトを置くのは短時間の方が良いですね。梅雨期間中は日照時間が短いので良いかもしれませんが、晴天時に置くのは止めた方が良いです。
結論
先程、ちょっと小降りになりましたので畑へ行ってきました。
トマトは見た感じでは割れていませんでしたが、これから雨が止むと太陽が出るかもしれませんね。
そうすると仕上げとして「寒暖の差」の不安がが浮上してきます。
三役揃い踏みです。
とにかく見て来ないと状況が分かりません。晴れれば明日に這われるような気がします。
割れるから収穫して。 |
昨日より赤みが増していますね。
明日になれば確実に割れると思います。今まで何度も後悔してきましたから分かりますので、大小2個共収穫しちゃいました。
これの濡れている分を、テイッシュで拭き取ってリビングの窓の近くに置く事にします。
救助成功 |
蔕(へた)の部分を下にして置いておきますが、これを逆にすると割れてしまいます。へその部分の皮が薄いから重さが集中します。
2、3日で良い色になると思います。でも、このままでも美味しいと思いますね。
子供の頃の八百屋さんは朝のうちに青いままで店に並べて置きますが、夕方前には殆ど赤くなっていました。
母親たちはその頃を目指して買い物に行きます。
本当に小降りになって助かりました。まだ、どんより雲なので明日も雨かな。
後書き
昨日の夕方、長ネギの苗を植え替えたところで雀が二匹羽根をバタバタさせていました。
ちょうど何時間か前にその辺の雑草を取りましたので土が柔らかくなっていた様です。雀にとっては好都合だったのでしょう。
結構、穴を深く掘っている様ですね。久し振りなのか結構長い時間楽しそうに羽ばたいていました。
落とす虫が野菜に悪さをしないものだと良いのですが。
あっ、若しかすると落とした虫は、即、雀が食べるのかもしれませんね。
「2024年.大玉トマトの栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。