雨続きで早朝から虫に刺されて耳が痒いが、長袖を着て正解。後は我慢して堆肥等を入れて種蒔きの準備。
お早うございます。ヒロくんです。
毎回、今頃の種蒔きは虫との戦いです。去年までは蚊取り線香を点けての種蒔きでした。ところが禁煙も3年目を越すとため込んでいたライターも油切れ。
ほっ被り(はっかぶり=タオル等で頭からかぶり顎で結ぶ)こそしないものの、この蒸し暑い中で長袖、長ズボンのスタイルです。
でも、早速耳を刺され、だんだん痒くなってきました。
前回、苦土石灰を撒いてから堆肥や肥料を入れようとしましたが、炭化鶏糞(有機肥料)と苦土石灰を同時に入れると化学反応を起こすと直前に知り、今日まで待ちました。
その時の記事です。読んで頂けると、とても励みになります。
種袋の裏を見ると蒔き時の期限が7月中旬なので、梅雨の合間に肥料を入れ、種まで蒔いちゃおうとタイミングを計っていました。
昨日の夕方の天気予報ではNHKと、ある民放で極端に見解が別れました。
民放は1日曇りで雨が降るかもしれない。NHKは大雑把で結構雨マークがついています。民放の中でもこの地域の予報迄やってくれる唯一の放送局です。
強い雨では種蒔きは出来ませんので、今後やるしか無いですね。
まず堆肥等を入れる為に溝を掘る
昨日、窓から見て気づいたのですが、畝の一ヶ所が崩れていました。準備をしてから見ると、そこからフェンスに向かって猫の足跡が何ヶ所かついていました。
トイレ代わりしようとしたのかもしれませんが崩れたところに○○○はありませんでした。ホッと一安心。
前回表面を均しておいたので、中心に20㎝位の溝を移植ゴテで掘りました。底はなるべく水平にしますが、これが難しいもので最終的には18㎝位の深さになるかな。
最終的に支柱は取ります。 |
牛糞堆肥を入れますが、手差しゴテにこびり付いた土を取り除かないといけませんので指で擦り落としました。
結構重いですね。殆ど毎日降っていましたから、かなり水分を吸っている様です。
完熟の牛糞堆肥ですが、家庭菜園では完熟な物がお勧めです。それを溝の中にドサッ、ドサッとおいていきますが何時もより多目かな。
その後に問題の有機肥料である炭化鶏糞も入れて行きます。どうもニンジンで炭化鶏糞を使う場合は多めの方が良い様ですね。
目安は化成肥料と同じにしていますが、少し多めに入れておきました。
埋め戻してから再度、表面を均す
これは習慣になってしまいましたね。工事現場の水道屋さんと仲良くなり、頂いた塩ビ管があります。もう10年位使っています。
それで表面を出来るだけ均しながら、畝の側面も塩ビ管を当てて最後の畝の形の整形もしていきます。
面倒だけど大事な作業 |
そうすると畝もしっかりするし、種を蒔く浅い溝も水平に近くなって行きます。でないと強い雨が降ると、高低差が出来て種も一緒に流れてしまいます。
湿気を保つために新聞紙を張りますが、前日の様な強い雨が降ると新聞紙を破ってしまう恐れがあります。
支柱を押し当てて浅い溝を掘り種を蒔く
長年の習慣で中央を中心にして3本の溝を作ります。間隔は14㎝づつです。春蒔きの種が余っていますので手前の1本目はそれを蒔きました。
良いものが収穫出来ていますから問題はありませんね。但し、適切に間引かないとジャングルになり風通しが悪くなるので要注意です。
溝をつけ、種を蒔く |
中央と2本目の溝は新しい種ですが青色ですね。虫に食べられない為の着色だと思います。最初に蒔いた方は赤っぽかったです。
収穫時期が違うので、間引きの他に時間差で収穫出来ますから楽しみです。
薄く土をかけて転圧する
種の上から土をかけます。春蒔きの時はフルイでかけましたが、何しろ土が濡れていますので土の厚みが極端になる可能性があります。
それで周りの土を指で寄せて、かける事にしました。なるべく薄く均等になる様にかけてから掌で軽く押さえて行きます。
そうすると、ポンプの様な働きになり地中の水分も上がって来るので効果がある。と、何方か言っていましたが定かではありません。
以前に聞いた農家の人の話では、水で流れない様に種を固定させる。の方が分かり易いですね。
ある動画を見たのですが、結構な量の土をかけているのを見た事があります。あれだと芽は出ないと思うのですが、種は結構大きかったですから、その場合は良いのかな。
薄目にかけた方が無難だと思います。ニンジンの種は芽を出すのに太陽の光が必要だと、良く聞かされます。
急に晴れると一気に乾燥するので新聞紙を張る
人参の場合は乾燥させると芽が出ません。その辺はかなりシビアです。
今の天気予報ですと殆ど雨が降る感じで、このままでも良い様な気がします。晴れたら水をかけ易いです。
でないと新聞紙を剥がすのが面倒ですね。
でも、ニンジンが芽を出すのに1週間前後かかります。
何かの様で出かけた時に、急に晴れて高温になり畝の表面が乾ききったら拙いですね。一度水を吸ったニンジンの種は乾燥すると死んでしまうらしいです。
安全パイで新聞紙をかけておきます。
その前に支柱は邪魔になるので外しました。
新聞紙は極力剥がさない |
芽が出る迄けっして新聞紙を剥がしてはいけませんが、若しも大雨や強風で新聞紙が破れたら張り直さなければいけません。
風が入らない様に土で四方を埋めましたが、問題は新聞紙の合わさり目から風が入って徐々に剥がしていく事ですね。
防ぐには支柱を載せて重しにする事くらいしかありません。
早速、支柱を置いてみましょう。
これで、ひとまず安心。 |
とにかく1週間我慢する事が大事です。
気がかりは猛暑で去年は全滅だった事
今年はどんな夏になるんでしょう。
別な民放ではお昼になると長々と天気予報をやっています。大画面で色々と悪戦苦闘をしておじちゃんが天気予報をやっています。
たまに見るんですが、どうも要領を得ません。
一度試しに音声を消して画面を見たところ、どうも10分くらいで終わる内容をあの手この手で時間を引き延ばしている事が分かりました。
なので来週頃には梅雨が明ける様な事を言っていますので、当たるとしてですがニンジンの為には良い様ですね。
梅雨明けの前に芽が出揃う。
ところが、去年も何とか芽は出たのですが、何時のまにか姿を消してしまいました。原因は猛暑ですね。
あと、朝方に水やりをしたのが拙かった様です。
猛暑の時はこれから暑くなる前にするのでは無く、夕方のこれから気温が少しでも下がる時間帯に水やりをするべきでした。
後書き
普通、ニンジンの場合は7割ほど芽が出れば成功と言われます。確かに出芽後乾燥しない様に水やりをするだけで立派に育ちます。
でも、猛暑の場合は違いますね。
普通に起きてからの水やりは逆効果みたいです。
やはり、夕方に水やりをする事は良い様ですが、その他に猛暑が続きそうな時は遮光も大事になってきますね。
人工的に日陰を作ってあげる必要があると思います。
新聞紙は去年も出芽が揃ってから即、外しましたが猛暑に対してはひ弱過ぎたみたいです。
出来るだけ育てて、本葉が出そうになったら列の前後にレンガを置き、本葉が2、3枚になるまで不織布で覆っておくのは良いアイデアかなと思います。
それとも不織布でトンネルにした方が良いかな。
悩ましい猛暑がやってきます。いや、始まっている様ですね。
「2024年/秋.ニンジンの栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。