適切な追肥は勿論だけれど、整枝と摘果を怠ると良いものは出来ない。これが意外と難しい。
お早うございます。ヒロくんです。
トマトを栽培していると何時も思う事があります。
それは、植える迄はああしよう、こうしようと意気込んでいるのですが、いざ茎が伸びて来て花を咲かせ受粉して実を生らせると心が変わってきます。
勿体ない。
トマトの実が4個も5個も一つの果房に出来てしまうと心が急変してしまいます。大きくしなくても良いから摘果は止めておこう。
そういう具合に変化していきます。
まあ、これが家庭菜園の面白い所でもありますね。
特に、私の様に庭の畑だけで個人的に楽しんでいる物はそれで良いのかもしれません。
今頃に脇芽を育てるのは初めて
明日は8月です。今まで脇芽を育ててきたのは殆どが7月半ば前でした。トマトの脇芽を育てたのは記録に取っておきませんでしたから定かでは無いですが。
私の場合ですが、大玉トマトは大体8月で終了しています。
今年のトマトです。美味かったな。 |
ミニや中玉トマトはまだまだ長く楽しめますが、今回の様に大玉トマトの場合はどうしても早く終わります。
それは5果房で摘芯してしまうからです。上手な人は脇芽の茎を軽く潰しておいて、5果房のトマトが終わりに近づいた頃を見計らって、その脇芽を育てると言います。
私は計画性が無いのか脇芽を摘んだら捨てていました。終わり頃になって脇芽を探しますが、その頃はほとんど残っていないし、あっても勢いがありません。
脇芽は何でも良いという訳では無く、適したものがあるそうですが私には分かりません。とにかく勢いの良いものを育てた事はあります。
勢いのない脇芽は実を生らせるほどには育ちません。
今回は畑の都合で大玉トマト一株だけを植えましたので、最初から気合が入っていたのか最近のも含めて3本脇芽の根出しをして準備していました。
大玉トマトは摘果と摘芯が必須
たまに農家のビニールハウスとかで大玉トマトの栽培を見る機会があります。初めの頃にそれを見て感じていた事がありました。
ミニトマト等と違い大玉トマトは何故背が低いんだろうと。
その後、分かったのですが、大玉トマトの場合は良いものを作る為には5、6果房で摘芯しないと駄目とのことです。
お店に出荷する、大きくて形が良く甘い大玉トマトを作る為の農家さんの長年の研究結果で導き出した答えでしょう。
それで、私も見よう見まねで同じようにやってみると確かに良いトマトが出来ます。
まあ、5果房というのを1果房増やすことはありますが、その辺で摘芯しています。
理想的な摘果の数
それで一花房に付き何個残せば良いのでしょう。
これがまた面白いんですね。
1、2段目迄とと3段目からが違うんです。
- 1、2段目は3個
- 3段目からは4個 (5個という方もいらっしゃいます)
これが決まりごとの様です。
これ以上生らせると養分が行きわたらなくなるからでしょう。
それと最初の2果房の数を少なくするのも、根元近くで大きく生らせると株にストレスを与えてしまうのを防ぐ為とか。
たった1個の違いですけれど大きいのでしょね。ましてや5個も6個も生らせたら、そこで精魂が尽きてしまうのかもしれませんね。
脇芽を2本畝に植える
雨が今のところ止んでいるので育てていた脇芽を持ってきました。畝の準備は以前から整えておきましたので植えるだけです。
しかも、先程まで雨が降っていたので濡れていますからジョウロもいりませんね。
堆肥や肥料等は穴を掘って入れてあるので、その真ん中辺りには印に小さな穴を作っておきました。
そこを脇芽の先が十分入るような穴に広げて植えましたが、湿り気が丁度良いですね。誰かが雨上がりの苗植えは楽だ。それを思い出しました。
長ネギたちを踏みつぶさない様に十分に余裕を持ちました。土寄せをする頃はこのトマトは終了しているはずです。
鉢で1本は先日、地植えで2本は本日植えた途端に久々の青空
先日、あの時も雨だったかな。鉢に使い古しの培養土と牛糞堆肥と炭化鶏糞を混ぜたものを入れて用意し。根を十分に出した脇芽を植えておきました。
これで3本です。
こんな事は初めは予定に無かったのですが、来年の春までこの場所は空きましたので2本追加しました。3本とも無事に育つことを願っています。
ちょっと遅かったかな。と、いう不安はありますが。
後書き
トマトは5月に苗を植えて10月まで収穫を楽しめると言います。
けれど摘芯をしてしまい、更に脇芽を取ってしまえばそれ以上花も実もなりません。ではどうして10月まで楽しめることが出来るのでしょう。
ナスの栽培で切り戻しというのをやりますが、それと同じ様な事を大玉トマトでもやるそうです。
早い話が、育てる脇芽より上のトマトの収穫が終わったら枝を切ってしまうという事です。
詳しい事は分かりませんので調べてみます。
「2024年.大玉トマトの脇芽の栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。