早いものでもう7月ですね。そろそろニンジンの準備をしようと思ったのですが、苦土石灰を入れた後に記憶が蘇る。
お早うございます。ヒロくんです。
涼しいうちにニンジンの準備をしようと、今日も早起き。
早いものでニンジンの種を蒔く期限が近づいて来ました。ここは宮城県の中央で一応寒冷地にあたると思っていましたので、そろそろです。
種袋が大体そう書いてありますよね。
今回、
苦土石灰と有機肥料を同じ時間帯にまくと化学反応を起こすので最低1週間開ける
と、いう事に途中で気が付きました。
その時の事を記事にした物です。
通常は1週間開けないと駄目。特に有機肥料の場合は厳守。
早速、大根を育てたところを今回のニンジン用の畝にする事に決めました。
他に空いているのはジャガイモの収穫を終えた畝だけです。
そこは大根の畝に決めていますから連作障害を防ぐ為にもここしかありません。
最後に残っていた大根を抜いて苦土石灰を撒きました。
苦土石灰を撒く |
やはり玉レタスや小カブを育てたところは、収穫してから大分経ちますので土が固いですね。鍬では時間がかかるのでスコップで掘り返しました。
大きな固い土が出てきますので、途中から踏みながら掘り返していきます。そうすると土の塊が潰れて、ほろけ易くなりますので後工程が楽になります。
ニンジンですから土の塊や小石があると、人間の足の様に分かれた形で成長してしまいますので、この後移植ゴテで掘り返して砕いていきます。
涼しいうちで良かったですが、どうしても中腰になるので腰が痛いですね。休憩しながらの作業です。
大体の畝の形を決めて整地する
この後、整地をする事にします。私の場合は牛糞堆肥や肥料は畝の中央に溝を掘って、その中に入れます。
そして溝の両側に種を蒔くやり方です。
その溝を掘る為に畝の形を大まかに決める必要がありますので、支柱を立てて行きます。
そして出来るだけ同じ深さの溝になる様に表面を均します。
大体完成 |
こんなもんですね。
畝幅は60㎝です。この畑は基本60㎝の畝幅で畝作りをしていますから最初はこれでいきますが、最終的には50㎝幅に修正していきます。
今のところはこんなものです。
右側だけ5㎝狭めてありますが様子を見る為です。畝の高さも高めにしましたのでニンジンにも良いですし、水はけも良好にしました。
この段階でやっと化学反応の事に気が付く
以前の化成肥料を使っていた頃の習慣がまだ残っていたようです。
毎回ではありませんが、苦土石灰を撒いて耕した後に堆肥や肥料を入れていました。
ある年に種蒔きが遅れてしまい、止むを得ず同じ日に作業を同時にやった事がありました。1週間は最低でも開けるというのが常識でしたから収穫まで不安でしたね。
ところが良いニンジンが採れましたので、同じ日にやっても良いという自信が付きました。
今回もこのやり方でいこうと思いました。何しろ種蒔き期限が迫っています。1週間後に蒔くにしても10日になってしまいます。
ギリギリです。
ここで少し休憩しましたが、それが良かった様である事に気が付きました。
炭化鶏糞は有機肥料だから最低でも1週間開けないと化学反応を起こす。
と、いう事をです。
私は2年程前から化成肥料から有機肥料の炭化鶏糞に変え始めました。
そして今年は今のところほゞ100%炭化鶏糞です。
溝を掘って炭化鶏糞を入れたらどの様な事になるかは分かりません。
溝を掘って炭化鶏糞を入れたらどの様な事になるかは分かりません。
多分、化学反応を起こすのですから植物が育つ状況では無くなるという事は間違いないと思います。
危なかったです。1週間後にします。
猛暑で化学反応といったらガスも発生するかもしれませんね。
宮城県のニンジンの種蒔き時期
危ないところで気が付き1週間延ばすことにしましたが、その時に種も蒔きます。
これも経験済みで問題無い事は実証済みです。でも、同じ様な事を試してみたい方は自己責任でお願いしますね。
今回、色々と考えているうちにある問題に行き着きました。私が住んでいる地域は気候的にどのグループに入るんだろうという事です。
種袋を見てもマチマチで今回の様な種蒔き時期が迫って来ると悩む時があります。それでちょっとだけ調べてみました。
初めの頃から私が住んでいる宮城県は寒冷地だと思っていました。ところが最近は東北地方のなかでは宮城県は温暖地のグループに入る。と知りました
温暖地は
- 秋田県
- 岩手県
- 山形県
- 福島県
- 茨木県
- 栃木県
です。
面白い事に県庁所在地の山形市と秋田市は寒冷地のグループに入るそうです。秋田県というと「かまくら」を思い出すくらい寒い印象です。
青森県は寒冷地で北海道と一緒です。
ここで迷うのが色だけで区分されている種袋ですね。北海道だけを除き東北と関東では茨木、栃木、北陸、中部辺りまでが同じ色になっています。
統一してくれると良いのですが無理でしょうね。
宮城県のニンジンの種蒔き時期の終わりが近づく
宮城県の種蒔き時期が気になってきます。
今回の種はアタリヤの「時無し五寸人参」です。
袋の裏を見ますと4月中旬~7月中旬になっていますね。毎年7月に種を蒔いていますので頭にはインプットされているのですが問題があります。
猛暑ですね。
去年も7月の半ば頃に種を蒔いたのですが散々な結果に終わりました。ほゞ全滅でしたが1本だけまともな物が出来たのを覚えています。
その時の記事を載せようと思ったのですが探しても見つかりません。若しかして、余りの酷さにガッカリして記事を書く気力が無かったのかもしれません。
その恐怖(?)の夏蒔きが迫ってきています。今のうちに苦土石灰を撒き耕しておかないと間に合いませんね。
ある人が猛暑の年に野菜を作る時は
- 春蒔きは1ヶ月早く
- 夏蒔きは1ヶ月遅く
と、種を蒔くのを進めていましたが、新しく購入した種袋にはそんな事は書いていませんね。
やるしか無いです。
こんな状態だったので、危なく同時にやるところでした。
後書き
苦土石灰と有機肥料を同時にまくと化学反応を起こすそうです。実験した事が無いのでどのようになるのか分かりません。
そこで少し調べてみました。
化学反応を起こして大事な窒素分が分解されて無くなるそうです。
なので間違えて同時に施した場合は、1、2週間したら新たに肥料を施せば良い。との事でした。
よく苦土石灰と化成肥料を同時にまく。という記事や動画を見かけますが、あれも疑問がありますね。
やはり昔から言われている
苦土石灰を撒いてから最低1週間開けてから肥料等をまく
この方が安全な気がします。