夏場は保存が効かない大根。何とかもたせる方法は無いものか

日曜日, 6月 23, 2024

2024年春大根の記録

冬なら埋めれば済むが、これから猛暑を迎えるので常識的には冷蔵庫しかない。

お早うございます。ヒロくんです。


間もなく大根も終わりに近づいて来ています。

春に大根の種を蒔く様になったのは最近の事ですが、今年は最初から防虫ネットをかけたので殆ど虫の被害が無く、今までにない大成功となりました。

10本位しか作ってはいないのですが、消費の方が上手くいっていません。最初に収穫しようと思ったら冷蔵庫に立派な物が入っていて断念。

そろそろ良いなと思ったら頂き物の大根が入っていました。

てな訳で収穫するのが遅くなり、まだ半分残っています。

食品ロスは駄目だよ。

精魂込めて作った大根(?)ですから無駄には出来ませんね。
食品ロスなんてもってのほかです。出来ればガザに持って行ってやり餓死する子供を救ってやりたい。
そんな事も思ったりします。
日本は何だかんだと言っても平和ですね。

ところで冬の大根は土に埋めておけば3月頃迄保存が可能です。
深さ30~50㎝の穴を掘って埋めるだけですが、その際に葉は切らないでそのままです。
人によっては切った方が良いという人もいますが、私は付けたままで埋めますが、最初に教わった通り今まで一度も切った事はありません。
出来る限り真っすぐ植えて、葉の生え際部分の少し上まで土で埋めます。

お陰で雪が積もっていても、葉の部分がこんもりしていますから場所がすぐ分かります。
それでなくても凍った土を掘る場合もありますから、うっかりして大根をスコップで真っ二つ。何て事も大分防げます。
土が普通の状態であれば、葉を両手で引けば綺麗に抜けますからね。

夏でも畑で保存が出来ないか調べる

結論から言いますと、夏に強い品種を選べば可能です。
したがって私が作った大根はごく普通の物なので、夏場は畑で保存することは出来ません。

夏場にそのまま保存すると言っても、せいぜい30日位です。それでも助かりますね。順に食べていけば十分に余裕のある期間です。
そろそろ葉が枯れてきたのも見受けられますから、少しでも長く保存出来たらこんな嬉しい事はありません。

どんな品種の種が良いのだろう

それでは、どの様な品種が良いか調べた結果を述べてみます。

暑さに強い品種としては

  • 夏相撲
  • 夏きざし

等の夏大根ですと「ス」が入りにくいのでお勧めです。夏から12月頃まで畑で保存しながら、必要な分だけ収穫して食べられると言われていますね。

正直な話、この様な品種は地域のホームセンターでは見かけた事がありません。ひょっとして、夏に強い品種として別の種があるかもしれません。

可能性があるので探してみるのも良いですね。

多分、タキイとか種の専門業者に問い合わせた方が早いかもしれません。そして種の名前を聞いて、お近くのホームセンターで取り寄せてもらうのが良いかもしれません。
私の地域のホームセンターでは無理かもしれませんが、個人で郵送してもらうと送料が種代より高くなります。

「ス」が入るとは何だろう

大根もいつまでも放っておくと塔立ちします。
塔立ちとは玉ねぎでも酷い肥料過多の時に見かけられますが、茎が育ってきて蕾が出て来たり、花が咲いてしまう状態です。
塔立ちが始まると大根の内部に「ス」が入り繊維が固くなって食べられなくなります。

この様に大根の話になるとよく「ス」が入って駄目になった話を良く聞きます。子供の時分に見た記憶がありますが定かには覚えていません。
それで調べてみますと。

「ス」とは、大根の内部に空洞が出来る事です。
人間で言うと一種の老化現象の様なもので、食べた感触も悪くなり大根の特有の瑞々しさも失われた状態の事です。


夏に強い種が手に入り、育てたとしての保存方法

運よく上記にあげた様な夏に強い品種の種を手に入れる事が出来たとしてですが、保存方法を調べましたのでこれから書いていきます。

これは畝のそのまま埋まった状態で保存する方法です。

  • 大根の葉を全て切り落とす 大根の成長点は葉の部分だそうです。私は初めて知りました。これで大根が塔立ちするのを防ぎ、「ス」が入るのも防ぐことが出来ます。
  • 切り取った葉をそのまま土に埋め直すと、やがて塔立ちを始めるそうです。塔立ちすると花が咲き種が出来ます。
  • 当然ですが、この種を土に蒔くと大根が出来ます。

※あくまで調べた事を書いています。でも、これで上手く行けば嬉しいですね。試してみたい方は自己責任でお願いします。私は来年試そうと思っていますが、これが家庭菜園の楽しいところです。

それとも、現在残っている大根の中で一本だけ実験してみましょうか。そして1ヶ月後に抜いてみて結果を見る。


冬場は埋まっているままで保存可能?

このやり方は、通常の種で冬大根を作った場合の保存にも役立ちそうですね。葉を切り取るので塔立ちしませんから「ス」も入りません。

運悪く何かで傷が付き、そこから雪とか雨の水分が浸み込んで内部が腐れない限りは冬も越せるという事らしいですね。

であれば、わざわざ穴を掘って埋める手間が省ける訳です。

試してみるのも良いかもしれません。

春が近くなれば、土の中と言えども微生物の動きも活発になって処分が開始され、腐ってきますからね。

畑の春の準備にも影響しません。


通常は冷蔵庫で保存し、余ったものはお裾分け

短い期間であれば、葉を落として畑にそのままで保存する事は可能らしいですが、その短い期間というものがどの程度なのか分かりません。

葉が無くても暫く根が水分を吸うことが出来ますし、通常の種の大根でも少しは持つらしいですが、保証の限りではありません。

何しろ間違いなく今年も猛暑になるらしいですからね、維持できる期間は何時もより短いのは間違い無いでしょう。


保存に適した種が手に入らなかった場合は長めに畑で保存するのは難しいです。

やはり効率よく冷蔵庫に保管し、それでも余りそうな時はお裾分けにしましょう。ギリギリまで躊躇していると味も落ちてきますから、頂いてくれた方にも失礼です。

それと、切り干し大根にするとかの方法もありますね。夏場のおでんは食べたくないので、無駄なく消費できる量の本数を作るよう計画しましょう。

種には有効期限がありますから、無駄にしない為には100均で種を買う様にした方が良いかもしれませんね。


後書き

通常、夏場に大根を保存するのはかなり難しいです。
個人的には駄目だと思っていましたが夏に強い種だと保存できると噂で知りましたので調べてみました。

つまり普通の種では駄目だという事ですね。

猛暑で腐った大根は住宅地ですとご近所の迷惑になりますし、畑自体が病原菌の巣の様になってしまいます。
今日書いた事は何処までの暑さに耐えられるか不透明なので、失敗する可能性が高いですからご注意ください。

尚、試したい方は自己責任でお願いします。


「2024年春大根の記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 今回、家庭菜園のブログの中で日記帳の物を他の物と混ぜて別ブログとして立ち上げました。その中では書きたい事を遠慮なく書くつもりです。

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