水が足らないのか、それとも肥料が少ないのか。調べて対策を練らないと、美味しいトウモロコシが食べられなくなる。
お早うございます。ヒロくんです。
トウモロコシの雄小穂(しょうほ)、分かり易く言いますと雄花ですが、これが出来る前から葉が枯れてきました。
先端が上部の端に届きそうですが、この前からちょっと黄色いのが目立ってきました。
葉が黄色くなってきているんです。
雄花がまだ出てこないので2回目の追肥はしていないのですが、どうしたら良いでしょう。
トウモロコシを作るのは暫くぶりですし、庭で栽培するのも初めて、しかも肥料は炭化鶏糞ですので初めて尽くしです。
まず第一に炭化鶏糞で大丈夫なんだろうかと気になります。
調べてみますと鶏糞はトウモロコシの肥料としてお薦めとの事で一安心。まあ、駄目でも化成肥料を購入する気は無いのでこれか油粕になりますが。
ただ、炭化鶏糞を使用する場合の量とかは今だに明確ではありません。なので私の場合は化成肥料の量と同じにしています。
例えばですが、化成肥料一掴み。という時は約7gですから小さじ1杯強にしています。それでこの前に収穫した野菜も、まあまあの出来となりました。
トウモロコシの場合は、肥料が少ないか水不足がまず考えられますが、どうなんでしょう。
それでは詳しく考えて行く事にします。
トウモロコシの葉が黄色くなるのは何故
ほゞ毎日水やりはしてきたのですが、トウモロコシは水分が多いので水は結構必要らしいです。しかも最近は30℃前後の暑さですから、蒸発が早くて足らなかったのかな。
それとも肥料が足らないのか、害虫等別な原因があるのか。
まだ間に合うと思いますので調べましょう。
1. 水分管理の見直し
トウモロコシは水を多く必要とする作物です。特に成長初期や花穂形成期には適切な水分供給が重要です。葉が枯れている場合は、以下の点を確認しましょう。
土壌の湿度: トウモロコシは湿潤な土壌を好みますが、過湿も問題です。土壌が乾燥しているか、または過湿でないかを定期的に確認してください。
散水の方法: 根元からゆっくりと水を与えることが効果的です。特に成長初期は水をたっぷりと与え、水が十分に浸透するようにします。
2. 栄養管理の見直し
トウモロコシは窒素とカリウムを多く必要とします。追肥のタイミングや肥料の選定が重要です。
追肥のタイミング: 成長初期と花穂形成期に追肥を行うことが推奨されます。特に雄花が出始める前後に窒素肥料を施すと良いでしょう。
肥料の種類: 根元に対して均一に肥料を与え、特に窒素とカリウムを重点的に補給します。土壌の栄養状態を把握し、不足している栄養素を補充します。
3. 病気や害虫の対策
葉が枯れる原因には病気や害虫も考えられます。葉の状態や株全体を観察し、問題を早期に発見しましょう。
葉の異常: 葉に黒ずみ、斑点、異常な色合いが見られる場合は、病気の可能性があります。病気の症状を認識し、適切な処置を行います。
害虫の確認: 葉の裏側や茎の周辺をチェックし、害虫の存在が確認された場合は、早急に対処します。適切な殺虫剤を使用するか、手で取り除きます。
4. 栽培管理の見直し
栽培方法における誤りも葉の健康に影響を与える可能性があります。以下の点を確認しましょう。
植え付け密度: 適切な植え付け密度を保つことで、株同士が競合することなく成長できます。株間の間隔を十分に取り、適切な株の数で管理します。
日照と風通し: トウモロコシは日光を好みますので、栽培場所の日照環境を確認します。また、風通しの良い環境を提供することで、病気の予防にもつながります。
これらのポイントを確認し、トウモロコシの葉が枯れている原因を特定して対処することが重要です。
問題の根本原因を見極め、それに応じた適切な管理を行うことで、健康な作物を育てることができます。
分けつと根元のタコ根は順調
葉が10枚ほど出てきた頃に根元近くから分けつが始まります。「分けつ」とは植物に必要な光合成を増やす役割があります。
さらに根元に「タコ根」と言われるものが出てきます。これは全体が倒れないように防ぐ役割を持っています。
「分けつ」と「タコ根」が出て来ると肥料は足りているという事の証明となります。
肥料は十分な証し |
「分けつ」は2~3枚出て来ると言いますから、これを見ると一安心ですが、この時期にこれが出ていない時は肥料が足らないという事になります。
まとめ
断定は出来ませんが、水不足だったような気がします。
虫もいませんし、「分けつ」と「タコ根」が出ていますので肥料は足りていますから炭化鶏糞の量も良かった様です。
昨日、一日を通して久し振りに雨が降り、今朝まで降ったり止んだりでした。やはり雨の力は大きいのでこれで水不足も解消されたと思います。
雨の降る前に実行したジャガイモの収穫時に感じたのですが、表面は乾燥ぎみの状態ですが、畝の中はそれなりに湿度がありました。
ジャガイモの場合は殆ど水やりはしませんのに、それであの状態ですからトウモロコシも極端な水不足とは考えられません。
それでも、多少不足だったのかなと思います。
美味い具合に梅雨入りしましたのでグットタイミングですね。
ですが、やり過ぎても駄目らしいですから暫くは空と睨めっこです。
「2024年春.トウモロコシの栽培記録」をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。