午前中から出るのも珍しいが、考えて見るといつもの事で気にしたら何にも出来ない。寒冷地の家庭菜園は油断は禁物。
お早うございます。ヒロくんです。
とは言っても特に何もする事はありません。
種まきの時期を守って蒔けばなんとか芽はでますが、最低限の準備だけはします。
まだ、夜は寒いですからね。
霜が降りるのは明け方の一番寒い時間帯です。ポットで芽出しをするのが一番面倒を見やすいです。
冷たい雨や寒い風から守ってやるだけですが、それだけでも何もしないよりは数段効果はあります。
うほ~い、暖かいよー。 |
それから最近知ったのですが、意外な事にポットの下は地べたでは無くてレンガとかの上に置いておくと風通しが良くていいとか。
「風通しが良かったら寒いのではないの」。
普通の人はこう思いますよね。恐らく害虫とか病気の菌を防ぐ為かな。
まだまだ、分からな事の方が多いですね。
今日はニンジンの種蒔きをしようと思います。4月は暑くなるから3月に蒔け。と、色々と忠告を受けたのですが、頑なに拒否して、やっと今日蒔く事にしました。
理由は種袋の裏に蒔き時が4月中旬と書いてあったからです。
今日は4月5日ですから、それでもまだ早いです。
去年が猛暑だったから早く蒔けと薦めるんですね。
2024年 春のニンジンの種蒔き
そんな訳で、お日柄も良いし、暇なのでニンジンの種をまく事にしました。
畝の準備は万全で、既に堆肥や肥料は入れてあります。再三書いてますが肥料に「炭化鶏糞」を使っているために早く準備しました。
理由は簡単で有機肥料は効き始めが遅いからです。
化成肥料ですと1週間前ですが、それより更に1週間前に入れました。お判りでしょうがそれだけ前になると表面の土が固くなります。
ニンジンは芽が出にくい野菜ですから、土が固いと猶更芽を伸ばしにくいと思いますね。
そんな訳で最初に表面を移植ゴテで掘り起こして柔らかくしました。仕上げは塩ビ管で均して準備 OK です。
溝をつけスプレーで水やり
均(なら)した表面の真ん中と、そこから上下に14㎝程離して支柱を押し付けて深さ1㎝弱の蒔き溝を3本作ります。
支柱を使うと均一の深さになりますから楽です。
その溝の底にスプレーで湿らせます。
種をまく時は湿らせた方が芽が出やすくなりますのでね、いつもそうしています。教えてくれたのは農家の息子で35年位前かな。
スプレーでかけると溝が崩れません。 |
自慢げに言っていましたが、流石に芽も均一に一斉に出ます。
3年ほど前までジョウロで水やりをしたのですが溝の壁が崩れてしまうんですね。それでスプレーに変えたのですが大正解でした。
種をまくのは8㎝おきでパラパラと
次に1m強の支柱に8㎝おきにマジックペンで印を付けました。私は最終的には8㎝間隔に間引きます。
通常は10㎝おきとなっていますが、何時の頃からか8㎝になりました。その為にメジャーでやっていたんですが、つい留め金を外しちゃうんですよね。
外れると面倒ですし、指が危ない。
それで何年か前から木の細い棒とかを物差し替わりに利用していましたが、今回は支柱にします。
初めから10㎝おきにコブがついている支柱がありますから楽なんですけどね。
狭い畑の畝なので少しでも多く作る為です。
以前は気真面目に1㎝おきに種を蒔いていましたが、あれって腰に来るんですよね。
元々、若い時に痛めているので長時間の中腰は苦痛の極みです。
風があるんんで余計に落ちて行きます。 |
それに競って芽を出させるためだとか、専門の先生らしき人は言いますが関係ないですね。
8㎝おきのところに1㎝間隔で何個か蒔いても良いし、8㎝とか10㎝間隔でパラパラとまいても良い。
そんな事を言う農家の人も出てきました。
同じ考えの人はいるものです。
網目の細かいフルイで土をかける
昨日気が付いたんですがもみ殻を去年のうちに貰っておくのを忘れました。
何年か前迄は、何時でももみ殻を貰える環境にいたので迂闊でした。
もみ殻があると土の代わりになりますし、陽の光も通ります。それに湿度を保つのには最適な素材です。
しかし、貰うなら去年のうちです。もう遅いですし、去年の古いのを貰うと中に何が入っているか分かりません。
それで今回は土をかけます。
「種が隠れる位に」と、いうのが定石ですが。これが中々上手く行きません。普通に指でかけると芽が出ません。
ここでフルイを使います。
フルイでやると細かいので多少のかけ過ぎも気にならない。 |
フルイで薄くかけて土寄せは一応終わりです。
種が見えなくなりました。 |
細かい土なので綺麗ですね。今のところ害虫もいないです。
でも土がかなり細かいですから多少のかけ過ぎも大丈夫だと思います。
水をタップリかけて新聞紙で覆って終了
今度はジョウロで水やりします。
タップリと。
しっかりと湿るまでかけました。 |
これがキモですからね。この後、新聞紙をかけますが、破れない限りは芽が出る迄絶対開けません。
でも強い風が吹くと飛んで行ってしまいますね。それで水をかけて畝全体を湿らせて新しい新聞紙をかけ直します。
芽が出るのは1週間後ですから、ニンジン作りで気を遣うのはこの時期です。
基本1週間は開けません。 |
水をかける時は慎重にやらないと、うっかりすると溝に水が溜まり種が流れてしまいます。畝全体が埋まる程は土はかけられないし、難しいものです。
何粒かは流れたでしょうね。
この状態では仕方がありません。
やはりもみ殻は最強かもしれません。
後書き
今年もニンジンの種を蒔く時期になりました。
芽が出れば80%は成功と言われるニンジン栽培ですが、昨日 YouTube の動画でニンジン作りをやっていました。
東南アジアの人の様な感じでしたが日本のニンジンとは違いますね。何が違うかというと種を蒔いて土寄せをする時です。
日本だと先ほど書きましたが種が見えなくなる程度に土をかけるのが常識です。
彼のは違うんですね。
耕してもいない様な粗い土を親指と人差し指でかけて行きます。
日本なら絶対に芽は出ません。
でも、ほとんど芽が出た様ですね。
そして立派なニンジンに成長します。
ビックリですね。
種自体の種類が違うんでしょうか。
あの種が欲しい。
そんな思いがする動画でした。
これからは夏野菜用の畝が空いていますので、苦土石灰をまいたり肥料等をまいて耕したりと、やっと家庭菜園らしくなって行くと思います。
「2024年春.ニンジンの記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。