肥料過多のサイン:葉の裏側が波を打つ症状が出ている玉ねぎの葉が増えてきた。不安は的中したか。
お早うございます。ヒロくんです。
最近は春を通り過ぎて暑い位の気温です。
ところが今日は寒いですね。冬用の服では無いのでちょっと寒い位ですが、これが過ぎるとまた暑くなるのかもしれませんが。
今出ている注意報は落雷注意報ですね。
何時も桜が咲く頃は寒くなります。桜冷えなんてね。おまけに今日は雨で野菜には良い様ですが、なんか鬱陶(うっとう)しいです。
ところで皆さんの玉ねぎの調子はどうですか。来月になると宮城県でも「早生」の収穫の噂が聞えて来るかもしれません。
私の所は長く保存出来る「晩生」種ですから6月半ばかな。
でも、様子が何時もと違ってきました。
葉が波打つ状態が多くなってきた
葉の裏側が波打ってきました。最初は1個だったのですが少しづつ増えて今では10個以上はあると思います。
昨日の画像です。 |
これは肥料過多のサインで、病気のサインではありません。
でも、人間も同じで食べ過ぎは体に良くありませんね。
一般的に病気になり易くなると言われています。それに塔が立ってしまう恐れがありますが、茎が固くなりギョインとなって花を咲かせます。
「もうこれまで」と、玉ねぎは諦めて最後の力を振り絞ります。そして、花を咲かせて種を作ろうとします。
子孫を残そうとするんですね。
以前は「食べても美味くないから捨てなさい」
と、いう声が圧倒的でしたが現在は
「十分たべられますよ。捨てるなんて勿体ない」
に、変わってきました。
でも、食べられるにしても残念ですね。
原因は追肥を3回してしまった事
もう、はっきりしていますね。
私は去年のある時期から肥料を化成肥料から炭化鶏糞にしました。炭化鶏糞に辿り着いたのも散々検索してからでした。
変えた理由は、庭の小さな畑が変わってきたからです。
雑草も少なくなり、ミミズも見つけるのが珍しくなりました。調べた結果、長く化成肥料を使い続けると畑の土が悪くなったのが原因でした。
このまま続けると畑は駄目になる。
何しろ平成元年にこの地に越してきてから毎年化成肥料を撒いていましたからね。
有機化成肥料なら良いんじゃないの
と、言う声も聞こえそうですが、「化成」という事は科学的な方法、という事ですから根本的には同じでしょう。
追肥の回数に悩む
それで今回の玉ねぎ栽培には元肥にも追肥にも使いました。
問題は追肥ですね。去年の「早生」の時は化成肥料を使っていた時と同じ2回でしたが、今年は検索すると
化成肥料も炭化鶏糞も3回必要。
おまけに止め肥もしろ。
と、様子が変わってきました。たまたまやって上手く行ったので記事にしたのかどうか分かりませんが、炭化鶏糞の情報は一昨年迄本当に少なかったです。
最近、やや増えてきたようですが。
でもYouTubeにまで出る様になると心が揺れて来ますね。
何しろ自分の炭化鶏糞の知識はかなり少ないです。
時たま目にする○○大学の農学博士の記事にも炭化鶏糞の事は載っていますが、具体的な事はさっぱりで、私でも知っている内容でした。
でも、不安ですよね。それでついに魔がさしたのか3回目の追肥をしてしまいました。
通常は苗を定植してから1ヶ月目の12月が1回目、2回目は3月初旬で、それで終わりです。
私はあるYouTubeの動画の通りに
2回目を2月初旬、3回目を3月中旬にしてしまいました。
3回目は止め肥を兼ねてです。
現在の画像が欲しいですね。
今、雨が晴れてきたので画像を撮ってきました。
波打っているのが何本かある。 |
何もしてこなかった訳では無い
この状態は一昨日辺りからですね。ジワジワと増えて行くんでしょうか。
今、調べたところ最初に気付いたのは3月の中旬頃ですね。
その時に色々調べましたが、何かあやふやな方法ばかりでした。
畝を水で洗い流すのが一番。と、言うのもありましたが洗い流すくらいに水をかけたら玉ねぎはどうなるんでしょうね。
ネギ類は水に弱いです。大量に与えると腐ってしまい、最後には溶けてしまう。そんな事を良く聞きます。
でも、最近大雨が降りました。雨量は70ミリを超えた様ですね。長ねぎの苗作りの底の器が雨水で溢れていました。
これで水で洗い流したのと同じような効果はあったんでしょうね。
しかし、波打つのが増えてきたのを知ったのはその後です。
波打つ玉ネギの葉の根元の土を入れ替える
それと、前に記事にしましたがある方法を思いつきやってみました。
それは玉ねぎの根元の土を入れ替える事です。
根を傷つけない様に指で掘り返して土を捨てて、別な場所から持ってきた土と入れ替えました。
その後、毎日様子を見ましたが変化は無いです。
今出来る事は何だろう
はっきり言って手は無いですね。
炭化鶏糞の効き始めるのが遅いのか早いのか、何時迄効果が続くのか、それすらマチマチで分かりません。
何しろ去年の半ばからの炭化鶏糞の利用で、自分自身の知識が少なく、確たる記録の蓄積がありません。
願うは早く肥料過多の状態が薄れて欲しい事だけです。
薄れれば状態が改善するかもしれませんし、駄目であれば沢山の塔が立つのを眺めるだけです。
食べたら美味しいのかな。
救いは成長不足の苗たち
今回の玉ねぎは通販で購入したものが主で、それに自分で種から育てた苗も混ざっています。その中で、育ちが悪く通常なら捨ててしまう苗を一つの畝にまとめて植えておきました。
それが育ってきたんですね。
育ち具合はマチマチですが、食べられる位にはなりそうです。中には立派な物も出来る様な感じの物も多数あります。
1個だけ小さい丸い玉になっている物もありますが、「早生」の種が紛れていたんでしょうか。
未熟だった苗たち |
この画像の苗は、袋の底に残った化成肥料を追肥として使ったもので、即効性を期待したんですが。
与えた回数は、通常通り12月と3月の2回だけです。
でも、1本だけ波打っている物があるのが気がかりですが、毎年何本かに見られる波打ち状態なので余り気にはしていません。
去年も2本ありましたが良い玉ねぎに育ちました。
これらは40~50本ですが、それなりに収穫出来たら嬉しいですね。これだけで去年と同じ数量になりますから。
後書き
webで検索して、そのやり方をするも、しないも自分が決める事です。
今回の玉ねぎもそれを信じて1回余分に追肥をしました。去年初めて炭化鶏糞を使ったのと同じに2回にしておけば良かっただけの事です。
こうやって覚えて行くんですね。
この結果は来月の半ば頃にはっきりと分かると思います。
塔の林となれば、日持ちがしないらしいので早く食べるとかしないといけません。が、大きな情報となりますね。
追肥は従来通り2回で良い、と。
また、塔が立たずに良いものが収穫出来れば、炭化鶏糞は3月中旬までに12、2、3月と3回追肥した方が良いものが出来る。
と、言う実証になります。
果たして何れになります事やら。
ただ一つ救いがあります。
それは3回とも一株について小さじ一杯弱の量だったことです。それを株周りに撒いて土と混ぜました。
一掴みとかじゃ無いですからね。
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