玉ねぎの止め肥は各々の地域の桜の開花頃が一番。それを基準に判断する。
お早うございます。ヒロくんです。
相変わらず気温の低い日が続いています。
昨日からは雪で庭は又もや銀世界ですね。今は雪は止んでいますが今晩からまた降り始める予報です。
畝の上は銀世界 |
お陰で近頃は畑仕事が出来ません。
とは言っても大事な作業が待っています。
玉ねぎの最後の追肥です。
近頃は追肥を3回するのが主流の様です。以前は12月と3月の2回でしたが、どうも12月、2月、3月の3回追肥をしている人が多くなっています。
私は去年までは2回でした。
ところが畑の今後を考えて去年から鶏糞に変えました。正確に言うと炭化鶏糞ですが、これでないと臭いがきつくて住宅地では使えません。
近所迷惑になります。
追肥を3回に変更した訳
それに、今だに追肥の量がはっきりしませんので心は不安だらけです。
おまけに2回目の追肥を従来通り3月と決めてはいたのですが、玉ねぎの葉に黄色い枯れ色が目立ってきたので気になり検索しました。
最初は量が多すぎたかなと思っていたのですが、追肥過多の場合は葉の裏側が波打つ症状が出ると知りました。
その症状は去年の玉ねぎの時も出ましたが2回目の後だったので、それを止め肥としました。
ところが今回は全然波を打っていません。
肥料が少ないんですね。小さじ1杯弱でしたがそれでも多いのでは。と、思っていましたから意外でしたね。
それで2月に追肥をして、もう1度追肥をする事に決めました。
初めての経験で計3回です。
普通は3月初めに行います。
ところが考えてみれば、それは温暖な地域の事です。
自分の地域では何時が良いのだろう
品種によっては2月初旬に止め肥を行います。それは「早生」等の場合ですが、通常は「中正」「中晩生」を植えますよね。その場合は今月の初め頃です。
先程の前回の玉ねぎは「早生」でしたが、3月初めに2回目の追肥をし、それを止め肥としました。
関東の温暖な地域の玉ねぎの画像を見ますと、もうかなり葉が青々と大きくなっています。私のはまだこんなものです。
まだ小さい |
ねっ、小さいでしょう。
寒い時期に止め肥は駄目
4月には肥大が始まるのは温暖地の場合ですね。関東、中部、近畿等や中国地方です。
ところがこちらは4月ではまだ寒い寒冷地です。宮城県の仙台市から東京まで400㎞ありますが、この差は大きいですね。
その地域の桜の開花を合図に止め肥をする
東京の桜の開花は例年3月24日頃で、宮城県の仙台市で4月8日頃です。約半月違いますね。ある動画では「玉ねぎの止め肥は、その地域の桜の開花日に合わせると良い」と言っていました。
すると止め肥は4月の8日頃が適宜という事になります。
気になるのは今年も猛暑で4月から高温になる。と予報が出ている事ですね。それと寒冷地は東北地方(※寒地は北海道)ですが、青森と宮城県も大分離れています。
どちらかと言えば東京よりです。
これらの情報で判断すると3月半ばから末に止め肥を実行
という事になります。
まとめ
寒冷地の玉ねぎの止め肥は何時にするか
これが今回のテーマです。
通常の情報は温暖地の場合ですから鵜呑みにすると泣きを見ます。
ジャガイモなんかは良い例で宮城県では2月にホームセンターで売り出しますが、この時期に植えるのは温暖地の場合であって2月に植えると霜で全滅します。
玉ねぎの止め肥を3月半ばから末にする根拠
(※宮城県の場合で、中晩生です)
温暖地の場合
- 3月初めが理想
- 4月から肥大し始めるから
- 4月に止め肥をすると収穫時期でも成長し続けるので日持ちがしなくなる
- 収穫時期には成長が止まっているのが理想
寒冷地の場合
- 通常は4月中旬から4月下旬が理想
- 止め肥はその地域の桜の開花辺りが理想との意見がある
- 東京と比較して桜の開花が半月遅れる
- 4月の桜開花が止め肥として理想
- 今年も猛暑で4月も高温との予報が出てきた
「2024年用.玉ねぎの栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。