そろそろ庭の畑のレイアウトを決める時期がきてしまった。長ねぎの苗の出来次第だが。
おはようございます。ヒロくんです。
今日も寒いですね。
先程、庭に出てみました。玉ねぎの畝の間が雨等で少し土が流れている様なのでホー(草かき)を使って直しましたが、結構土が固かった。
狭い畑ではこれが鍬よりも使いやすいですね。
苗を植えてから畝の崩れ等とかは直していましたが、畝間の整地は初めてです。
これから雪では無く雨が多くなるでしょうから畝の土が流れますね、水はけを良くするためにも必要な作業です。
ところで、狭い庭の畑の最大の問題は如何に連作を避けるかです。
連作障害というのは家庭菜園をする様になってから初めて知りました。
正確を記す為にウイキペディアさんの説明を引用させて頂きます。
連作障害
同じ畑に同じ種類、同じ科の野菜などの作物をつくり続けていると、連作に起因する何らかの理由(主として土壌に関係する理由)により、その種や科に多い害虫や病気が出やすくなり、土の養分も偏りが出てくるため、次第に生育不良となっていく現象を連作障害という。連作障害のことを忌地、嫌地、厭地、いや地(いずれも読みは「いやち」)ともいう。野菜や果樹などの収益性の高い部門への選択的拡大が進み、麦類や雑穀といった普通作物の生産は衰退していく一方で専作傾向が進み、生産伝統的な輪作体系はほぼ完全に崩壊し、特定の作物の連作が一般化した。その結果、連作障害が激化し、作物の安定生産を妨げる要因となっている。連作障害の原因は土壌伝染性病害が非常に高い割合を占めているのに対して、土壌の化学性や物理性に関する原因の占める割合は低く、連作障害問題は土壌伝染性病害問題とも言える。特に連作障害が出やすい野菜の仲間(同一の科)は、一度つくった場所では4 - 5年ほどあけてつくらないようにし、連作障害が出にくい作物を間に入れて栽培したり、別の科の作物を輪作に取り入れるなどの対策が重要となる。連作障害を避けるためにあけたほうがよい期間のことを、「輪作年限」という。ウイキペデイアさんより
ウイキペディアさん。有難うございます。
簡単に言うと毎年同じ科の野菜を植え続けていると、その野菜特有な様々な菌や病原体が多くなり良い収穫が望めなくなる事を指しています。
これは消費者に人気のある収益性の高い野菜を、どうしても多く作る様になってから連作障害が増えた。と、いう事ですね。
様々な野菜を植えていた頃は防げていた様ですが。
素人ながらも連作には気を使ってきた
借りている畑では、それなりに気を使っていました。
私の場合は主要野菜があります。
- 長ねぎ
- ジャガイモ
- 白菜
ですね。
長ねぎは連作障害が少ないと言われていますが、完全ではないそうです。
それで、この順番で毎年場所をずらしていました。
元の場所に戻るのに3年かかります。
もっと開けろ。
と、聞こえそうですが、これで精一杯ですから無理です。
各々2列ずつ作りますから、この3種類で借りていた畑の3分の2が占領されてしまいます。
残ったところにカボチャ1畝とかブロッコリーとキャベツで1畝、ニンジンで1畝。何とかスペースを開けてトウモロコシや里芋等を作ります。
こんな感じで連作障害を自分なりに避けてきました。
長ねぎを中心にして連作を避ける。狭い畑で出来るかな。
狭い庭の畑ではどうでしょう。
今年で庭の畑で様々な物を作る様になったのは3年目です。それまではトマトとかのナス科とキュウリが殆どですね。
試行錯誤してやってきましたが中々難しいもので、地下にある配管等を避けて畑のスペースを決めましたから、綺麗な長方形の畑ではありません。
下の画像の様な形です。パノラマ撮影が上手く行かず重なり具合が露骨に出ています。
ちょっと恥ずかしいですね。
もう少し、カメラをゆっくり動かせば良かったのかな。
手前の長いブロックの列は実際はフェンスとほぼ平行です。
かなり歪んでいますね。 |
最初は畝幅60㎝の畝を作り、それを30㎝の間隔を空けてずらしていこうと思いました。
ところが、右側の場所で2年前に借りていた畑から長ネギを移植したところ、ベト病か軟腐病か分かりませんが腐って全滅しました。
水はけの問題があると思われます。
なので左側が長ねぎのスペースとなりますね。
今の玉ねぎのところで、それに若干プラスした感じです。
今回は農家のお婆ちゃんが言う
「長ネギは連作にも強いから」
を信じてみます。
長ねぎと分けつ長ネギは上手く行っても夏前
それまでは開けておく、と何かの記事で書いた覚えがあります。
目標は冬の間は自前の長ネギや分けつ長ネギで賄いたい。借りていた畑では毎年そうでした。
1日1本。12月から3月までの4ヶ月で120本は欲しいですね。
畝幅は2列で2m、長さは300㎝は欲しいです。
長ねぎは5㎝間隔で植えますから、2列で長ネギだけで120本は植えられます。
分けつ長ネギ(汐止ネギ)は30㎝間隔で植えるのが普通だと思うのですが、実際のところは分かりません。
経験上、この位開けると15本位には分けつします。
この分けつする長ネギも全滅しました。
段々に溶けて姿を消したんです。
計画では30㎝間隔で2ヶ所で2列です。
このスペースが上手く取れると良いのですが。
とか何とか書いていますが、今月種を蒔く長ネギと汐止ネギが上手く芽を出し、良い苗に育つかどうかで決まります。
一昨年の長ネギです。これは上手く行きましたね。 |
以前は団地を出て暫くすると小さなスーパーがあり、そこのオーナーは地元の人なので農家さんから長ネギ等の苗を買い付けて店n隅に並べていました。
とても品質が良く、予約も出来て毎年購入していました。ところがお店が駅の近くに移転してしまい今はありません。
それから不便になりましたね。
ジャガイモとトマトやキュウリは最低でも欲しい
長ねぎのスペースを多く取ると、困ったのが他の野菜の場所ですね。
やはり毎年作ってきたものには未練があります。
特にジャガイモやトマト類、そして去年軽く150本以上収穫出来たキュウリです。
贅沢は望みませんが、どうしてもスペースが足りませんね。それで窮余の策ですがプランターでの栽培も増えそうです。
今まで部分的にやってきましたが、意外と地植えより上手くいっています。問題は培養土等の確保ですね。
勿論1回で捨てる事はせず、牛糞堆肥や肥料を加えて再利用します。
培養土の中身は肥料分は僅かで、極端に言うと水はけを良くする材料が主ですからね。
簡単なレイアウトを作る
頭で考えたり、文字だけとかだと段々変わって来て曖昧(あいまい)になります。
そこで画像に文字を入れてみました。
お絵かきソフトがあったので文字だけ入れてみます。
1枚では収まりつかないのでパノラマで撮りました。多少不自然なところはご勘弁願います。 |
ちょっと文字が大きすぎましたね。
少量でも良いからニンジンも作ろう
ブロックの手前に以前ニラの為の畝を間に合わせに作りました。
その後、ニラは場所を変えましたが昨日移植ゴテを刺し込んだところ、軽く入って行きました。ニンジンを作るのに十分な深さがあります。
春播きのニンジンは保存が効きませんから20本位で良いと思います。
十分な深さと、スペースです。
まとめ
まとめになるかどうか分かりませんが今年の畑のレイアウトが大体決まりました。今回一番苦心した事は長ネギをメインにするという事です。
庭にある狭い畑ではメインの野菜を決めないと長続きしない様に思われます。
あれも、これも植えちゃうと必ず連作障害が出ます。
私の場合ですと、どうしてもナス科が多くなります。
ナスは勿論、トマト類、ピーマン等がそうです。
誰しもが植えたくなる野菜ですが、次の年にトマトのところにピーマンの苗を植えてしまったりする可能性があります。
私の場合は事情があって長ネギ中心の畑作りになって行きます。
残ったスペースはかなり狭いです。
そこでは極力同じ科の野菜は植えないようにし、プランターとかを利用するつもりです。
所狭しと植えると害虫の格好の場所にもなりますから要注意です。
長くなりました。
もうすぐ春です。野菜たちが待っていますね、今年も野菜作りを楽しみましょう。