何故今年は残り種にこだわるのか。その発端となる体験と保存の仕方。
お早うございます。ヒロくんです。
最近は有効期限切れの種に執着しています。これと言って理由は無いんですが、強いてあげれば「勿体ない」です。
最近まで広い農地を借りていましたが、その時からですね。
私は毎年種から植える物としては白菜を2畝、ニンジン、大根を1畝作ってきました。一畝の長さは850㎝位ですね。
白菜の種を1か所に3粒づつ40㎝間隔で蒔いても半分近く余りますね。ニンジン、大根はもっと余ります。
今までは年が改まれば新しい種を買いました。余っていてもです。去年残った種を使おうとはしませんでした。2、3年袋が溜まればまとめて捨てる。そんな感じでした。
4年位前に白菜の種を蒔こうと畑へ行きました。何やかんやと準備が終わり種を蒔き始めました。終わってから手元の袋を見ると去年の残り種。
失敗した
と、思いましたね。
蒔き直す気にはなれませんでした。このままいくしかない。今年の白菜は良い物が採れないだろうと思いました。
ところがです。いつもと変わらずお店に置けるような立派な白菜が収穫出来ました。俺は、今迄勿体無い事をしてきた様だと気が付きました。
それからは白菜、ニンジン、レタス類、赤カブや大根等は翌年も使う様になりました。だからと言って特に何かをしたわけではありません。
たまに袋を折りたたんでセロテープを張る位でした。それも全てではありません。残り種が多くて袋からこぼれそうなものだけでした。
実際、小さなレジ袋に5、6袋入れて、運ぶ際にこぼれてしまいました。見るとレジ袋の底に様々な種が混ざり合っていましたね。
もう、何の種か判別はつきません。そう言うのは即捨てますが。
今年は新しい種を買っていない
珍しく今年は新しい種を買っていません。先程書いていた野菜の種は去年購入したばかりです。今年も使えますね。
特に白菜、ニンジンは一昨年の種を去年蒔きましたから、封も切っていません。
その他にも若干ありましたので、一度実験をしようとなった訳です。実際大きな地震があったりと色々な事がありました。
はっきりと断定はできませんが、今のところサニーレタスと大根だけですね。パプリカ、玉レタスやその他は芽は出ませんでした。
結果を申し上げますと有効期限が半年過ぎても芽は出ますね。それ以上になると芽が出たのは1品種で、他は駄目でした。
1年以内ですと白菜、ニンジン、大根はOKです。
かといって試しに蒔いてみたら芽が出なかった場合もあるでしょう。
残り種を補完する場所等で条件は変わってきますので、あくまで自己責任でお願いします。
それでは次に保存方法を調べましたので参考までにお読みになって下さい。
野菜の種の保存方法
野菜の種の有効期限の設定は、種のメーカーが検査をしてから1年までという事らしいです。それには条件がありまして、
未開封に限るとの事です。
封を開けると少しずつ劣化が始まるとの事です。これはどうしようもないですね。
でも、ここで問題が生じますね。庭の小さな畑やマンションのベランダ等で野菜を栽培する時は、どうしても種は大量に余ります。
それで私の場合は100均の種を今年買ってみた訳です。全て芽は出ましたので種としては問題はありません。後は設備と害虫の問題をどうするかですね。
残り種の保存方法
開封した種の保存方法は無いものかと調べましたところ、色々な記事がありました。概ね同じような事が書いてありましたので簡単に書いておきます。
殆んどの種が嫌うものが有ります。それは
- 湿気
- 温度
- 光
です。
それを防ぐ場所が各ご家庭のどこにあるでしょう。
そお、冷蔵庫しかありませんね。どの様な状態にして保管すればいいのでしょうか。
それは
- 種袋の切り口を2重に折る
- 折ったところをクリップ等で留めるか、セロテープを貼って留める
- 密閉出来る保存袋、出来ればファスナーで閉められるものが良いですね。
- 冷蔵庫に入れる
私は密閉すると種が死んでしまうのでは、と思っていましたが大丈夫なんですね。こんな感じです。試しにやってみてはいかがでしょうか。
でも、種は色々とありますので自己責任でお願いします。
「畑づくりに必要な事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。