害虫を手では触りたくない。そんな人の為に処分する道具を作る。

土曜日, 2月 24, 2024

庭の小さな菜園

余りお金をかけずに身近にあるもので作るのが良いですね。それには何が良いのだろうか。

お早うございます。ヒロくんです。


3日前から二日降った雪はほとんど溶けていません。

お隣の屋根の上の雪の厚さはそのままで、やっと冬らしい風景になってきました。

お陰で庭に出る通路も雪で塞がれていますから気楽にはいけません。それに重い雪をかき分けて行くには気温が低すぎますね。

昨日も書きましたが今年も暖冬になるらしいです。

暑さだけなら良いのですが、害虫が増えると思いますね。

害虫は皆さん嫌いですが、特に最初に見つけた時に処分しないとどんどん増えて行きますから初動が大事です。

いざ捕まえようと思うと、市販の人畜無害の物を使いますね。

でも、害虫はそれに慣れてきます。殺傷能力のあるものは人間にも害を及ぼしますから使いたくありません。


普通は目の前にいると余程触りたくない虫でなければ、手で払い落して地面にたたきつけますね。

問題はその後です。大体が足で踏んで潰します。

ところが新しいスニーカーとかを履いていると躊躇(ちゅうちょ)しますよね。

勿体なくて踏めない。長靴に履き替えて戻って来ると、もういません。息を吹き返して何処かへ飛んで行っちゃいました。


そんな事が結構あります。

そこで無い知恵を絞って考えて作ったものがあります。

ペットボトルに入れて溺死というか、お湯で始末する道具です。

これは一昨年に作りました。多分サラッと記事にしたと思います。

そこで今回、もう少し画像を多くして作り方から捕まえた状態をお知らせしようと思います。

文字は少なめにします。重複記事と判断されるのも嫌ですから。


この道具を思いつくきっかけ

最初に見つけたのはミニトマトです。

庭で落下したミニトマトが多数ありました。よく見ると虫に食われた跡があるのでそのまま放置していたのですが、

それが翌年になって芽をだしました。

おそらく害虫の卵も一緒に年を越したものと思われます。

苗になり定植して高さ1m位いになった頃に孵化(ふか)したんでしょうね。大量の害虫が発生しました。


テントウムシダマシです。

この虫はおかしな習性があり、普段は動きが早いのですがある時間帯になると動きが鈍くなってきます。

そこを見計らって捕まえようと決めました。

この時は仕方が無いので小さなバケツに水を張り、動きが鈍くなった頃を見計らい手で払うと面白い様にバケツの中へ落ちて行きました。

その後で処分しようと考えた挙句、近くに川があるのでそこに流しました。

人間も残酷なものです。

でも、仕方がありません。


これがその時の画像です。

お食事中の方がもしいらっしゃったら、ごめんなさい。なのでなるべくボケているのを掲載しました。

これでも多いですが、全体ではかなりの数でゲッとなりますね。これを放っておくと茎にかぶり付き養分を吸い取り野菜を枯れさせます。

とにかく物凄い数でしたね。


捕獲機の作り方

一昨年も、庭のトマト等のところでテントウムシダマシを発見。
そこで冒頭の事を思い出したわけです。検索するとペットボトルで捕らえられる。と、ありましたから作る事にしました。

これからは画像を主に書いていきますね。

ペットボトルとハサミを用意

当然ですがペットボトルは薄い方が切り易いです。厚いと力が必要になり、危険です。なるべく薄いのを選びましょう。
でも、お湯と言っても熱めのお風呂の温度ですからお湯を入れる際は手袋をした方が良いですね。


ペットボトルを切る

余り短いのは虫が逃げやすいですから
底がある方は10㎝以上は欲しいですね。
反対の口がある方は虫を入れる入り口になりますから5㎝は欲しいです。残った分がお湯を入れる器となります。



底のある方にお湯を3分の1程入れる

Bの方にお湯を入れて下さいね。
余り入れると虫が逃げやすくなります。


二つ並べるとこんな状態

ペットボトルを切る時はこんな感じですと使いやすいです。


Aを逆さにしてBに入れる

切り口をBに向けて刺し込みます。



AとBのつなぎ目をテープでふさぐ

重なっているところを虫が入り込まない様にテープで塞ぎます。
養生テープがあれば剥がし易いので重宝です。
1シーズンは使いたいので剥がし易いものを選んで下さい。
(画像はありません)


こんな感じで出来上がりです。殆ど経費は掛かりませんが、ペットボトルの切り口で指等を切らない様に注意して下さい。


実践編

温めのお茶でも虫にとっては熱湯です。
それで、先ほどは説明の為にお湯を入れましたが、装置を完成させてからお湯を入れて下さい。
そうすると虫は即死です。

それでは実際の捕獲状況をご説明します。
虫を探す前に装置は傍に置いておくと便利です。

はい、虫発見。

虫がのんびり葉を食べています。

テントウムシダマシですね。放っておくとアッと言う間に増えますからね。

捕獲開始

ゆっくり近づきます。
装置を左に持って虫を飛ばす方へ構えて、虫を手で払います。


上手くペットボトルに入りました。テントウムシダマシは一日の一番暑い時間帯になると動きが鈍くなりますから手で払ってペットボトル装置に見事入った時は「やったー」と小躍りしそうになります。
茎に停まっている時に、ソーっと忍び寄り手で払った虫が転げ落ちてペットボトル装置に入った時は快感ですよ。

地面に落ちた虫は割りばし等で捕まえる

これが、なかなかうまくいきません。足で踏んだ方が良いですがその場所に野菜の根があると痛めてしまいますね。
その際は足で軽く踏んだ方が良いです。
それでブチっと潰れます。


青虫なんかは割りばしで挟んで、ちょいとひねるだけで処分できますから楽ですね。

ペットボトルに落ちた虫は即死

温いお湯と書きましたが、熱湯と比較しての話です。厚めのお風呂の温度位が良いと思います。余り暑いとペットボトルも熱伝導で熱くなり、持てなくなりますからご注意ください。


虫は体が軽いので浮きます。この時は熱めのお風呂の温度でしたが、イチコロでした。一度本当に温めのお湯を入れたところ次の日も生きていました。

その時に一緒に入れた根切り虫は逃げ出していませんでした。
やはり、熱めのお湯ですとイチコロですね。
如何に害虫でも生殺しは良くありませんから、熱めのお湯で瞬殺の方が良いですね。
武士の情けです。

まとめ

害虫の大発生を予測してお金をかけない捕獲器の作り方と効果を書いてきました。
まとめますと次の様になります。
  • 使い古しのペットボトルを利用
  • 刺し込む方(A)は最低5㎝以上は残して切る
  • Aを逆さにしてBに刺し込む
  • 重なったところを外れない様に養生テープ等で貼り合わせる
  • 入れるお湯は熱めのお風呂の温度
  • 左手にペットボトル装置を持つ
  • それに向かって葉の上や茎にいる虫を手袋をした手で払う
  • 上手くキャッチできれば大成功
  • 落ちた虫は割りばしで掴むか、無理であれば踏みつぶす
以上です。
実験済みですから成功は疑いなしです。

それと、作った容器に3分の1程水を入れて、その中に砂糖を入れてトマト等の下に置いておくと良いそうですね。
その中に虫が入って出られなくなります。
虫が溜まったのを確認して、その中にお湯を注ぎ込めば始末できるそうです。

一度やってみたのですが一匹も入っていませんでした。
もっと甘くしないと駄目かな。

似たような記事を書いた様な気がしますが、余程悔しかったのかな。でも、この様に画像を多く入れてはいなかったと思います。なので新しい記事として読んで頂ければ嬉しいです。




ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 以前から四字熟語に興味があり、ブログを立ち上げてしまいました。内容が内容だけに記事作成に時間がかかると思います。

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