キュウリは通算1000℃で成長する。何のことか調べてみた。

火曜日, 1月 09, 2024

きゅうり

いくら世話をしても思うように成長しないキュウリ。何が原因なのだろう。

お早うございます。ヒロくんです。


去年のキュウリは初めのうちは調子が悪かった。

水やり、肥料、剪定と出来るだけの事はしてきたキュウリ。何時まで経っても大きくならず黄色くなり腐って行くのを見ているだけ。

何時までも女々しいぞ。と、心では思うんですが、やはり気になるのは仕方が無いですね。

抜いて捨てるしかないかなと思っていたのですが、もう少し面倒を見てやろう。という事で整枝を始めました。

すると、いつの間にか結構子ズルが伸びているのに気づきました。

あっという間ですが、それに気が付かない程、心の中では諦めていたのかもしれません。


キュウリを大きく成長させるには1000℃必要

ある農家の人の話ですと、きゅうりが実を生らせるには1000℃~1200℃必要だと言っています。

通算してです。

気温が20℃になり、それが50日あれば1000℃。そういう意味です。

仙台で夜間の気温が20℃超えるのはこれからですから、日中の事でしょうね。日中ですと5月半ばからです。

最近の30℃越えで一気にその時期が来たのかも。

今迄順調に来たが5月末頃の低温で足踏みし、大きく成長させるエネルギーが作られず実が腐って行ったみたいです。

最近になって1000℃に突入し、やっとエネルギーが蓄えられたが親ヅルには届かず。

諸条件で親ヅルより勢いが強い子ヅルに、キュウリ成長のエネルギーが優先的に届けられるようになった。

そんな感じです。

又もや野菜の不思議なメカニズムを知りましたね。


子ヅルにキュウリが出来ていた。

1本の子ズルの先を摘んで、もう1本の方も何処から切ろうかと思ってまじまじと見たら、何か見覚えのあるものが見えます。

キュウリが育っていました。

1本だけですが、15か16㎝位かな。それでも嬉しいですね。

普通に育てば明日収穫出来ます。実現すれば今年初めてのまともなキュウリの収穫です。


マトモと言っても少し曲がっていますが、これは先端が地面に届いてそこから地面を這うようにして伸びたからでしょうね。

それでも嬉しいです。

周りにこれからというキュウリの赤ちゃんがいますね。見た感じは子ヅルのキュウリです。

今のところ子ズルは2本だけですが最初に摘心した方は花だけで、実は大きくなっていません。

親ズルがちまちまやっているので、待ちきれづにツルを伸ばした様に感じられます。


親ヅルが無くてもまともに伸びるだろうか

親ズルの方で大きくなっているのは無いですね。ただ単に鉛筆みたいな太さのがありますが、これは駄目かもしれません。

3、4個黄色くなったやつを切り取りましたが、親ヅルを摘める勇気はありませんね。

でも2本仕立てという訳にはいきませんし、まともな実を作れないのではどうしようもありません。


例年の様に初めから、親ヅルと子ヅルの2本仕立てにすればいいのですが、これを今やると新しい太い支柱を刺さなければなりません。

それは出来ませんね。根を切ってしまうでしょう。これ以上のストレスはかけられません。


普通に栽培しても親ヅルだけを伸ばすと、あと2週間位で終わりです。明日と明後日様子を見ます。次にまともに伸び始めた方を残すようにしますか。

それにしても親ヅルのキュウリは、何故大きくならずに腐って行くんでしょうね。

昨日知ったのですが専業農家でも出来が良くないみたいですね。やはり大きくならずに腐ってしまうとか。

原因は苗が大きく育つ大事な時期に、夜の気温が低すぎた事によるそうです。

家の場合もそんな気がします。親ヅルが勢いよく伸び始めた頃から低温が続きました。


そう、花に光を当てようと大きな葉とか、枯れた葉を取った頃からですね。5月28日ですが行燈を外さなければこんな事は無かったかもしれません。

人間が自然を予知する事は永遠に無理かも。


なぜ、子づるの実だけが大きくなるのか

子ヅルのキュウリが大きくなったのは今日知りました。子ヅルは実を大きく出来る能力を備えたんでしょうね。

親ヅルはまだですね。花が咲いてからが長いですが、何れ諦めて枯れて腐って行く状態は変わらないのか、それともこれから花を咲かすものは大きくなる能力を備えて行くのか。

それにしても今年はまともなキュウリを何本採れるでしょうか。


後書き100本は越えましたからね。

この少し後に親づるの脇芽を取って育てる事にしました。

このままでは少ない収穫に終わってしまう。

そんな危惧を感じたからです。

ところが、その後親ずるも息を吹き返して双方合わせて大収穫となりました。

こんな狭い畑で優に150本は越えましたからね。


その後は思いもかけない未曽有の猛暑に襲われますが夏野菜は元気でしたね。それと朝晩の水やりが如何に大事かという事を痛感しました。

秋野菜には通用しませんでしたが・・・。

実が成長する迄1000℃必要というのを、後にはるかに超えた夏でした。


「きゅうり」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 以前から四字熟語に興味があり、ブログを立ち上げてしまいました。内容が内容だけに記事作成に時間がかかると思います。

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