一晩で葉に穴が・・・雨が小降り、無駄を承知でパプリカに野菜由来の殺虫剤投与。
お早うございます。ヒロくんです。
去年、家庭菜園を始めて30数年経ちますが初めて「夜盗虫」という名前の害虫を知りました。名前が憎たらしいですね。
読みは「ヨトウムシ」らしい。
夜に盗みに入る夜盗の様な虫です。
退治するのは火盗改めの鬼の平蔵か。
その時の事を書いた記事です。
お付き合いください。「夜盗虫」はとんでもない虫です。
パプリカにも穴が開けられた
ここ数年、毎年1種類は初めて栽培する野菜を作ってみたい。と言う気持ちが強くなっています。2、3年前は甜瓜、1昨年はパプリカ。去年はスイカでした。
流石に初めはパプリカもスイカも苗で植えましたが、パプリカは種で作ってみたい。そんな感じで昨年種から育ててみました。
成長記録は以前作っておきました。その時少し触れましたが、虫がついてしまいました。穴が開いているので分かったのですが、対処に苦労しましたね。
私は無農薬で家庭菜園をしていますので、本格的な農薬を使う訳にはいきません。それでも最低限の用意はしています。
無防備では虫に馬鹿にされます。何も対策をしない食べ放題の畑と彼らに認識されてしまいます。
私の備えは「オルトラン」と「野菜由来の殺虫力の弱いスプレー式の殺虫液」です。これで悪戦苦闘した事を記事にしました。
農家さんから見たら「殺虫剤かけてやるか」と笑われそうですが・・・。
初めての野菜には初めての虫がお目見え、と思ったら馴染みの虫だった。
穴を開ける虫なんて初めて見ました。検索してみるとどうも夜盗虫らしい。かなで書けば「ヨトウムシ」ですね。
これって畑を耕しているとよく見かける虫です。
なんでも「ヨトウガ」という蛾の幼虫でした。気持ち悪いので足で踏みつけて処分していましたが、まさかパプリカに穴を開けるとは。
そう言えばナスも穴が開いて、中に虫がいるのかと思い消石灰をかけて様子をみた事があります。何も出てきませんでしたが。
ヨトウムシは夜勤専門らしい
それもそのはず、「ヨトウムシ」は昼間は地中で過ごし夜になると這い出してきて悪さをする。ふとい奴です。
まるで泥棒ですね。それでついた名前が「夜盗虫=ヨトウムシ」です。この名をつけた人に合って見たいですね。相当に困ったんでしょうね。
何でも成長して蛾になって気に入ったところがあれば、2,000匹くらいの卵を葉の裏とかに産み付けるとか。それが孵化して夜になると動きだすんですね。
葉なんかボロボロにされるみたいですよ。犯人は蝶々の幼虫だけでは無かったんですね。
自分の畑の地中に何匹いるんでしょうね。あれって結構グロテスクです。
画像があったはずですが、黒っぽい気持ち悪い虫ですから無理して見る程ではありません。が、折角ですのでお見せします。
これが「ヨトウガ」らしいです。
他にも同じような悪さをするのはナメクジ類とタバコガ類とか。多分ナスやパプリカの被害は「ヨトウムシ」だと思います。
パプリカの葉が食べられている
大きな穴がポッカリ、虫に食べられました。オルトランは効き目無し、雨の日にかけても無駄と知りながら・・・。
ある日の事ですが、夕方ちらっと庭に出てパプリカの苗を見ましたら、何という事か一日で葉に大きな穴が開いています。
相当大きな虫が食べたのでしょうか、驚きですね。次の日畑へ行き野菜由来の殺虫剤を取りに行きました。これがそのパプリカ。下の葉に穴が開いているでしょう。
拡大します。
持ってきた殺虫剤を噴霧しました。小ぶりの雨は降っていますが多めにかけたので少しは効果があるでしょう。
これは野菜由来の殺虫剤ですが、無農薬野菜を目指す私の武器はこれとオルトラン、それに消石灰かな。あれは消毒にもなりますから。
素人考えですがもみ殻の中に虫がいるかもしれませんね。でも何か鳥じゃないかと言う気もしてきました。鳩も最近庭を縄張りにしていますから。
先程から書いている「ヨトウムシ」が犯人かもしれません。あの画像はパプリカを定植してから暫くして、葉の上に何かいると思って撮ったものです。
幼虫のまま定植する畑へ苗と共に持って行ってしまい、それが大人になったのかも。
そう言えばパプリカは4本の苗を植えましたが、2本があっという間に萎れてしまいました。結果駄目になったのです。
でも害虫かも知れないと思い、残った2本に先程の殺虫剤を徹底して吹きかけました。
そのせいかもしれませんが残ったパプリカは大豊作でした。
ナスには穴を開けられた
7月頃でしたかね。初めての経験をしました。なんともう直ぐ収穫かなと期待していたナスに穴が。綺麗に開けるもんだなと感心しましたね。
多分、中に虫がいるんだろうと思い、実を切り取りオルトランをかけた画像がこれです。この時点では虫は地中で満福で幸せに寝ていたんでしょうね。
それも知らずにこの後消石灰をかけてしまいました。
ぐっすり寝ていたんですね。何しろ「夜盗虫」ですから。
泥棒は夜盗みに入るために昼寝する
まったくふざけた虫です。
ヨトウムシの対策
今年も同じような目にあうかもしれません。対策は無いんでしょうか。検索して調べました。
卵を産み付けられた葉を処分する
卵を産み付けられると葉の表が白っぽくなります。見つけたら裏側をみましょう。卵があるはずです。その葉を切り取り処分する。
幼虫になっていると手に昇ってきたりしますから、軍手でなくてビニールの手袋なんか良いでしょうね。
殺虫剤はどんなものが有る
私は無農薬栽培を目指していますので、最低限の物しか利用していません。オルトランもその一つですが、粒では葉にかけても風邪等で落ちてしまいますね。
水和剤ですと効き目があります。
虫の中には役に立つものが有るそうです。それ迄殺してしまうと野菜作りをするものとしては辛いですね。調べると「ヨトウムシ」だけに効く薬もあるようです。
好きなものでおびき出す
「ヨトウムシ」の好きなものでおびき出す方法もあります。「ヨトウムシ」の好きな物てなんでしょうね。調べると「米ぬか」がお気に入りらしいです。
その記事には風で飛ばないところに米ぬかをおいて「ヨトウムシ」をおびき出し、頃合いを見て殺虫剤をかけるか足で踏み潰すかする。この「足で踏み潰す」は私の考えです。