花が咲いてから、その先の葉を一枚残して枝を切る。これからが面白そうだが何か不安。
お早うございます。ヒロくんです。
この記事は今年「ナスの切り戻し」に興味を持ち始めた頃を思い出して記事にしています。
今とは違い夏の頃のお話ですので、文章中に季節感が無い内容も出てきますが、ご了承ください。
ナスの3本仕立てというのはかなり前から実践していましたが、その先はどうするのか今一分かりませんでした。
主枝3本の他の下の脇芽は当然取っていましたが、後は出来るに任せていました。それでも15~20個位は採れていたのかな。
普通の人は何個採るのでしょう。
農家ですと100~150個だそうですが、さすがはプロですね。家庭菜園を趣味でやっている方は30個くらいが普通らしいです。
私はナスに関しては目標が無く、出来れば良いなって感じですね。それでもお盆の頃に秋ナスに剪定して1シーズンで30個位採れた年がありました。
ハッキリ言いまして、まぐれって感じですね。
ここ2年程は害虫に穴を開けられたりと災難続きで、去年は遂に口に入ったナスは1個だけという情けなさ。
農薬をまかない私に出来るのは、せいぜい防虫ネットを張るだけ。でも下が無防備なので効果なし。
ナスの切り戻しに挑戦してみる
YouTubeを見ているとよく出てくる言葉があります。
「ナスの切り戻し」ですね。
動画を見ていても、何にをどうするのかよく呑み込めない。一人で動画を作っている人が多いので、アングルがどうしても良く無いのが原因ですね。
それと、おしゃべりが好きな人が多く、なかなか本題に入らないので見るのを止めてしまう事も多いです。
でも、何となくわかってきた事があります、整理すると私の3本仕立ての後の工程。と、言う事でした。
ちょっと挑戦してみようかな。
今年のナスは通販で購入したもので、そのせいでは無いでしょうが最初から育ちが悪くて、収穫したのは最初の頃は5個かな。
先ほどの動画では背丈が1mになったら。と、ありました。
ところが生育が悪いのでそこまで高くなっていませんし、主枝にしたものからの脇芽は出ていても短いです。
家のナスは切り戻しどころの段階じゃない。本当にそう思いましたし、出来ているナスは主枝からです。
今思うとそこから脇芽が伸びていたんですね。
やがて脇芽が伸びて来て枝ぽくなってき、そして紫色の花が咲きました。
見づらいので拡大します。
この花の先の方の葉を1枚残して、先は切るという事らしいのでそのようにしました。ところが花の先が余り伸びていなくて、かなり短い枝になりました。
初めての事なので、これは失敗かもしれないと頭によぎりましたね。
ところが実が出来てきました。着果したんですね、これは嬉しかったです。着果したのはもう少し前ですが、何かあるなと思って指で触ったのが3、4日前だったかな。
丸いナスの赤ちゃんの感触でした。
下の画像は昨日11日の画像ですが今日はまだ見ていません。
久し振りの雨でもっと大きくなっているでしょう。
最近は徹底した虫退治の功があるのかテントウムシダマシもいなくなり、おかげでナスの肌も綺麗です。今のところはですが。
画像を編集して「ナスの切り戻しのやり方」を作る
おこがましいですけれど how to 物を作ってみました。個人的にやり方をまとめる為です。
最初にやるのは主枝選びですね。
これは
- 最初に花が咲いた枝
- その直ぐ下の脇枝
- それより下の脇芽 もっと下の脇芽は全て取る
の3本です。これを支柱とかに固定して伸ばしていきます。
ここからが大事ですね。
- 3本の主枝に各々脇芽が育ってきます。
- 切り戻しをするのはそれぞれの脇枝(脇芽)です。
- 主枝は決して切らない。
ので全体が伸びて来るとどれが主枝か分からなくなりますね、
- 主枝に印をつける テープでも良いので定期的に結んで分かり易くしておく。
私は支柱を組み、主枝3本を各々一番上の支柱とビニールテープで軽く結びました。そして伸びるに従い目印に短いテープを結びました。
これでどれが3本の主枝か分かります。
脇芽が枝となり伸びて来ました。これからが本番です。
枝を切る
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脇枝が伸びて来て花が咲いたら、花の先の葉を1枚残してその先の枝を切ります。
花の上にあるのが主枝で、その上にチョコンとあるのが脇枝の切り口です。
こんなに短くなってしまいました。
実が出来てきました
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何日かして実が出来てきましたが、これには感激しましたね。
失敗の可能性が高いと観念していましたから。
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やがて実が大きくなってきました
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嬉しい事に実が大きくなってきました。俄然テンションが上がりますね。
どうか虫の被害が出ない様にと祈りたい気持ちです。
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収穫出来る程に成長
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ここからは未来の事です。
多分大きく立派なナスが出来るでしょう。
そして、下の脇芽にも葉が出来、花が着花しました。
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切り戻します
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ナスの出来ている枝を切りますが、それは最初と同じで下の花を基準として、上の葉っぱの先のところで枝を切ります。
下の画像が切った後の画像です。
最初に育てたナスの枝を切り落とし収穫します。
そして、下の花が出来ているところで又ナスを育てます。
これが「ナスの切り落とし」です。
勿論、この画像は合成です。
次の花がナスを実らせて収穫出来る様になれば、また同じ様に枝を切ります。
その後はまた下の脇芽から花が咲きます。この繰り返しですね。
これが主枝が伸びるにつれて脇芽が増えて行きますので、各々の脇芽で同じことが繰り返されます。
主枝3本で数多くナスを収穫するには、この作業が必要だったのですね。
これは自分なりに「ナスの切り戻し」とは、こうでは無いのかと思いまとめた記事です。どこか間違っている箇所があるかもしれません。
その際は笑って許して下さい。
この「切り戻し」をやらなくてもナスは採れますが、お盆をすぎた辺りで樹勢が衰えて終焉を迎えてしまいます。
もっと長く収穫を楽しむために「ナスの切り戻し」が必要になります。
と、まあこんな感じにまとめてみました。
久し振りに画像を編集したので不自然なところがあったと思います。
ご了承ください。
私は画像に間違いがあるのに気が付きました。でも外は強い雨で確認することが出来ません。何処だと思いますか。
後日、調べて直しておきます。
私のナスはもう直ぐお盆だというのにこんな状況ですので、これから先どうなるか分からないのが今一です。
一回目の切り戻しの収穫が出来たら、またお伝えしたいと思います。
後書き
久し振りにナスの記事を書きました。何しろ6月7日以来です。今まで何個かは収穫していたのですが、虫の害が多くて困っていた時でした。
毎日がテントウムシダマシの駆除で、穴だらけの葉を見てはため息をばかりついていた様な気がします。初めてペットボトルを利用した捕獲器を作ったのもその頃でしたね。
それで、空しくて記事にする材料も元気も無かったのかもしれません。
何気なく、何度か「ナスの切り戻し」の動画を見ていましたが、自分には関係ないと思っていました。
たまたま脇芽が伸びて来て着花したので、その内容を思い出して挑戦してみました。すると上手く行ったんですね。
時期も時期なので、これから多くは期待できませんが楽しみです。おり良くまともな雨が降っています。
沢山水分を吸って美味しいナスを作って欲しいです。
台風の余波の雨で気がかりではありますが、本当に久しぶりです。
追伸
今日のナスの様子です。上の編集画像とは違って、まだこのような状態です。早く大きくなってね。
2日経っていますが、まだこんな感じで少しは伸びて来ていますね。
ここまで読んで下さり、ありがとううございました。