とは言うものの。家の殺虫剤では効き目が期待出来ない。どうするか。
お早うございます。ヒロくんです。
これは去年のニラのお話です。
初めてアブラムシがニラに集り(たかり)ました。駆除しようと悪戦苦闘したお話です。
今年の収穫は終了と思っていたニラですが、見る度に葉が少なくなって行く様な気がします。気のせいかなと思っていました。
春菊を収穫した後に久し振りに顔を近づけてみると、なんか黒いものがいっぱいいますね。何かの汚れが溜まったのかと思ったら違います。
これはアブラムシです。
しかも黒く汚れて見える位ですので相当な数と思われます。
間隔を開けて育てているので全てという訳では無いのですが、いないのは数群れだけ。どうしましょう。
ニラにアブラムシが付いたのは初めてです。通常洗い落とせば食べられるとは聞いていましたが今年はもう終了です。
何時もなら枯れているのかな。割合に気温が高かったせいか青い良い色をしてるなと思っていました。もう一回収穫しようかと思った程です。
それでアブラムシが寄ってきたのかな。
早く見つけて良かった
通常は4月に発生し、6月がピークとか。夏場は姿を消すそうですが、11月になるとまた増えてくるらしいです。
何でもメスだけで卵を産むらしく一生のうちに70、80匹卵を産むそうです。今日見た感じでは葉が黒く模様の様に見えますから密集度が凄いですね。
一ヶ所を枯れ葉でこそぎ落としましたがかなりの数です。1000匹以上入るんじゃないでしょうか。気が付かなかったら何十万匹にも増えていたのかな。
なんでもニラにつくアブラムシは「ネギアブラムシ」というそうです。アブラムシの種類は色々あるんですね。
ネギ萎縮病とかいう病気を発生させるそうですが、成虫になると羽を持つものも出て来て他へ移動するらしい。
仲間が増えたのでこの野菜では足りないと感じるのでしょうか、羽が生えたアブラムシは別な野菜を求めて飛んで行きます。
近くには大好物な玉ねぎがあります。
これは拙いですね。とにかく拡散しないうちに何とかしないといけません。
葉を短めに切り取り、唯一の殺虫剤をかける
何でも「ネギアブラムシ」は水のやり過ぎとか葉の密集過多、それと肥料のやり過ぎが原因でたかって来ると言います。
もう一つありますね。同じところに植えると出て来る連作障害。
弱った野菜には始末屋が寄ってきます。ニラの場合はこのネギアブラムシでした。でも見た目は生きが悪くはないが。
肥料のやり過ぎが原因と言えば、通販で購入した培養土がありますね。捨てるのが勿体ないと思い、ニラの畝にも土の代わりにと盛ってしまいました。
あれでも養分はあるでしょうからね。
思い当たるのはこの一点。盛ったのは10月前の事です。
とにかく他に飛び火しない様に、ここで全滅させるのが一番良いですね。
葉を短めに切る
何時もよりかなり短く切りました。切ったニラはそのままゴミ袋へ直行。切ってみると根元の方に結構いますね。
これは拙い。今のところ羽が生えたネギアブラムシはいない様ですね。
残っている殺虫剤をかける
こいつらを何とかしないとどうしようもありませんね。一匹づつ捕まえて圧殺するのは不可能です。何しろ相手は1~2mmの大きさです。
さあ、どうしよう。
ホームセンターに買いに行っても無駄足になりますね。今年は全て効き目がありませんでしたからね。
今残っているのはオルトランと酢由来の殺虫剤ですが、使うとすれば酢由来のやつですね。
仕方が無いので切り取った後にかけてみました。何の反応もありませんのでタップリまんべんなくかけました。
まだ残っているのに出なくなりました。容器も粗悪品の様です。
白菜や大根にもこれをかけたっけな。
空しい記憶だけが蘇ってきました。
後書き
直ぐ傍(そば)の春菊には全然いませんでした。何しろネギアブラムシですからね。春菊はお好きでは無いのかも。
しかし、今頃にアブラムシの襲来を受けたのは初めてです。ナスとかトマトにはよくつく虫ですが、蟻が多い時には必ずと言って良いくらいいますね。
そう言えば寒くなって蟻も巣から出てこない。ガーンです。
その時は養生テープに張り付けて駆除しますが、ニラの葉はテープの粘着に耐えられるでしょうか。くっついて切れると思います。
光を反射する銀テープもアブラムシには効果がありますね。
前に聞いた事がありますが、何倍かに薄めた牛乳をかけると牛乳の油膜で息が出来なくなり窒息するとか。
その後丁寧に葉を洗わないといけないそうです。
明日、様子を見ます。まだ生きていれば端の先に養生テープを巻きつけてくっける。
これしか無いですね。時間がかかりそうだから雨よ降らないで。