野菜の種の限界って本当にあるんだろうか。古くても水が浸みれば、目が覚めるのかも。
お早うございます。ヒロくんです。
畑作業が出来ない日が続いています。と言っても時期的に対したことは出来ませんが。
でも、もうすぐ玉ねぎの1回目の追肥が迫っています。その辺りから徐々にやる事が増えて行きますね。
てな訳で、2年ほど前の事で恐縮ですが期限切れ近い種やとうに過ぎた種が結構あり、試しに蒔いてみた話をさせて頂きます。
かなり前の蓮かなんかの種が見つかり、植えてみたところ花が咲いた。
そんなニュースを聞いた事があります。
これって凄いことですよね。蓮の寿命って考えられないくらい長い。そこで思いました。野菜の種はどうなんだろう。袋の後ろには有効期限が印刷されてあります。
種を作っている会社で長年かけて調べたんでしょうけれど、本当はどうなんだろう。
野菜の種も本当は何時までも持つのではないでしょうか。乾燥させてしまい種本来の働きが出来なくなったら無理なのかもしれません。
でも種の袋に入ったままであれば長いかも。
種って水に触れると生命が動きだすシステムなのでは。
何故こんな事を考えたか
今迄は、有効期限の物は捨てていました。
ところが昨年春に半年過ぎたニンジンの種を間違えて蒔いてしまいました。蒔き終わってから愕然。
後悔先に立たず ところがほゞすべてが芽を出しました。而もいい形のものが沢山収穫出来ました。
味を占めた訳ではありませんが夏の白菜で試してみました。
追肥が少なく結球が遅れたりと自分の管理の悪さはありましたが、結果は成功で先月まで収穫して食べていました。
味を占めてまたやる事に
去年の最初の種蒔きは、そんな訳で有効期限切れの種蒔きから始まります。
失敗してもホームセンターで苗を売り出しますから、それを購入すれば間に合います。
正直、期限切れの種の袋は多いです。家庭菜園で一袋使い切るのは至難の業ですから。
取りあえず、今に時期寒さ対策をすれば成功するかも と、思うものを選びました。
- パプリカ 21年10月 未開封 中には赤と黄色の種が全部で10粒ほどあり
- 玉レタス 20年10月 既開封 有効期限が切れて約1年半 これが一番心配
- サニーレタス 21年3月 既開封 これは丸1年。もう少し古いのもあるので蒔いてみます。14ヶ月ぐらいかな。
他に2年経過の物が沢山。今回の実験で失敗すれば全て捨てます。
用意するもの
- ポット 普通の直径約9㎝ パプリカ用2個、玉レタス4個、サニーレタス6個
- 育苗箱
- カバー もっと安いと思ったら380円以上しました。
レタス類は1ポットで2個は可能ですからね。うまくいけば倍です。
種蒔き開始
今回は真面目に写真を撮りましたので、少し分かり易いと思います。
ポットに培養土を入れる
ポットのフチから2㎝のところまでですが、大体で良いですよ。
画像のコップは30年以上前の物で、娘がママゴトで遊んでいたものです。これが意外に使い勝手が良いです。
水をたっぷりかける
育苗箱に並べて、大体の量を確認したらジョウロで水をたっぷりかけます。
あらかじめバケツに培養土を入れて、水でこねてからポットに入れた方が水の持ちは良い様です。お試しください。
これは、バケツに必要な分の培養土を入れて水を入れ泥団子の様になったらポットに入れても良いです。
ポットをトントンと地面に底をたたくと沈みますので、ポットの縁から10ミリ位になる様に足して下さい。
種を蒔く
指の先で軽く真ん中に穴を作ります。少し離してもう3か所。これはパプリカだけです。
終わったら指を洗って水気を拭いて下さい。濡れてると種がくっいてやりずらくなります。
レタスの時にたまたま風が吹いてきました。
レタスの種は少し風で飛んでいきましたが、水をまいたおかげで培養土の上に定着している様です。自分の体を風除けにしました。
1㎝ほど培養土をかける
袋の中に残っているのをかけて下さいね。ポットの中の土でやったら滅茶苦茶になります。
もみ殻をかける
もみ殻をかけると保湿されるので重宝ですが、無くても構いません。但し乾かない様に水やりを欠かさないで下さい。