2週間遅れの初霜の翌日枯れ始める。一気にしおれる姿にビックリ。
お早うございます。ヒロくんです。
ピーマンの作り方に伴う成長記録の続きですが、素案は去年の物です。
宮城の南部ですが初霜が遅れに遅れて2週間超。
いつまで待っても来ない初霜を待つわけにもいかず、タイヤ交換も2週間前に終わらせ、先週のうちに野菜の越冬準備も終わらせました。
こういう時は一気に寒くなりますから悠長に構えていると大変な事になります。ちょっと大げさですが、これは北国にはよくある事です。
以前のんびり構えていたらビックリ。
道路がカチンカチンに凍っており、あちらこちらでスリップする車の音で騒がしくなりました。
そのうち回転しながら他人の家の塀に激突する車も・・・
物凄い渋滞が始まり、慌てて右左折する車もスピンしています。特に橋の上やマンホールの上は怖いです。
やっとのことで会社に着いたのはお昼頃でしたね。
即、昼ご飯になりました・・・。
間もなく12月。冬到来は間近だが追肥と水やりは続ける
明後日の10月31日が追肥予定の日です。油粕をあげますが2週間おきは守っています。
大好物の様ですから。
画像は10月27日のピーマンの様子です。
夏よりも元気になっています。
それに11月にも何度か収穫してきました。霜が降りる前まででしょうから、あと2週間位かな。一気に駄目になって行くんでしょうね。
寂しい別れが待っています。
ところが今日は11月29日ですが、初霜はまだ降りません。
予定日を2週間もずれていますが、やはり気温が高い日が続いています。ピーマンも今の時期になっても上の画像とほぼ変わらない状態です。
油粕が良かったのか。
有機栽培を目指す人は油粕がお勧めですね。
春の植えた夏野菜の最後の生き残り
今年の5月に一斉に植えた夏野菜。トマト等は姿を消しピーマンだけが残りました。
でも、いつもと違う事があります。
それは元気いっぱいの姿を今迄続けてきたことですね。
今迄は何とかかんとか11月迄枯れづにいたという感じでしたので
私から見れば驚異的な体験です。流石(さすが)に新しい花は見られませんが、実だけを見るとすごい勢いが感じられますね。
ビニールハウスで育てれば春になっても実をつけるのでは
そんな思いがします。
最後の夏野菜が終焉を迎える。初霜に一晩で生気を奪われたピーマン
昨日待望の初霜(別に待ってはいませんでしたが)となりましたが、かなり平年より遅れましたね。
今日、窓から庭を見ているとピーマンが変。葉っぱが全てお辞儀しています。
この日が来るのは分かっていました。昨日まで元気なのに初霜によって突然強制的に生命を絶たれる事は。
まさに「青天の霹靂(へきれき)」ですね。
葉が萎れる(しおれる)という事は初霜で根元が一気に冷されて、養分が回らなくなったという事ですよね。
であれば、これ以上の実りは期待できないという事になります。
放っておくとピーマンの実までしおれるので最後の収穫開始
実は有り難く頂きます。
10個位は例の穴が開いていますね。中には何がいるのでしょうか開けてみる気はしないですね。この画像は以前のものですが器用に穴を開けるもんです。
歯が余程鋭いという事を物語っていますね。きりで穴を開けた様な感じです。
ピーマンの中はほぼ空洞で中にあるのは種くらいですよね。種を食べるのかな。
それにしてもこの穴は実が育ったころから見ています。
ナスにも穴を開けられましたが、とうとう虫の正体を見る事はありませんでした。
袋に一杯となり結構な数になった
今年は何度も収穫しましたが軽く250個は超えています。新記録なんてものではありませんね。
最後の収穫だけで50個位になりそうです。
大きくなるのを待つわけにはいかなくなったので、余程小さいのもの以外は採ります。
この半年間で断トツの収穫となったようだが、やはり油粕のお陰かも
これは大きな収穫となりました。
量もそうですが化学肥料の代わりに、たまたま残っていた油粕の効能を知ることが出来ました。
以前から化成肥料からの脱却を考えていました。使い続けて行けば何れは畑の土壌を悪くすることは知っていましたから。
何とか変わるものは無いかと調べてみると、自分で作るしか無い様な感じでした。
野菜栽培の本を読んでもテレビを見ても、きまって追肥等は化成肥料でしたね。やはり化成肥料かと思っていた矢先に、ピーマンが身を持って実証してくれました。
これで来年から化成肥料無しで野菜の栽培が出来ます。骨粉や鶏糞もありますし、楽しみが増えました。
でも、与える量を調べないでやみくもにやると失敗しますから慎重にやります。
まとめ
夏野菜はこれで全て終了しました。
2記事にわたって書いてきたピーマンの栽培記録。最後に劇的な終わりを遂げました。
たまたま化成肥料が切れて代わりに油粕を施したおかげで、今までの私にとっては信じられ無い収穫量となりました。
知らづ知らづのうちに化成肥料に頼っていた私の目を開かせてくれました。
元々が仕事が休みの時しか畑に行けない状況でしたので、深く考える事が無くなって行ったような気がします。
本来の無農薬野菜作りは何とか守ってはいますが、目指していた有機栽培が手つかずだったようです。
今回、油粕の効能を嫌というほど知らされました。
来年は有機栽培元年となるよう励みます。
この記事の下書きを書いたのは去年の今頃ですね。去年は化成肥料も油粕も何のその害虫に散々な目にあいました。
半分以上が穴を開けられたのです。
今年に入り去年の事を書いた記事や動画の中で害虫にやられた内容が多いのに気づかされます。うちだけでは無かった様です。
中には頭を抱えている専業農家さんもいます。
広い畑一面に「シンクイムシ」等の害虫にやられた大根等を見て呆然としている農家さんが印象的でした。