冬到来 無事に冬を越せるか。結果が判明するのは来年2月末。
こんにちはヒロくんです。
以前、越冬の仕方の記事を書きましたが、今年もその時期が来てしまいました。
早いものですが、毎年気になっている事があります。
私のニンジンの越冬方法は、いつも穴の中に埋めることです。
これは越冬の仕方が分からずラジオの東北放送の相談コーナーに質問してみたところ
地元の農家の方が親切に教えてくれました。
それは葉を切って「穴に埋める」という方法です。
それをズ~ッと浮気もしないで続けてきました。
これしか無いと思っていたんですが
たまに「畝にそのまま残しても越冬できる」という記事を目にします。
ニンジンの頭を土ですっぽり覆うというのが条件ですが。
これからニンジンの越冬を始める事にします。
といってもただ葉を切って穴に埋めるだけですが、私はズーッとこのやり方で、網に入れて埋めます。
穴を掘るために収穫。割れているのが5本も。
出来るだけ同じ畝に埋めたいので、穴のスペースを作るために奥から順に抜き始めました。
ずしっと手応えがありますね。
一応こびりついている土を払いますが、裏を返すとガッカリ。かなり長く大きいのに半分がそっくりありません。
これは一つには収穫時期が過ぎてしまうと起こる現象との事。あと一つは成長する時に一方の土が固まっている時も起こりうるとか。
それで越冬の際に畝にそのまま残せなかったのですが。
5本もありました。どうしようかと迷いましたが、割れ目の中にダンゴムシがいましたので全てゴミ捨て穴に捨てました。
菜園を始めた頃は勿体なくて家に持ち帰りましたが、今は余るほど出来てしまいます。だから捨てる事に未練が無くなりました。
20、30個残す事にした
畝にそのまま残すと全て割れるのではと不安になりますが、何時までも疑問のままではどうしようもないですよね。
思いきって残す事にしました。
埋める方は120個位なのでお裾分けしなければ3月迄十分持つでしょう。残りの25個前後は残します。
これを来月から少しづつ持ち替えります。
いつまで寒さに耐えて無事でいられるか興味は尽きませんね。
20個位づつ網に入れる
抜きながらある程度溜まったら網に入れる。そんな感じで進めていきました。
かなり良い出来ですね。見事な形のものが多いです。間引きがうまく行っている証拠ですね。勿体ないなと思い過ぎて躊躇(ちゅうちょ)するとろくなものが出来ません。
ハサミがありますが、比較するとニンジンの大きさが分かると思います。
勿論、小型のものもありますが、これは後から芽生えたものかもしれませんね。それと間引き忘れですね。
10㎝前後に残る様に間引きますが、中には真ん中にあったりすると、もう少し大きくなったら間引いて食べよう。
なんて思ったりすると大体忘れて、両側の大きいのに養分を取られて小さいまま残ってしまう。
それに葉が茂ってくるとアゲハの幼虫とかが活動を始めます。気を取られて間引きするものを見逃してしまう。
毎年、こういう事があります。
本物の農家になる素質はありませんね。
出来るだけ斜めに置く。そのために穴を長めに掘る。
斜めにして紐だけを上に出す感じの穴を掘りました。
全部で5袋ありますので結構長い穴になりましたが、もうちょい伸ばしました。
深さは良い様ですね。
埋めて終了。前部で170個位。まあまあか。
今迄お裾分けも含めて50個以上は持ち帰っていますから今秋のにんじんは170個位。これはそのまま残す分を含んでいませんから200個位ですね。
残す分が無事であればですけど。
例によって両端に支柱を立てました。この角度から撮ると分かりづらいですが、結構高い土の山になっています。
やはり埋める時は畝の上で穴を掘った方が良いですね。水はけの心配が要りません。
残したニンジンの頭に土を寄せて被せる
やはり埋めれば良かったかなー、と考える自分がどこかにいます。
ここまで来て優柔不断な男ですね。
ニンジンの頭に土を被せました。
これで春近くまで持てば来年から楽になりますね。
あとがき
長年疑問に思っていたニンジンの越冬ですが、今回初めて挑戦してみます。
知り合いの農家の人に聞いたところ
「埋めないと腐れるよ」って言っていました。
今回の「そのまま畝に残しても大丈夫」と言っていた、ブログの方が何処に住んでいるのか分かりません。
関東以南でしたら穴を掘って冬を越させる方法は必要がありませんからね。
まあ、なにはともあれ大部分は埋めましたので、不安が的中しても被害は少なくて済みますね。
「自分流野菜の越冬」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。