初耳だけど意外に年配者は知っている。昔からの賢い害虫駆除方法かも。
お早うございます。ヒロくんです。
先日、寝る寸前に見た YouTube の動画を思い出しました。
なんでも「みかんの皮で害虫予防や野菜の病気を防げる」とか、これが気になります。
この頃、記事に書くのが嫌になるほど害虫の被害に会いましたからね。この前最後の手段で消石灰を蒔いたニラですが、まだ少しアブラムシ残っている様です。
みかんの皮が害虫に効果
何でもみかんの皮には虫が嫌がる臭いがあります。
皮に含まれているのはリモネンやシトロネラなどですが、それらが虫に対して忌避効果があり寄ってこなくなるそうです。
しかもそれらの物質は柑橘類の皮に含まれており、みかんだけではなくオレンジやグレープフルーツ、レモンにも含まれています。
どんな虫に効くのか
アブラムシには良く効くみたいです。トマトとか長ネギに黒々と集って(たかって)いたアブラムシがいなくなったとか。
他には私みたいに夜盗虫に苦労した方が試しにみかんの皮で追い払おうと思い、畑にまいたところでその記事は終わっていました。
6年前の記事で残念ながらそこで終わり、続きはありませんでした。
結果を知りたかったですね。でも、このままでは来年も同じ目にあいそうです。可能性があるなら挑戦するしか無いです。
2週間かけて裏側を表にして天日で乾燥
何しろ普段捨てているみかんの皮です。一手間はかかりますが無駄金を使わずに済みますから挑戦しましょう。
まず皮は干さないといけません。
何故、乾燥させるのでしょう
理由はみかんの皮に小さいブツブツとした物がありますね。あれはオイルだそうです。そのままでは畑にまけません。
それで分解する為に2週間ほど天日干しにします。
一人で多く食べちゃうと手足が黄色くなるから、家族に頼んで皮を提供してもらうと量が多くなりますし体にも良いです。
からからに乾いたら目の細かい網袋に入れてためましょう。なにしろ1個や2個では足りませんからね。
乾燥して固くなりますよね。それをハンマーとかペンチで砕きます。下には何か敷いた方が良さそうですね。
砕いた皮は余っている瓶にでも入れておくと良いでしょう。
国産のものを利用
野菜に利用するものですし、みかん自体も食べ物です。国産のものを食べる様にしましょう。国産のミカンも農薬を使っているはずですが洗えば落ちます。
でも外国産のミカンは農薬の濃度が高いので簡単には落ちないそうです。
と、いう訳で干す前に洗った方が良いみたいです。やはり畑にまきますからね。
使い方は色々
色々考えられます。
- 株の周りに置く 乾いた皮を砕かないで、株を囲むようにして内側を下にして並べる
- トマトの元肥に入れる 通常深さ25㎝前後の穴か溝に牛糞堆肥等と一緒にパラパラと入れる
- 長ねぎを定植する際に利用 定植後に埋めに皮を並べておく
- 今年、虫が多かったところにまいておく
少量の窒素が含まれるので有機肥料にもなる
みかんの皮には少量の窒素が含まれているそうです。肥料になりますね。まいたら土と良く混ぜて置けば畑にも良いです。
虫も近づかないしね。
土に混ぜないでただ置いておくとカビが生えるそうですからご注意。
そんな訳で調べてみると結構いい効果が有りそうです。みかんの皮も捨てるには惜しい優れモノでした。
まとめ
みかんの皮も結局は害虫を寄せ付けない効果しかありません。正直言って害虫を撲滅したいと願っていました。
でも、それは強力な農薬を使うしかありません。人体の事を考えると諸刃の剣です。必ず同じ目にあいます。
害虫は生きるので必死なのと仲間を増やすだけの存在です。それだけの良きものです。
ある人が言ってました。
真っ向から害虫に挑んでは必ず負ける
って。
手持ちの殺虫剤は初めは効いても、いずれは害虫が慣れて効かなくなる。
始末しても始末しても、次から次と出て来るヨトウムシ等を見ていて心の底から感じましたね。
害虫には勝てない。
無駄な努力をしないで、寄せ付けない方法を見つけるしかないと。
さあ、めげずにみかんの皮を集めましょう。
「畑づくりに必要な事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。