周りの枝が細い為に近づけなかったのか、葉に隠れて見えなかったのか。でも葉が枯れ落ちれば丸見え。
お早うございます。ヒロくんです。
今日は庭の柿の時の事を書こうと思います。野菜の話ではありません。
庭には一本の柿の木があります。年々残される柿が少なくなります。それは鳩を始めとした鳥が食べに来るためです。
鳥にとっては冬を迎えるに当たり貴重な栄養源ですね。それは分かるのですが全て食べてしまうんです。
酷い時は見えない裏側だけを食べて後は残しています。
まるで人間をからかっている様な感じです。
まあ、度々見ていますので毎日減って行くことは分かっていました。
でも全てを鳥、特に鳩に食われて1個も残っていないと思い込んでいた柿が8個ほど残っていました。
たった8個だけど、これは嬉しい。
これは人間が食べるぞ。
まだ熟していない様ですが、それで手を付けていないのか。鳩も思っているより賢いからね、油断は出来ない。
これは全て人間が食べる。
それから毎日のように柿の木の傍に行き枝を切ったりして整枝しました。常に人間が何かしていると見せる為です。
用心して窓から見ている限りでは柿の木に寄ってきません。
作戦は成功するかも。
今のところ、人間の口に入るか、鳩の食い物で終わるか誰にも分からない。
まだ青々としている葉の茂みで見えなかったらしい
残っている葉はまだやや青々としています。それで気が付かなかった。
全て落とされて食われたと思っていました。
それに最近風も強かったし、落ちているのも食われてはいる殆んどが1口か2口食べただけ。鳩も熟していないから美味くないと思っているかもしれません。
段々と秋に向かっています。少しずつ青かった葉も枯れて落ちていき、柿が見えてきて残っているのが分かりました。
柿が橙色になって来ると臭いも出るんでしょうね。
この柿の木は甘柿なので渋柿と違いますから。
人間の目で分かるのだから鳩も気ずいているはず
鳩はもう感ずいているでしょうね。
「おっ、こんなところに僕の大好きな柿ちゃんがいる」
「でも、まだ色が黄色っぽいから今食べると旨くないから、もう少し待とう」
何て思っているかもしれません。
危険ですね。
何しろ羽があるんで自在に飛んでいけます。
が、柿の周りは細い枝で鳩といえども容易には入って行けません。
近くの枝にとまって羽づくろいをしているのは狙っているのかも
鳩が丸太棒の様に何もない枝にとまってくつろいでいる姿をよく見かけます。
家猫の茶太郎も窓越しに眺めています。
不思議なんでしょうね。あまり見かけないものが悠然と停まっているのを見ると。
2日ほど前にも見ました。
もうこの8個の柿に気が付いたはずですね。
とぼけた顔していますが油断は出来ません。
車は年中フン害で洗車するのも嫌になって来た。
おまけに秋の味覚の柿に数年前から気が付き、荒らしまくる。
何とかせにゃなりませんが
結局、何もしないでしょうね。
彼らも生きるのにせいいっぱいですから。
でもこの柿はあげないよ。
低い枝を払ったので、残った枝芽が高くなっていく。難しいもんだね
何年か前に誰かさんが低い位置の枝を全て取り払いました。
それで枝の位置は年々高くなり、いつの間にか手を伸ばせば届く位置に柿は実らなくなりました。
枝は上へ上へと伸びていきます。その内に上の方でも枝が太くなり、くんずほぐれずの状態になってしまいました。
それで止む無く去年の暮れに友達から電動の枝切機を借りて伐採しました。
かなり枝を切り地上250㎝位にまで先端の位置が下がりました。
でも悲しいですね。低い位置には枝が無いのでどうしても新しい枝は上にしか出来てきません。
そんな感じなので鳩を始めとする鳥たちにとって丁度良い止まり木が多くなりました。
柿は取り放題だったのでしょう。
確かに例年から見たら10%位しか実はなりませんでしたが、気が付くまで全て落とされたと思っていました。
丸太棒のような枝から新芽が出てきている。希望の芽が
でも自然は素晴らしいですね。少しですが丸太棒の様な枝の何か所か新芽が出てきました。
これを大事に育てて全体は低く、手を伸ばせば柿が採れる柿の木にします。
左側にセミの抜け殻が止まったままなのが見えますか。中身はもう天国に行ったのでしょうね。真夏の置き土産です。
もう1か所は切った枝の先から出てきましたね。
まさに天の恵みですね。これらを活かしてうまく伸ばして行き、手を軽く伸ばすくらいの位置に柿がなる様に整枝していきたいと思います。
なんか楽しみが出来てきましたね。
諦めるのは早いです。
後書き
どうしても高い位置の柿は鳥の餌食になってしまいます。
ここ数年柿は100個位出来るのですが私らの分は3個程度です。
昨年、派手に整枝したので今年は数が少なかったのですが、全て鳩に落とされたと思っていました。
葉が鬱蒼(うっそう)としており隠れて今まで見えなかったようです。少し周りの葉が落ちて姿が見えるようになりました。
枝も細いので鳩の重さでは無理なのかも。
でも、今度は雀が狙いますよね。
鳩が諦めれば、雀が寄ってきます。
眼が離せません。
さて、人間か鳥か
どちらの物になるでしょう。
結果報告
報告します。
全て人間の物となりました。
残念なのは2個地面に落としてしまい割れてしまった事です。割れなければ洗って食べられますが、もう少し家の中で保存しないと食べられないと思います。
それで割れたところから菌が入る恐れがありますね。なのでこの2個は捨てました。と、いうより鳥たちが食べやすい様にブロックの上に置いておきました。
せめてのお裾分けです。
後日食べたところ大きくて、而も美味しかったです。
俺は鳩たちに勝った。
来年は分かりませんが・・・。