ピーマンを作ろう①寒さ対策に行燈を忘れないように。

土曜日, 11月 18, 2023

ピーマン

追肥を怠けなければ、冬真近まで美味しい実を提供してくれる

お早うございます。ヒロくんです。


ピーマンの育て方を記事にしてみます。あくまで我流ですが失敗した事はありません。でも害虫には手を焼くときがあります。

素案は去年の物です。

今年は何故かカメラを持参しない日はありませんでしたので画像が沢山あります。

記事と画像があれば理解しやすいですよね。


畑の準備を始める

何時もピーマンはトマト等と一緒に庭で栽培しています。

ピーマンはナス科ですので他のナス科と同じ畝に植えます。これは連作を避ける為でもあり、狭い畝では効率が良くなります。

畝単位で場所を移動していけばいいですから。

まずは雑草を取り綺麗にしておきましょう。

不思議ですけどこの庭の小さな畑で30年以上も野菜を作っていますが、小石は毎年取り除いているのに出てきます。

永遠になくなると言うことは無いのでしょうか。若しくは重機で深さ1m以上を山土に入れ替えるかしないと駄目でしょうね。


植える2週間前に苦土石灰を入れて良く耕す

苗を植える2週間前に苦土石灰をまき良く耕します。

色々な野菜を植えますので量は適当になってしまいます。大からづ、少なからづですね。

これは仕方がありません。

日本では大体100g強/㎡と言うのが平均です。

今回も私の家の小さな畑に植えます。

角から80㎝のところに支柱を立てます。これが畝の幅になります。

苗はナス科だけで6個になります。苗の間隔は50㎝にはしたいですね。

それで確認の為にフェンス側にも支柱を立てます。微調整の為です。

1個でも別な畝に植えちゃうと連作対策が崩れてしまいますから。

1週間後に堆肥等を入れますよ。


ナス科なのにピーマンだけは植え床に堆肥等を施すが、今回は他と同じに穴を掘り入れる

これは最初に見た野菜作りのマニュアル本にナス科は穴を掘り、そこに完熟牛ふん堆肥等を入れるとあります。

私はひたすらこれを守ってきました。ジャガイモだけは別なので要注意ですが。

なんでもナス科は根が深く伸びていくので植え床に穴を掘るのが良いらしいです。


ところがピーマンは横に根が伸びていくので、植え床に堆肥等をまいて耕す方が良い。と、ある記事に書いてあります。それでピーマンだけは端の方にしていました。

今回、これを初めて破りました。

ピーマンもトマトやナスと同じ様に植える場所に穴を掘って肥料等を入れる事にしました。

これが、どういう結果になるかは分かりませんが、まずやってみます。


完熟牛ふん堆肥を移植ゴテで2杯入れて化成肥料と油粕を入れる

穴は深さ30㎝位ですね。そこに完熟牛ふん堆肥を移植ゴテで2杯入れます。

その上に化成肥料を画像にある小さなコップで半分強入れます。

それから油粕をコップ半分より少なめに入れます。3分の1って感じです。

その後埋め戻しをしますが、なるべく平らに整地し、

場所が分からなくなるので穴の真ん中に支柱を立てて目印にします。この画像を撮った後に支柱を刺しました。


苗を植える前に穴に水を入れるのを忘れない事。行燈をつけて寒さ除けにする

いよいよ苗を植えますよ。

  • 苗が入っているポットを植える場所の横に置き、支柱を抜きます。
  • 抜いたらポットと同じくらいの穴を掘ります。移植ゴテでも良いし、手でも構いません。

良く耕してあれば、この程度の穴は直ぐ手で掘れますから。

  • そこにジョウロで水を注ぎこみます。
  • 水が引いたら苗の根元を指の間に入れ、掌全体で優しくポットを逆さにして抜きます。
  • そおっと穴の中に入れて根に降れない様に離してやや太目の支柱を刺します。株の中心から約10㎝離します。
  • 土寄せをして苗を安定させます。

麻紐かなんかで8の字に回して支柱に結わえます。

風で途中から折れない様にする為です。


行燈をかける

まだ寒いので行燈をかけてあげると寒さしのぎになります。

行燈は45センチ幅くらいの袋を購入して底を切り取り4隅に支柱を立てて作ります。一辺が半分の22.5㎝という訳ですね。

袋は100均でゴミ袋の持つところが無いのが使いやすいです。持つとこがあると切らないといけません。

切るのは底だけで済みます。

下の方から冷たい風が入らない様に下に引っ張って土をかけます。


袋は米袋でも良いですよ。年が改まったら捨てないで取っておきましょう。

気温が高い日中は袋を下げておくと風が入り涼しくなり苗も喜びます。

面倒でも水やりの際は袋をずり下げ根元に注ぐような感じで与えますよ。

無造作にやると泥がはねて野菜につき病気になったりします。

水やりは出来るだけ毎日やります。

ドバっとはかけない様に。

行燈は気温が上がって来て、夜も寒く無くなってきたら外しましょう。


親枝と小枝3本仕立てにする

花が最初に咲いたのを一番花と言います。

それが咲きましたら、すぐ下の脇芽を2本を残し、それより下は摘み取ります。

花が咲いた親枝と小枝の3本仕立てにします。

これ以上小枝を増やすと鬱蒼(うっそう)として、余り日も当たらず良いピーマンが出来ません。

新しい脇芽が出てきたらそちらを伸ばし、最初に伸ばした枝は花を2、3個残して摘みます。その繰り返しですね。

そうすると11月になっても収穫出来ます。

何れは寒さで葉は枯れますが、それは仕方がありませんね。でも実はピーマンは多年草ですから年を越せます。

広い畑がある方は寒さ対策を研究して挑戦するのも楽しいですね。


花が盛んに咲き始めたら追肥開始

気温が上がり花が盛んに咲き始めます。そうしたら追肥をします。

化成肥料を一握り(約30g)根の周りにまき、土とよく混ぜて根元に寄せます。


2週間間隔で追肥をひたすら守る

最初の追肥のあと初めての収穫の時にご褒美としてあげると良いみたいですね。

それから2週間おきに上げると、喜んで花を咲かせてくれ実が成って行きます。

追肥は大事です。

秋深くなり終わりが近づいても2週間おきは守りましょう。

この画像は6月23日です。こんなに綺麗に実が大きくなっています。

お店で売っているピーマンと違い採れたては本当に美味しいですね。

生で食べたくなる位です。


真夏に鬱蒼と感じるくらいに葉を茂らし実をならせる

やはり小枝が多くなってきましたね。ちょっと油断するとこうなります。余計な脇芽は早めに取りましょう。

鬱蒼としてきました。常に日陰になりそうなところは勿体なくても枝を切りましょう。

間違えて残すところを切らない様に慎重に。

パプリカと違い重くならないので枝が折れるという事はまずないと思いますが、太陽の陽が届く様に気を配りましょう。


8月も元気だが毎日水を怠らない

セミが五月蠅い頃ですね。水は忘れない様に上げましょう。

きゅうりと同じでピーマンも水を好みます。

8月中頃から一時休憩みたいな感じになりますね。

夏バテかなと思う日が続きます。

実はそれなりに出来るのですが、今までみたいに2、3日おきに収穫というペースは無くなりました。

夏バテかな。


9月に入りやや花が咲かなくなる

花が少ないなと思い始めました。

中休みが長いなーと感じていますが。

実が赤く変色していると、そろそろ終わりかなと思ったりしますよね。

でもまだ早いですね。何時もは11月に入っても収穫出来ていました。

何にしてももっと蕾が多くなり花が咲かないとね。

気がかりな日が続きます。


追肥を油粕に切り替える。暫くすると元気復活

今日は追肥の日ですが

ある人の言葉を思い出しました。

「油粕は追肥に良いね。諦めていたら元気が良くなった」


油粕を与えてみました。

私は追肥に油粕を使ったのは初めてなので一抹の不安はありましたが。

何日かするとガラッと変わりましたね。

花も多くなり実も大きくなってきました。

油粕が良かったみたいです。


9月半ば虫による穴を発見。他に被害が行かぬように直ぐに捨てる

ピーマンに穴が空いていました。

虫ですね。

キリで開けたような穴があります。

虫が中に入る為に空けたのか、中で虫が外に出る為に空けたのかどちらでしょうね。

何れにしても綺麗に開けるものです。こんなところで感心しても仕方が無いですが。


ナスもこの状態から元気がなくなった

割合に早い時期にナスの実にもそっくりな穴があけられたことがあります。

それからどんどん元気が無くなり、お盆の頃は全く様子が一変しました。

今までで最短でナスは終わりを告げました。

ピーマンも同じようになるのかと気が気ではありませんでしたが、何とか乗り越えたみたいです。


10月に入っても花が沢山咲く

まだまだ元気ですね。

今が真っ盛りの様な感じが続いています。

花が沢山咲いています。

これが大きくなった物を今食べているのかな。この画像は10月5日に撮ったものです。

昨日20個ばかり収穫して冷蔵庫に入れておきました。

もう直ぐ寒い冬がやってきます。

ピーマンはこのまま勢いを保ってくれるでしょうか。

この記録の続きは次回になります。


後書き

今年は例年に増してピーマンの出来が良いですね。

この記事を書いているのは11月29日です。

もうとうに種蒔きも終わりの時期ですね。


庭では春菊とかサニーレタスやニラが残っていますが、春に植えたものでは残っているのはピーマンだけです。

いつも11月頃まで実をならせていますが、こんなに多くの実をならしているのは初めてかもしれません。


何でもピーマンは熱帯地方では灌木になるそうです。

しかも多年草とか。日本では1年草ですが。

灌木は2~3メートルくらいの高さでそれ以上は大きくならないとか。


今年大発見をしました。

既にご存知の方も多く当たり前の事かもしれませんが

私は追肥は化成肥料だけと固く実行してきました。

それが、ある人の話を思い出して元気の無くなったピーマンに油粕を与えたところ、ポパイのホーレンソウみたいに元気になりました。


即効ではなく1週間過ぎてからですが、見違えるような姿に変わりました。固定観念は良くないですね。

来年から油粕の需要が多くなりそうです。


もう一つあります。

トマトと同じ様に植どころに穴を掘って、堆肥等を入れたのが功を奏したのかもしれません。




ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 以前から四字熟語に興味があり、ブログを立ち上げてしまいました。内容が内容だけに記事作成に時間がかかると思います。

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