実が赤くなり始めたら下の葉を取り始める。全部取る人もいるが、それは・・・。
お早うございます。ヒロくんです。
ほんの少し前に「熱中症警戒アラート」がなりました。連日のアラートですが今日で連続何回目かな。
本当に煮だつ様な日々が続いていますね。
でも、昨日の午後辺りから急に涼しい風が吹く様になりました。夕方からは久し振りに扇風機無しの生活に戻り、何かホッとしています。
それでも外に出ると耐えにくい暑さに変わりはありませんね。
2週間程、ほゞ無風の日々が続いたせいなのかもしれませんが、少しの風でも心地良く感じられます。
それでも気温は真夏日ですから油断は出来ません。
ところで天気予報も記録的な高温ばかり伝えていますが、こちらは2週間以上雨が全然降りません。
ダムの貯水量は大丈夫なんでしょうか。
天気予報官も一言も触れませんね。アナウンサーも全然です。
何か気がかりですね。
トマトの葉は何枚必要か
以前、お話しましたがトマトが赤く熟してきたら葉を全部取る様に。と、自称家庭菜園のプロのおじちゃんに強要されて困っている人の話をしました。
どこにでもこの手の人はいますが、明らかに間違いだ。と、普通の人はそう思いますよね。
でも全て残しておくというのも無理がありますし、トマト本体には日が当たった方が良いに決まっています。
そこで、どの葉を取ったら良いのかまとめてみました。
最初に結論から言いますが、トマトの木には最低15枚の葉が必要とされています。
何故15枚かと言いますと、
- トマトは3枚葉が出来ると果房が出来る
- 成長点の花から数えて5つの果房が出来ると赤くなって来る
- 1段に3枚づつで5段=15枚必要だという事
調べてみると、どうもこれが理由でした。私も初耳でビックリしました。
確かに葉を全部取り除けば、光合成が出来なくなりますから養分が行かなくなりますね。小学生でもわかる理屈でした。
トマトは何故赤くなるの
トマトが赤くなると嬉しくなりますね。
では何故赤くなるのでしょうか、改めて聞かれると答えが直ぐに出てこないかもしれませんので、簡単にまとめますと。
- トマトが赤くなるのはリコピンの為
- リコピンは色素です
- リコピンは紫外線を浴びると活性酸素を減らしてくれる
- 赤い色は食欲増進の効果が有る
と、まあこんな感じです。でもトマトも色々な物が出回っていて、赤く無いトマトも有りますがその辺はどうなんでしょう。
再度、葉の取り除き方
でも、虫に食べられたり枯れて来た葉を取らないでそのままには出来ません。病気の原因になります。
それでも葉の取り方も注意する点がありますので書いてみますね。
- 2段目の果房に実がついてきたら開始 1段目の果房の葉を全部取る
- 3段目の果房の花が実が出来る大きさになったら2段目より下の葉を全部取る
- 全体で15枚の葉を残す事を忘れない様に 結局上の方に15枚の葉が残る様になる
これは中玉トマトの脇芽を挿し木にしたもので、こんなに大きくなってました。でも脇芽なので何となく貧弱ですね。
現在第3果房に小さい芽が出かけていますが、全体がこんな感じなので葉は殆ど取っていません。
丁度良いので第一果房の葉を全て取りました。
こんな感じです。下の方の葉が全部取っちゃって大丈夫なんだろうかと躊躇(ちゅうちょ)しがちですが、これが正解との事でした。
第2果房の葉も取ろうと思いましたが、取っちゃうと15枚残らなくなるので止めました。
葉を取り除く利点
トマトは放っておくとどんどん葉が大きくなってきますし、脇芽もどんどん出てきます。取らないとアッという間にジャングルになります。
それだけでも葉は取らないといけないと思いますよね。葉を取る利点を書いていきます。
- 下の方の葉を取らないと風通しが悪くなる
- 風通しが悪くなると病気や菌が発生しやすくなる
- 虫食いで病気の葉が他に伝染させないため
等色々ありますが、見た目にスッキリさせると風通しも良くなり菌の発生を防ぎ、病気予防にもなるという事です。
今日のアイコちゃんですが大きくて美味しいですよ。2個だけ中玉が混ざっていますが。
まだまだ暑い日が続きますが、まだ適切な適葉をしていない方は早速畑へ行って実践してみましょう。
でも、熱中対策を忘れないで下さいね。