庭の小さな畑なので管理しやすいし、楽しみが増えますね。
お早うございます。ヒロくんです。
サニーレタスを種から育てる内容です。
ポットに種を蒔くと余程間違った事をしない限り成功率は高いです。
しかもお庭の小さな畑ですから、種を直接畝に蒔いても芽が出ないのではその間の苦労が無駄になります。
別なのを植えれば良かったと少し後悔したりしますね。
その点、ポットですと安心です。
ちょっとビックリ。効能が素晴らしい
最初に少しだけサニーレタスの効能をお知らせします。
焼肉を挟んで食べると美味しいですが、ただそれだけではありません。
通常レタスは玉レタスの事を言うようですね。私は知りませんでした。仲間にはサニーレタスやサンチュ。茎レタスと色々あります。
食物繊維も豊富で100g当たりで20g含まれています。ご存知の様に便通を整える作用がありますね。
それだけではありません。玉レタスよりもβ-カロテンが100グラム当たり2,000μgと豊富に含まれています。
β-カロテンは玉レタスの8.3倍も含まれていますよ。
ご存知と思いますがβ-カロテンは抗酸化物質の一種ですね。
老化や免疫力の低下を引き起こす「活性酸素」の発生を抑える作用があります。
見た目から見ると意外ですがエネルギーが豊富で16キロカロリーもあり、
たんぱく質、脂質、炭水化物を分解し、代謝させることが出来ます。
それにより私達が日常生活に必要な力が含まれているとの研究結果が出ています。
何かすごいですね。
種蒔き準備。寒さ管理は意外と簡単
年に2回春と秋に種蒔きします。春は3月~4月で、秋は9月~10月ですね。
私のところは宮城県の南部でまだ寒く夜は霜が降ります。
寒さ対策をしなくてはなりません。
以前から春早いうちからの種蒔きは電熱で温める設備が無いと出来ないと思い込んでいました。ところが2年前の春に思い切ってある事に挑戦しました。
それは簡単な設備で種を蒔く事でした。
育苗箱にそれ専用の透明なカバーをかけるだけ
というものでした。
上の画像は種を蒔いた直後の物ではありませんが、この様にして寒さがしのげました。
種蒔き開始ですよ
種蒔き培養土をポットに9割程度入れます。指の頭で中央と左右に1か所づつ「くぼみ」を作ります。
種を一穴に一粒づつ入れて、上から培養土を入れます。
これをポットで8つ位作りました。玉レタスもその時に種蒔きしました。
これは後程記事にします。
私はこの後もみ殻を各ポットの上にかぶせました。
湿気と保温を保つためですが、簡単には用意できないと思いますのでなくても構いません。
ある人に聞いたのですが、何日も雪などで太陽が出ない様な予報の時は、新聞紙を1枚かけてあげればいいよと言っていました。
その上からカバーをかける訳ですね。
育苗箱と苗カバーで寒さ対策
育苗箱とカバーで400円前後だったかな。それとポットは忘れましたが全然気になる値段ではありません。
それと用意したのは種蒔き培養土です。これも安価です。
大きめの袋の物を1袋買っておけば1年は十分持ちます。
先程、たまたまあったのでもみ殻をかけましたが、太陽が出ている日中はカバーの中の温度がかなり上がるみたいです。
逆にカバーを外したりと気を多少使いますね。20℃くらい上がるのではと聞いた事があります。
気温10度の太陽が出ている日、中は30℃になっているという訳ですね。
水やりはほぼ毎日しましょう。さらーっとね
私は水やりをほぼ毎日しました。元々レタス類は芽が出る迄湿気を保つのが必須条件です。
ニンジンと同じです。
さらっとジョウロで水をあげる。天気が悪ければカバーをかける。
そんな日が続きました。
気温が高い日はカバーを外し、夕方は設置する
先程も書きましたが、気温が高めの時はカバーを外し、夕方はカチッと音がするまで育苗箱に設置します。
風が強い日にカバーが外れて飛んで行ってしまうと困るので、予防策を講じると良いですよ。
両端にブロックとか重たい物を置いて、ビニールひもを結び、カバーの上を通して固定するだけです。
このおかげで一度も飛ばされずに済みました。
芽が出てきたらほぼ成功
芽が出てきました。何時になっても嬉しいものです。
画像の上の方に緑色の芽が見えますが、双葉迄がそうなのかな後は紫色の葉が伸びてきます。
ここ迄出ればもう安心ですね。ひとまず成功です。
籾殻があっても無くても表面が乾いていたら水をあげましょう。
夏では無いので直ぐに乾燥するわけではありませんが。
でも何しろポットですので底に穴が開いています。穴が無ければ水が溜まって不潔になりますからね。
以前はポットを使うとき網戸の切れ端とかを底に敷いたのですが、あまり効果が無いので今は小石すらも敷いていません。
種蒔き培養土は基本的に芽を出させる程度の養分しか含まれていません。
それで化成肥料を1ポットに付き4、5粒パラパラとまいて下さい。
1回で良いですよ。間もなく定植ですから。
その上から水をまけば段々に溶けて行って養分になります。
見るたびに大きくなるのは嬉しい。子供みたいに感じる
段々伸びてきますので間引きをします。
基本1本だけ残すのですが、根が絡まっている可能性もありますので早めに、抜く時は斜めに抜いて下さい。
そうしないと残す方迄抜いてしましますから要注意です。
でも、培養土なので根が傷つく事は稀なので、誤って抜いてしまっても、指で穴を開けてそっと入れて埋めてあげれば大丈夫です。
子供の成長を見る様で嬉しいものですね。
最近、何故か苗では無く種から育てる品種が増えたのはその為かもしれません。
作ってみると分かりますよ。
いよいよ定植ですよ。苗植の前後は水やりをタップリ
本葉が4、5枚になりましたので、そろそろ良いですね。苗が定植できるほどに成長しました。
いつでも植えられる様に大分前に苦土石灰をまいて良く耕しておきました。
畝の高さは10㎝位です。堆肥と化成肥料は入れて再度よく耕し、上を平らに均しておきました。
小さな穴を開けて水を入れてから
苗が入るくらいの穴を開けて水を穴中心に周りにもかけて下さい。
水が引いたら、ポットを裏がえしにして掌に苗を優しく受けます。
そして根鉢を壊さない様にして優しく植えます。
そーっと周りの土を寄せて掌で押さえて終了です。
植えた後の水やりは掌で受けるような感じで株元の周りにかけて下さい。
これは明らかに大きく伸びて来るまで続けて下さい。
頭からかけると萎れたり病気になったりします。
葉が大きくなれば、普通に頭から優しくかけて下さいね。
根が張って来た様ですね。大きくなってきた
大きくなってきましたね。根が張って来たようですのでもう安心。
良い色ですね。美味しそうです。
もう何時でも収穫出来ますよ
収穫しましょう。苗を植えてから30日ぐらいですかね。
サニーレタスは早く成長しますね。
春蒔きとしてはその年に庭で出来る最初に食べる野菜となるかもしれません。
仮に去年の11月に玉ねぎの苗を植えたとしても収穫は6月末近くになりますからね。
嬉しい初野菜です。
千切って収穫。不思議ですね、また生えてくる
サニーレタスは葉をちぎって収穫するのが普通です。
すると、暫くするとまた葉が伸びてきますから、収穫だと思って根こそぎ抜かない様にして下さいね。
真夏前までは食べられると思いますね。
2週間おきの追肥とこまめな水やりで結構長く食べられます。
画像の手前は玉レタスですが一緒に作っても楽しいと思いますよ。
サニーレタスは柔らかく、玉レタスは歯ごたえがありますから色々楽しませてくれますね。
まとめ
私の新年の初めの野菜作りはつい最近までジャガイモでした。
ところがこの頃はレタスにとって代わられました。
温度管理をすれば以外なくらい軽度な手間で作れると分かったからです。
色鮮やかなリーフレタスを見ていると心が弾みますね。
今年は2年続きで長ねぎも同時期に種を蒔きました。
サニーレタス、玉ねぎ、長ネギ、パプリカ、ウリ、スイカと毎回増えていきます。
でも学習になりましたね。
同じ日に蒔いても芽が出るのはそれぞれ違うという事が目で見て分かりましたから。
サニーレタスが定植近くなったころに、やっと玉レタスが芽を出してきた。
何かの間違いかもしれませんが、面白いものです。
庭の小さな菜園だと陽当たりが気になりますが、サニーレタスは半日影が良いと言う方もいらっしゃいます。
庭ですと逆に好条件になるかもしれませんね。
画像の一番奥の真ん中がレタスさんたちの場所です。
是非、来年の春はお試しください。