一度で良いから種を採ってみたかった。でもこんなに根気よく画像に収めたのは初めて。
お早うございます。ヒロくんです。
久し振りに雲が多い割には良い天気になりました。野菜たちも濡れていますので今日は水やり無し。
以前、見つければ千切って捨てるだけの「ネギ坊主」に興味を持ちました。それは、ある日突然の事でした。
放っておけば長ネギが固くなって食べられなくなる。
それはそうですよね。子孫を残すために本体から養分を摂って種を作る訳ですから。
それにしても記録が作れる程に画像が撮れるとは思わなかった。
息子にデジカメをプレゼントして貰ったおかげですね。
ひょんな事からネギ坊主の記録を作る事に
よく見ると細かいものが一杯生えていますね。1個1個が花なんでしょうか。
何時も見つければ取って捨ててしまうネギ坊主。食べる人もいるらしいが私はそういう習慣を持っていない。
でも種はどのようにして出来るんだろう。
いずれ破裂して弾けて飛び散るのだろうか。
見て見たくなりました。
まず去年の生き残りの長ネギを埋めてみました。4月に入ると固くて食べられ無いものです。
これからは行く度に画像を撮るのが仕事になりました。
去年の苗は中から新しい葉が出て来るらしい。それを確認する為の記録です・・・が
去年の長ネギですが、これだけ残りました。
例年半分は腐れたりして姿を消しますが中には生き延びて新しい葉を伸ばしてきます。その記録を取ろうと始めた画像収集です。
ところが途中でネギ坊主が出て来て、思案の結果、急遽(きゅうきょ)ネギ坊主の成長記録に変わりました。
2021年4月16日 開始
●
葉を切り取って植えました。
長ネギは前日収穫して残した物です。ぎりぎり固くなる前で美味しかったですね。
残った長ネギの葉を途中から切って、新たに溝を掘り埋めてみました。
さて、これからどうなるんだろうか。枯れる前に新しい葉が伸びて来て新たなネギとして生まれ変わるのでしょうか。
4月25日
●
かなり枯れてきましたね。新しい葉はまだ姿を見せません。
こんな事をしないで食べた方が良かったかな。皆、立派な長ネギでしたから。
4月28日
●
新しい葉が出てきました。素晴らしい生命力です。
5月3日
●
新しい葉が目立ってきましたね。隣からも出てきました。
5月9日
●
益々伸びてきますね。
枯れ行く葉と新しい葉の対比が凄いですね。
5月15日
●
待望のねぎ坊主らしきものが出てきた。
恐竜の頭みたいに見えます。
気持ちはネギ坊主に魅かれて行きます。形も面白いですね。
最初はこうなんだと分かりました。
興味を持つと今迄見逃していたものが気になり、新しい発見になります。
5月26日
●
皮が割れて中から綺麗なものが
今迄はこうなる前に千切り取っていましたから、初めて見る姿ですね。
フーン、面白い。
6月1日
●
とにかく綺麗なものですね。一応花なんでしょうか。
6月6日
●
白く変色し、一段と丸みを帯びてきました。
6月12日
●
中はどうなっているんでしょうか。
6月18日
●
少し色がまた変わってきていますね。中で種が作られ始めたのでしょうか。
6月21日
●
何か雰囲気が変わってきたので、そろそろ種が出来ているのかな。
というよりも飛び散ったのかもしれません。
すでに遅しかな、種が落ちたのではないかと気になるが、採るしかないね
たった1日でこの変わりよう。種が少しどこぞへ飛んで行ったのでは、と思わせる状況です。
6月24日
●
とうとうこの日が来ました。
そのうちに弾けて種が跳びだしてしまうのかと思い、思い切って切り取りました。
しばらく家で乾燥させてみます。
やはり飛び散っていますね。あれっ籾殻かも。長ねぎの種とすれば、このままにしておくと来年芽を出すのかも。
風で飛んできているもみ殻もありますから周辺を見ても何が何やら分かりません。はじけて飛ぶという事は無いんでしょうか。
この状況ですと収穫するしかないですよね。はさみで切りました。
取り合えづ家へ持って帰ります。種を採るのは2、3日乾かしてからにしようと思います。雨で濡れていますからね。
もっと黒っぽくなるまで待った方が良かった様な気がします。初めては怖い。
そのうちに弾けて種が跳びだしてしまうのかと思い、思い切って切り取りました。
もう少し家で乾燥させてみます。
ネギ坊主収穫。といっても種を採るだけだが初めての経験
あれから2週間が過ぎました。種を採り出すことにします。
7月7日
●
七夕ですね。外はどんより雨、畑には行けない。
だいぶ色が黒っぽくなりました。
乾燥しています。バラしてみますね。
初めてなので指で揉むようにしたら黒い種が2個ほど出てきました。
ちょっと、というか大分画像が悪いですね。ごめんなさい。
ついでに画像には映らない位の細かい虫がいっぱい。小さな蜘蛛まではい出してきました。種を採るのは結構面倒ですね。息を吹きかけると種まで飛んでいきますから。
検索してみると、種はネギ坊主から採取するよりその都度、購入した方が良いと書いてありました。
どうしましょうかね。ゆっくり考えますが、勉強にはなりましたね。
長年の疑問が解けました。
まとめ
新しく長ねぎが生まれ変わるかなと思い、去年の種から育てた長ねぎの生き残りを植え替えてみました。
ところが途中からネギ坊主が出来てきたのです。
その為、長ネギ本体の記録のはずがネギ坊主の記録にすり替わってしまいました。
長ネギ本体はネギ坊主が大きくなるにつれて衰えてていきましたね。止む無く、最後は野菜ゴミとして廃棄しました。
でも、おかげでネギ坊主の一生も見ることが出来たのは幸運です。ベテランの野菜作りの人は種を取って次回に蒔いて利用するそうです。
今回は思わぬところでネギ坊主の一生を見ることが出来ましたが、振り返ってみると面白かったですね。結構真剣に観察しましたし。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。