全体に堆肥等を入れるのは不経済では? 2筋の種蒔き溝の真ん中に入れた方が経済的。
お早うございます。ヒロくんです。
前回でニンジンの芽を出すには新聞紙+不織布でほぼ全ての種から芽を出すことが出来ました。
内容が重複し順番も上下していますが、自分の考えをまとめる為なのでご勘弁ください。
次に考えたのは
保湿の強化と堆肥等の入れ方です。
ニンジンの芽出しはもみ殻+新聞紙+不織布
保湿の強化にはもみ殻が最適と私は思っています。
何しろ新聞紙をかけるので芽が出る迄水やりが出来ませんから。
その点もみ殻を加えれば、仮に水を強くまいてしまっても何とか流されずに済みます。
おまけにもみ殻は私の場合は頼めばすぐに手に入ります。
一度、もみ殻と不織布だけで試しに芽出しを試みたのですが、不織布を外すタイミングが分かりませんでした。
結果、かなりの数の芽が不織布の網目に絡まり抜けてしまいました。
間に新聞紙を入れないと安心できませんね。
よって今後はこれで行こうと思います。
籾殻を土の代わりに敷き詰め、その上から再度水をかける。
最後に不織布をかけて準備OK。
堆肥や肥料等は溝施肥で行う
それから堆肥等の入れ方ですが、今までは畝全体にまいていました。
これって不経済ではないですかね。
半分以上は無駄ではないでしょうか。何故かと言うと大根を作る際ですが30㎝間隔に移植ゴテの深さに穴を掘りますが。
そこに牛ふん堆肥と化成肥料を適宜入れます。
その中間に種を蒔きます。去年試しに肥料等を入れた脇にも種を蒔きましたところ立派な大根が採れました。
限られたスペースで大根を多く作る時はこの手が一番です。
という事は畝の中心に溝施肥してその両脇に種をすじ蒔きした方が効率が良いのでは。
根が十分に伸びる頃は養分が行き渡っていると思います。
熟慮の結果(?)溝施肥に決定。
畝づくりを始める
苦土石灰を施す時に耕していますので軽く耕やせますね。
まず良く耕すのが大事ですね。小石も出てきますから取り除きます。
今回は春蒔きなので、冬のように長期保存が効きません。今回は5m位ですね。
以前は畝幅を50㎝とかにしましたが、収穫後に別なものを植えようとすると狭いので面倒です。
他の畝と同じ幅の60㎝にしました。
畝の中心に溝を掘ります。
片方の間縄を35㎝ずらして溝堀開始。そうすれば中央を掘れます。鍬の幅が10㎝としてです。
溝堀り完成? 堆肥等を入れます
深さは10~15㎝位。後で畝たてをする時に5㎝以上土が盛られますから丁度良くなります。
畝の長さは他と同じ8m強です。この時はニンジンは5m、残りはブロッコリー用です。
同じ溝施肥なので一気に作った方が楽ですね。
はい完成しました。この後完熟牛糞堆肥をやや重ねる感じで入れ、その上から堆肥がほゞ見えなくなる位に化成肥料をまきました。
畝たてする前に中央に刺しておいた支柱を抜かないように注意します。
抜いちゃうとセンターが分からなくなりますから、後で困ります。
蒔き溝を作り水をまく
センターから左右に15㎝弱の辺りに支柱で深さ5ミリの小さな蒔き溝を2本作ります。
そこに溝を崩さない程度にしっかりと水をまきます。
この後はこの前から決めた10㎝より短い8㎝間隔で種を3、4粒蒔きました。
ここから違いますよ。
溝があふれるくらいのもみ殻を敷きます。余ったので畝全体にまきました。溝の上は少し山の様な感じになりましたね。
そして、上から再度水をまきます。多少強くまいても、もみ殻が流れない様に注意しました。
種を動かさない為です。
新聞紙で覆ってその上から不織布をかけ、専用のペグで止めます。
一人で画像を撮りながら種を蒔く作業は出来ませんので、過去の画像を集めてこの記事に掲載しています。
その辺はご了承ください。
不織布をめくってみた
今日で8日目あたりだからキチンと見ようと思い立ち不織布をめくってみた。
以前の様に1㎝間隔で蒔いた訳では無いので、何となく賑やかさが足りない。
これは仕方が無いですね。
でもそれなりに芽が出ています。
注意深く見てみると8㎝間隔毎に芽が出ていました。
約10日位過ぎてから不織布を外す
不織布と新聞紙を外しました。芽が出ています。雑草も一緒に生えていますね。
全部の種から芽が出ているようですね。うまく行きました。
まずは成功ですね。
これからも大事ですね。せっせと水やりしましょう。余りかけるとまだ根がしっかりと張っていないので抜けるような気がしますが
その辺はもみ殻がありますからね。
ニンジンの間引き2回目。真面目に蒔いたので ? ものすごく楽
2回目の間引きです。10㎝間隔では勿体ないと思い8㎝間隔にしましたが、今日は2回目の間引きです。
間違って残す分を抜いたりもしましたが、まあまあうまく行きました。
間引きのニンジンを見て思う。葉も美味いらしい
葉を食べた事がありますか。私は収穫する時は葉を切り除いて持ち帰ります。葉は捨てるだけです。
どの様にして食べるんでしょうね。店頭で葉のついたままでは売っていませんよね。特に食べたいとも思いませんが。
何となく刺身に添えるパセリの様な感じではと思います。
画像の葉は捨て穴へそのまま直行です。
ウサギでも飼っている人が近所にいれば進呈しますが、細すぎて餌になりうるかどうかは分かりません。
速いもので収穫です
種を蒔いてから3ヶ月経ちました。いよいよ収穫です。
1個だけこういうものがありました。
何となく気になったのでイメージ的に加工しました。この辺はまだ若い。
でも、今日はムシムシします。湿度が高そう。皆さんお気をつけてね。
いよいよ今年始めてのニンジンの収穫です。まあこの前試し抜きで5本ほど収穫しましたが、出来は良さそうです。
段々とレジ袋が無くなってきたので今日は段ボールを用意しました。
といっても車に何時も入れているやつで、一つは長靴入れ、もう一つは化成肥料とか、ちょっと前までは消石灰を入れていました。
こぼれると厄介なものを入れていましたね。
今日は後者の方を使います。
駄目になったのは2個だけ、出来としては宜しいのでは
長靴に履き替え、新しい軍手をして作業開始です。
夏採りなので畝の長さは5mくらいかな。冬採りは一畝です。8メートルちょいあります。
保存出来る量で畝の長さも決めないとね。無駄にすると勿体ないですから。
縦半分しかないとか不出来なのは2個だけです。これは間引きの失敗のせいですね。
2本くっついた感じで伸びてしまい強い方がまともな形になり、弱い方が変形してしまいます。
微妙な力関係ですね。
間引きで見落とさなければ小さいうちにどちらかは抜かれて捨てられますから、同じですね。
画像に写ているのは一部ですが、良い収穫になりましたね。
後書き
色々と試行錯誤をしましたが、ろくに収穫出来なかったニンジンが上手に出来るようになりました。
やはり諦めないで挑戦すると良い結果が出ますね。
新聞紙から始まったニンジン作りの再挑戦はお陰様で1年目から成功し、今年で3年目となりました。
ありがとう新聞紙。それと、もみ殻と不織布もありがとう。
「にんじん」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。