根元にまくと根が負けて野菜が枯れるのでは。様々で訳が分からんと嘆く人が多い。
お早うございます。ヒロくんです。
この前、家庭菜園をしている友人から聞かれたことがあります。
それは玉ねぎの追肥のやり方で、
「自分は根元に追肥をすると根が肥料に負けるから少し離してまいている。株と株の中間が丁度良いと思っていた」
「ところが、最近は雑草を取るのが面倒との理由でマルチを張るので根元にまく人が多い」
「根元にまいて大丈夫なんだろうか」
こういった内容です。
皆さんはどうしていますか。私も気になってきました。
玉ねぎの追肥は通常2回
苗を植え付けてから1か月後に追肥をしますね。根が植え付けられた土に馴染むのがその頃だからというのが一般的です。
2回目は2月の末頃から3月の初め、玉ねぎは冬の間中元肥や追肥の中で養分を蓄えます。春の兆しが訪れるのがこの頃です。
追肥で大きくなって行くのを手助けするわけですね。
中には3回追肥をする人がいるそうです。
その人曰く
「元肥を入れるのを忘れた」
それで気になって1回分余計に追肥したとか。
これは別段不思議な事ではありません。私も初めのうちは元肥を入れないで苦土石灰だけまいて耕しました。
その後は2回追肥するだけでした。
それで立派な玉ねぎを毎年収穫しており、入れないのが普通だと思っていましたね。元肥を入れる様になったのは入れるのが普通だと知ってからです。
その辺の事は再三書いていますから今回は省きます。
個人的な考えとしては根元にはまかない方が良いと思う
それで今回の追肥は根元にばらまいて良いのかという事ですが、私の経験上で言わせて頂ければ少し離した方が良いと思います。
最近、動画を見ていますと根元というより苗の上からばらまく感じが多いですね。
でも一昔前まではマルチを張っているにしても、摘まんだ肥料を出来るだけ根元から離してまいているのが普通でした。
失敗を経験してから、徹底して離すようになった
前にも書きましたが、白菜に追肥をする時に追肥で失敗しました。マルチを張ってから種蒔きをしたのですが、見事な苗に成長しました。
それで追肥の時期が来て、マルチの穴に指を入れて出来るだけ離してまくのですが、どうしても指の間からこぼれるんですね。
葉についた肥料は指で払いますが、それもどうしても根元に残ります。それに玉ねぎと違い白菜の苗は大きいですし、葉も折れやすいでから。
約850㎝の畝が2つでしたから、なかなか大変な作業になります。まあ、大丈夫だろうと適当にして追肥は終わりました。
ところが結果を申し上げますと殆どの苗が駄目になりました。根やけを起こして枯れてしまったのです。
それでマルチを張る事を止めました。張るにしても苗がお店で売っているのよりやや大きくなった時点で剥がすようにしました。
マルチを利用するのは、白菜の苗が雨水がはねて泥をかぶり駄目になる心配が無くなった大きさの頃で、丁度1回目の追肥の頃までです。
その様な訳で追肥の際は根元から離して施すようになりました。これはすべての野菜に同じ様にしています。
同じ根ですからね、玉ねぎが良くて白菜は駄目ということは無いと思います。
玉ねぎの場合で、足場に心配の無い時は手が届きますからね。肥料と土を混ぜてから根元に寄せる。そんな感じですね。
無理な時は株の間にまく、と言うよりおいていく感じです。段々に雨とかで土に馴染んでいきます。
後書き
人それぞれと言いますが、ネットが発達するにつれ色々な情報が簡単に手に入る様になってきました。
今回の肥料のまき方にしても記事や動画によっては
「へーっ」
って思わせられてしまいます。
玉ねぎの場合は肥料をかけても良いのかもしれませんが、本当のところは分かりません。わざわざ危ない実験をする人はいませんからね。
取り合えず友人には
「根から離した方が良いと思うよ」
と、言っておきます。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。