そうなる前に穴に埋めておけば3月まで食べられます。埋め方は簡単ですよ。
お早うございます。ヒロくんです。
毎年11月に入ると、温暖化の影響でしょうが暖かい日が続く時があります。
怖いですよね。永久凍土が溶け出して閉じ込められていたウイルスが甦ってくるかもしれません。
これは科学者が言っている話です。
怖がってばかりいる訳にはいきませんね。
何処かの記事で新型コロナは龍角散を飲めば治ると書いていた記事がありました。
人それぞれです。人間は面白い。
私たちに出来る事はワクチンも大事ですが、新しいウイルスが襲ってきて仮に感染しても負けない体にしていく必要があります。
それは何でしょう。
それは免疫力をつける事ですね。
免疫力とは何でしょう。ウイキぺディアさんで調べてみました。
免疫というのは実体的な言葉で、感染、病気、あるいは望まれない侵入生物を回避するために十分な生物的防御力を持っている状態を指す。免疫には特異的な要素をもつものと、非特異的な要素をもつものがある。非特異的要素は障壁として働いたり、 抗原特異性に拘わらず、広い範囲の微生物を排除する働きをもつ。
ウィキペディア
野菜には人体に役立つ免疫力を与えてくれるものが多いです。
積極的に摂り入れて、仮に感染しても軽症で済む体を作っていきましょう。
これからは野菜の話です。
11月半ばになったらやる事があります。大根も長く食べられる様に越冬させましょう。
もっと後でも良いんですが、急激に寒くなると穴を掘るのも大変ですよ。土が固くて。
大根は畑で真冬の冷たさにさらされると首の部分が傷んできます。
そこから腐れ始めますね。
春先に駄目になっている大根を結構見かけますが、あんな風にしたくない。と思っている方は多いと思います。
ちょっとひと手間かかりますが、腐らせるよりは良いですね。皆さん良い越冬方法がありますよ。
また、家族で食べきれないし、ご近所に上げてもかなり余る事もありますね。
毎年作っていると分かりますが、あまり寒くならないうちに保存したいと思います。
気温が下がって来ると土が固くなり、穴を掘るのも大変。11月中には畑へ埋めましょう。大根の埋め方をご紹介しますね。画像を出来るだけ入れますので分かり易いと思います。
何もしないで放っておいたらどうなるの
間違いなく腐れますね。頭がザクロの様に割れたのをよく見かけます。
あの様になったら捨てるしかありませんが、普通の人は穴を掘って埋めますね。
沢山の駄目になった大根を横にしながら、捨てる為に穴を掘っている姿を見ると声も掛けられません。
しかも穴の中に投げ入れている辛い顔は見たくないですね。
今年はこうすると良いですよと話しかけたら、目が醒めたような顔をして喜んでいました。
私は思います。
どうせ埋めなくてはならないのなら、生かして食べる為に穴を掘る方が価値的です。
11月半ばになったら穴に埋めちゃいましょう
勿論、当座の分は家に持ち帰りますが、せいぜい3本でしょうね。
1週間に1本使うとして冷蔵庫に1本。
残り2本は湿らした新聞紙に包んで、日陰の風通しの良いところに立てかけておきましょう。
2週間位は持ちます。
そのうちの1本はおでんを作りたいときの予備にでもしましょう。
その後必要に応じて畑へ行き、1本か2本の葉の根元を引っ張ればスルッと抜けてきます。
後は隙間の無いように空いたところに土を入れて下さい。
あくまでこれは冬だけの話です。暑い時は冷蔵庫の中で保存するしかありません。
大根の長さ毎にグループにする
どうしても大根の長さにバラつきが出ます。
これを無造作に入れますと短い大根が長い大根の脇に落ちていき取れなくなります。
その内、度々掘り出しているうちに底の方に倒れて、どこにあるのかも分からなくなりますので困ります。
60㎝~40㎝と極端に長さが違う時があります。
短いのは間引き忘れとかの物ですが、それでもその位にはなります。
長さが違うだけで美味しさは同じですからね。
今日2本取ってきました。近日中に食べるので葉は落としてきました。
ちょうど50㎝ありました。埋めるまでにまだまだ大きくなりますから穴の深さは重要です。
穴から頭が出ているのでは意味がありませんからね。
穴を掘る
それでは穴を掘りましょうか。
私の場合は空きスペースが無い場合が多いので、大根の畝に穴を掘ります。
その為に最初に埋める分を決めて抜きます。
抜いたら長さで分けて置いていくと後が楽になりますね。
間違えて葉を切らない様にして下さい。
葉を切ったら埋められませんのでお持ち帰りとなります。
抜いた大根を見ればおおよそ必要な穴の大きさが想像つくと思います。
一般の家庭菜園の大根の量でしたら11月半ば現在で残り10本前後でしょうね。
一番太い大根の幅で長さ3種類にして3、4本づつですね。
仮に太さが15㎝あるとして4本で60㎝。
60センチ四方の穴を掘れば良いとなりますね。
ところがここが厄介なところで、深さが仮に60㎝必要だとしたら狭くて作業がはかどりません。
掘り易い様に大きめにした方が楽です。
その分労力が必要ですけど、野菜くずを捨てる捨て穴よりはかなり小さいですから楽は楽です。
この程度の穴でしたら10分くらいかな。
あくまで作業しやすい大きさです。
スコップで穴を掘りますが、腰を痛めない様に軽く準備体操をして下さいね。
畝の上に穴を掘る。水はけの為
畝と畝の間の低いところでは無くて畝に穴を掘った方が良いです。
低いところに掘ると周りから雨水が流れ込んだりして腐れる原因になります。
その為には畝の中に掘りましょう。
でないと穴の周りに水除けの堤防みたいに土を盛り上げなくてはなりません。
余計な手間がかかりますね。
大根の長さに合わせて底は階段状にする
これは出来るだけという事です。
底を全て一番長い50㎝~60㎝が入る深さにしてしまうと、短いものは埋まってしまい取り出すのに苦労します。
60㎝、50㎝、40㎝以下の3段階に階段状にしておくと後が楽です。
これはあくまで大体で良いです。正確には出来ませんし、狭すぎます。
穴に入れた時に頭の位置が大体同じになる様に葉を掴んで、足らなければ土を落として高くしたりと微調整します。
じゃあ斜めのスロープにしたらと思いやって見た事があります。
初めのうちは良かったんですけどね、土を戻していたら何かのはずみで大根がスロープに沿って倒れてしまいました。
治そうとしたら周りの土が崩れて来て埋まってしまい、掘り出すのと穴を掘り直すのとで時間がかかりました。
埋める大根が何十本もある時は、長さに合わせて画面の大きさの穴を何個か掘ります。
全て入る大きな穴は大変だし作業が出来なくなります。
大根の隙間を土で極力塞がないと、すれて傷が付いたり、雪が解けて大根を伝わり底に溜まります。
それで腐る原因になったりします。
大きいと隙間を埋める作業がやりずらくなり、周りを崩してしまいます。
葉は切らないでそのまま埋めますよ
葉は切らないで埋めて下さい。
切って埋める方もいますが、私は葉を土から出して大根本体をすっぽり土に埋めるやり方です。
にんじんの場合は葉を切った方が良いですが、大根は葉をつけたまま埋めます。
葉は出したままで、大根の頭の上までしっかり土を被せる
先程も書きましたが、葉は地表に出したままで大根の頭から下はすっぽりと埋めて下さいね。
そして大根同士の間に土を入れて出来るだけ直接触れ合わない様にします。
大根を置いて直ぐ土を落とすと、せっかく掘ったのに底が高くなります。
2列目は手で押さえながら間に土を入れるという感じです。
そんな感じで深さを微調整しながら埋めていき、最終的には大根の頭がすっかり隠れる様に土を寄せて下さい。
あまり斜めにすると埋め戻し中に崩れる
自然と少しづつ斜めになってきますが、それは差し支えありません。
が、意識的に斜めにすると段々に角度がきつくなりますから止めた方が良いですね。
最終的に埋め戻す時に傾斜がきついと、大根がずり落ち思っていたより深くなってしまいます。
先程も書いたように傾斜は自然に出来る程度にして下さい。
スコップで掘るような状態になりますから、真っ二つという事態が起きます。
ガッカリしますよ。
最終的には周りより高くし、水はけを良くする
埋め戻しが終わったら、念のために周りより低くないか確認してください。
もし低ければ土を寄せて高くして下さいね。
これで3月近くまで保存できます。
但しここは宮城の中部の方ですから、地域によって保存期間が違ってくるかもしれませんのでお調べになって下さいね。
野菜作りに詳しい人って必ずいらっしゃいますから。
必要な分だけ取り出して、また土をかけておく
大根が必要な時は1本分の葉の付け根を引っ張り上げれば楽に抜けます。
これが間違えて斜めに埋めてしまうと葉を引っ張っても抜けず、葉がちぎれてしまいかなり掘らないと抜けなくなります。
大根の上に載る土の圧力は凄いものですよ。
その際は少し離れた脇からスコップで少しづつ掘らなくてはいけません。
雪解けの土が濡れている時は大変な作業になります。
なるべく埋める時の傾斜は少なめに。
その後は抜いた後に土を入れておいて下さいね。
葉は段々枯れて終いには姿を消すかもしれませんが、大根本体は大丈夫です。
それに寒さで逆に美味しくなっていきます。
冬大根はこうして昔から保存して一冬中美味しく食べてきたのでしょうね。
気温が高くなる前に残ったものは冷蔵庫へ保存
3月近くになると気温が上がってきます。
地中の大根も残り少ないか全て食べてしまったかもしれませんね。
もし残っていましたら冷蔵庫に保存して下さい。
出来るだけ早めに食べて下さいね。
後書き
私が大根を多めに作るようになったのには理由があります。
家ではキムチを12月と1月に作ります。
殆んどはキムチ鍋に利用していますがご飯にかけても美味しいですね。
キムチはいつの間にか評判になりました。
教えてくれた人が韓国の人で本場仕込みのキムチは美味しく出来るようになりました。
キムチの材料は韓国から取り寄せます。
それを待っている人が自然と多くなってしまいました。
東京に住んでいる息子も毎年心待ちにしています。
せっかく家庭菜園をしているのだから白菜とか大根やニンジンは自前で間に合わせよう
と、いつの間にかなってしまいました。
それで越冬方法を調べたのですが、色々ありました。
大きく分けると葉を切るか切らないかですね。
私は葉を残して埋める方を選びましたが、この越冬方法で失敗したことがありません。
勿論、腐らせた事も一度もありませんので、これからもこのやり方で行きます。
そろそろ越冬の時期が迫ってきましたね、準備しましょう。
「自分流野菜の越冬」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。