初めは知らないから浅目に植えていた。根が切ってあり、短いので立てるのが難しい。
お早うございます。ヒロくんです。
そろそろ玉ねぎを定植する時期ですね。今年の締めなので何とはなしにウキウキします。そんな訳で、この前から少しづつ準備を始めていました。
苗は初めて通販に注文しましたが、スペースの都合もあって50本だけなんで送料の方が高くつきました。この辺は覚悟の上ですが、何か微妙。
何しろ見るまで分かりませんからね。
良いなと思っても、注文が済んでからメールで送料を知らせて来るシステムの店もあり、困りました。
そんな訳でお店を決めるまで随分(ずいぶん)日にちがかかりましたね。
もう近場で買おうと思って店に行くと、枯れてぐったりしたものだけ残っていた。
入荷する日には都合が重なって行けず、足を運んだのは三度だが何れも駄目。何故かこの店は予約が出来ない。
内心、ネットの方も売り切れるんじゃないかと不安になったりと、こんなに苗を買うのに苦労したのは初めて。
種を蒔いての苗づくりが一番良いのにね。今年はそれも理由も分からず失敗。
遂に初めて通販で苗を買いました。
元気なのかな |
苗は依然ご紹介しましたが品質が良くてホッとしましたね。根は切ってあってかなり短いですが。
その時の記事です。宜しければどうぞ。
仮植えしておきましたが、気になって調べてみると白い新しい根が少し伸びてきていましたので安心しました。
予定の畝も3回目の虫探しをする為に掘り返しましたが一匹もいませんでした。いたのはミミズが少々ですが、これは益虫です。
害虫はいない様だ |
畝がフェンス沿いなので手が届くか心配
当初から気になってはいました。畝とフェンスの間が余り取れなくて行けません。それに手前からだけでは手が届かないのではという事ですね。
でも、ここしか無いのでやるしかありません。
50本なので10個づつ5列です。奥の2列に手が届かないですからどうするか、一度試しに植穴の目印をつけてみる事にします。
支柱で線を付け15㎝間隔に縦横に植穴の目印は何とか付けられますが、問題は実際に植える時ですね。
奥が狭苦しいね |
余りやりたくない事ですが、仕方がありません。
ピーマンが無ければ3列で長く出来たのですが、やっと害虫から逃れて虫食い無しが出来てきましたからね、ここで終わりにするには忍びないです。
奥二列は、畝に上がって苗を植える事に決定
もうこれに決めます。奥の二列さえ終われば後は楽に手が届きます。玉ねぎは2回追肥をしますが1回目は植え付け1ヶ月後です。
その時はピーマンも終わっているので両側から手が殆ど届きます。どうしても無理なところは中央あたりかな。
その時だけフェンスの土台に上がってやりますから大丈夫でしょう。追肥と雑草取りの時位ですから。
植える時の深さはどの位がベスト
玉ねぎもただ適当に植えればいいと言う物ではありませんね。浅く植えると丸くならないでいびつなものが出来ると言います。
でも、浅く植えていびつな物になった事はありませんが、ちょっとした風で抜けてしまう時があります。
深過ぎるとべと病とか軟腐病になると言います。去年借りている畑で軟腐病が多発しました。黒く腐っているのを見るとガッカリします。
収穫まじかになって気が付くのが多いですから被害が多くなりますね。我々の場合は偶然に早い時期に気が付きましたから半分ほどは助かりました。
深さの目安はどの位
私の場合は玉ねぎに関しては先生がいませんでしたので、漠然とした感じで植えていました。その頃の家庭菜園の本でも的確には書いていませんでしたね。
昨今は動画で教えてくれる親切な人が多いので助かりますが、読んでみるとまちまちですね。でも、いろんな物を見て私なりに大体の結論が出来てきました。
浅い深いの基準は、苗の根の付け根から葉が分かれる間の事の様です。
長ねぎを参考にしても良いのかな |
こんなことを書くと言われそうですね。
「根の付け根のとこって、どこ」
「葉の分かれるところって、どこ」
この辺は受け取る側で微妙に変わってきます。
なので画像を作りました。
これは分かり易い。自画自賛? |
上の矢印のところが葉の分かれ目で、下の矢印のところが根の付け根です。
なので2本の黄色い線の中間あたりまで植えればいいと良いという事です。
ある人の記事では3㎝位のところまで植えればいいと言います。それは下の矢印から上に3㎝あたりという事ですね。
でも、それを目安にするとお店や通販で売っている苗は大体均一に育っていますから良いですが、種から育てた場合はマチマチです。
未熟な苗ですと大分葉の分かれ目に近くなってしまう恐れがあります。
なので中間と覚えていた方が良い様に思えます。違っていたらご連絡ください。
苗を早速植えてみる
もう時期ですので植える事にします。培養土から苗を全部抜くのは初めてですが、白い根が出ているのは半分くらいですね。
そっと畝に上がりました。後で整地すれば良いとはゆうものの、なるべく畝をへこます場所は少なくしたいです。
あらかじめ穴を開けておいたので、二列は直ぐ上終わりました。
狭いと辛いので、目印の支柱が役に立つ |
問題はこの後ですね。
やはり三列目からの線は殆ど消えていますね。当たり前ですが。
そこで手で三列目辺りから全て整地しました。仕上げは勿論塩ビ管です。両脇に縦15㎝間隔に刺しておいた支柱が役に立ちます。
線を引き終わり植穴を開け、苗を植えます。大体同じような深さになっていますね。根も切ってあるので植え易いです。
そう言えば根を切り取ってある苗を植えるのは初めてですね。以前は苗を買う時は250本位買っていて、セルトレイでしたから根は切って無く長かったです。
これで根が間違いなく伸びて来るのか不安は多少あります。
苗植え開始 |
まあ、作っている人達はプロですから間違ったものは売らないでしょう。植えても倒れないのはやはり中間あたりまで埋めているからでしょうね。
普通に根付きの苗は浅目に植えがちになるので注意が必要です。
終わりましたね。
苗の定植が終りました。 |
完成です。意外に倒れるものは少なく、倒れるのはやはり浅目に植えたものですね。根が短いので覿面(てきめん)です。
根が短いので倒れ易い |
これはちょっと深めかな。再度整地したいのですが、うっかりすると倒れてきます。根が張ってからの方が良いみたいですね。
この後に水やりをしました。最近雨が降りませんからね。畝の土も湿り気が無くパサパサしている感じです。
これは土の様子次第では毎日水やりをした方が良い様です。
後書き
今年最後の野菜の苗植えです。この庭の畑での初試みとしては玉ねぎが最後です。
他にスナックエンドウ(スナップエンドウ)やホウレンソウとか植えたいものがありましたが、それをやると来年のローテーションも今年みたいに苦労しそうです。
キチンと計画的に野菜を植えたいので玉ねぎが最後となります。
玉ねぎの苗は生育がきちんと揃っており、良い業者さんに当たった様で良かったです。
今年の玉ねぎの種蒔きは失敗しましたが、原因はやはり高気温の様な気がします。来年こそは種から育てたいのでもう一度勉強し直します。