ありあわせの物を利用。浅い育苗箱に種を蒔く。長ネギの成長記録を作ってみます。
お早うございます。ヒロくんです。
これは初めて育苗箱で長ネギの苗を作った時の記録です。何かの参考になれば嬉しいです。
私の家では長ねぎは必需品です。毎年300本位は作ると思いますが、苗は近くの小さなスーパーで買っていたのですが、4、5年前に移転してしまいました。
そんな時に誰かが言っていました。
「野菜作りは種から始まる」って
そんな訳で去年初めて種から苗を作る事にしました。
去年はポットで作りましたが、効率が悪いので今年は育苗箱に種を蒔くことにしました。
これが後で面倒な事になるとは・・・
3月1日 少し水をまき湿らしてから種を蒔いた
前回はポットに蒔いたが効率が悪いので余っている育苗箱の底に薄く牛ふん堆肥と土を混ぜたものを入れた。
培養土だけでは肥料分が足らないと思ったからですが、堆肥にも少しは肥料分があるでしょう。が、今思うと別に肥料分を入れれば良かったかもしれません。
その上に培養土を入れ5㎝弱の幅で溝を作り、1㎝間隔で種を蒔いた。
もみ殻をたっぷりとかけて水やりをし、まだまだ寒いのでカバーをかけたが、こんなもので大丈夫だろうかと気になるが、
やるしかない。
3月3日 カバーを外して水やり
これを毎日続けました。雨の日以外はね。
とにかく芽が出るまでは水やりは欠かせません。
右側のポットでない方が長ねぎの種を蒔いた育苗箱です。
利用側にブロックを置いて、万が一風でカバーが飛ばされない様に気を配りました。
3月14日 11日に1本芽を出しましたが今はこんなにはっきりと出てきました
嬉しかったのを思い出します。これが見たくて野菜作りをしているのかと思う時があります。
やはりもみ殻は保温と保湿には欠かせないものですね。
でも、水やりを欠かさなければもみ殻は無くても良いですね。この頃は仕事が遅くくなる日が多く毎日という訳にはいきませんでした。
もみ殻の使用済みは畑へ入れておけば、いずれは養分になりますから無駄は無いです。
3月31日 出揃ってきましたね
大分出揃いましたね。毎日伸びているのが分かります。1日5㎜くらい伸びているかも
草丈30~40㎝で茎の太さ5㎝以上になったら借りている畑へ植え替えますが、まだまだ先の話です。
4月11日 庭の梅の花が散り始めています。本格的な春は近い
今から芽を出すのは間に合うのかなと思いますが、どうなんでしょう。
「ねぎは強いから」と良く農家の奥さんは言いますが、私にとっては植え替え可能迄は結構弱いと感じる時があります。
直播の時は結構難しく感じます。
4月23日 根が底に絡まる
この前から目立つところを間引いています。
同じ場所から2本生えているところもあるので、抜く時は残す方の根を痛めない様に斜めに抜くと抜きやすいですね。
草丈は15㎝くらいです。
でも、最近間引くと手ごたえが感じられる様になりました。育苗箱を持ち上げて底を覗いて見ると白い根がいっぱい飛び出しています。
これは底に絡まる。不安に思っていたのはこの事でした。
育苗箱では浅いのでは・・・的中ですね。と言うより浅はかでした。
4月25日 止むを得ず仮植え
何んともしようが無いので、今のところまだ空いているナス等の場所に仮植しました。
暫くは植え替えには無理だったらしく半分くらいは生きが悪い状態で、このまま枯れるのではと心配しましたが、
毎日、さらっと水かけしたのが良かったのか日に日に青々しく(緑緑の方が適切かな) なってきてホッとしました。
5月1日 仮植2回目
借りている畑へ仮植しました。庭の小さな畑はナス等を植える準備をしなくてはいけません。
長ネギ苗を移す前に苦土石灰はまいて耕しておきましたから、遅れているという事はありません。牛ふん堆肥と肥料等を入れるだけですからね。
苗たちには気の毒ですね。定植では無く2回目の仮植ですから。
5月11日 根が元気になったようだ
初めのうちはやはり生きが悪いのが目立ちましたが、段々と根を伸ばしてきた様で安心できる状態になってきました。
ホッとしましたね。
5月24日 先輩ネギたちがほゞ壊滅
かなり安定した状態ですね、色つやも良いですしピンと伸びてきましたね。嬉しい限りです。
ここで不安な事が起こりました。
昨年の秋にここで種を蒔いて育てた苗が3分の2以上駄目になり、別なところに植えておいた長ネギもほぼ全滅。
固くなって食べられなくなって植え替えた太めの長ネギも、見るも無残な状態になりました。
5月30日 今年の主役は君たちのみ
こうなると、この長ネギたちが頼りですね。家は鍋が好きでいまだに日曜は鍋です。
流石に長ネギ等の野菜類はスーパーで買ってきますが・・・
30㎝~40㎝、茎の太さ5㎜位。これは絶対守ります。考えも無しに定植して失敗すると後がありません。
6月2日 大分成長。もう一息
30㎝を超えてくるものあり
茎も丈夫に育ってきました。5㎜はありそうですし何か心強いですね。今年の長ネギがここまで育ちました。
あと少し茎が伸びたら定植します。今長いので30㎝くらいですからあと一息です。
まとめ
毎回、写真を撮っておいて良かったです。長ねぎに限らず記録が作れそうですね。
種から作るのは畑でマニュアル通りに何回も挑戦しましたが、良さそうに見えて年を越すと半分位姿を消している。
使えそうなのはあまり残っていない。
何故だろう。意外に手がかかる野菜なのかも。
それで庭で挑戦する事になりました。
庭の畑は春になれば植える物が決まっていますので、ポット等でやるしかない。
去年はポットでやりましたが本数的には余り効率が良くありませんね。
ポットの受け皿みたいな役目で使っていましたが、一応「育苗箱」ですからね。
これを使おうと決めました。
現在あるもので作ろう。
たまに見かけますが、長ねぎの根を短く切って売っている時があります。
今回思いきって真似ようかなと思いましたが、経験も知識も無いので断念しました。
じっくり調べてみます。
●
「野菜の栽培記録」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。