トマトが赤くなると嬉しくなります。家庭菜園で作ってみたい野菜のトップとか。
お早うございます。ヒロくんです。
今日は朝方雨が降った様です。玄関を出て気が付きましたが、何かすがすがしいですね。でも、キュウリを1本だけ採って直ぐ家に入りました。
雨あがりで蚊が待っていたみたいでかなり刺された様です。中には同じような場所を何ヵ所も。携帯蚊取り線香をつい忘れてしまいました。
物凄く痒いです。
最近、トマトについて面白い事を耳にしました。
なんでもヨーロッパでは昔はトマトとは言っていなかったとの事です。それでは何と呼んでたのか知りたくなりました。
詳しい人に聞いてみたところ、こんな風に呼ばれていたそうです。
イタリア
ポモドーロ(黄金のりんご)
フランス
ポム・ダムール(愛のりんご)
面白いですね。でも何で「りんご」なんでしょうね。昔のヨーロッパは「りんご」が貴重品だったのでしょうか。
調べてみますと、価値のある果物や野菜を「○○のりんご」と呼ぶ習慣があったそうです。イギリスでは現在はTomato(トメィト)と呼ばれています。
それではヨーロッパ以外では何と呼ばれているのでしょうか。
ロシアでは何と呼ぶのでしょう。ご存知のようにロシアは
一つの国家としてはヨーロッパに属しますが、アジアに属する部分は極東アジア、シベリアでヨーロッパに属する部分をヨーロッパロシアと呼びます。
元々が広すぎてまとめるのが大変な国の様です。
真っ赤な色の「ボルシチ」は、ロシアとウクライナの代表的な料理ですが、あの赤い色はトマトではつかない様で「ビーツ」という食材の色との事です。
ロシアではトマトの事を「ポミドール」と呼びます。ポーランドもそう呼びますね。
他の地域ではどう読むのか調べましたが、トマトと呼んでいるのは日本と韓国だけですね。
トマトってどんな野菜
ヨーロッパのことわざで、こんなものが有ります。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」。それ程に栄養たっぷりなんですね。美味しいし、真っ赤なトマトを見ただけで幸せを感じます。
家庭菜園を初めてなさる方は、トマトを作りたいと殆んどの人が言いますね。
あんまり甘くなかった様な気がします。赤くなったらすぐ食べないと腐る。そう冷蔵庫が無かった時代ですからね。でも井戸の水で冷えた赤いトマトは美味かった。
塩をまぶすのが普通でしたが、小学校の時友達が砂糖をかけて食べると聞いて、ビックリした事がありました。
ズーッと忘れていたのに、この記事を書いていて頭のどこかに記憶されていたのが蘇ってきました。面白いものですね。
家で食べる頃もまだ青い部分がありましたしね、でも知り合いの農家から頂いたトマトを食べた時は美味しかったですね。やっぱり塩をかけたりして。
あの味は現在お店で売っているのと少し違う様に覚えています。まさに採りたてですから。
大分前の話ですからね。その後品種改良されて現代の様に甘くなったのでしょうか。肉や乳製品との相性も良いです。
トマトの豆知識
- 原産地はどこかな 南アメリカのアンデス山脈の高原地帯のペルーやエクアドル
- 何科でしょう ナス科
- 日本へはいつ頃伝わったのかな 江戸時代初期にヨーロッパから中国を経て日本の長崎に伝わる。その頃はトマトの事を唐柿(からがき)と呼んでいました。
体への効能
- カロテノイドという色素の一種 橙色の脂溶性色素
- 体内でビタミンAに変換 皮膚や粘膜を丈夫にする
- 視力の維持、がんの予防、免疫力の強化、アンチエイジング等の効果がある
【リコピン】
- カロテノイドの中でも抗酸化作用が高い ビタミンEの100倍以上
- 健康や美容の面からも効能が期待されている
何といっても健康を保つために重要な働きをする栄養素が豊富で、その中にはβカロテンやリコピン等の天然色素カロテノイドが含まれています。
【βカロテン】
リコピンをご存知ですか、赤やオレンジの色素成分で、カロテノイドの一つでβ―カロテン等の仲間です。
リコピンは油に溶けやすいのでイタリア料理なんか良いかもしれませんね。加熱した料理ですと効能が発揮される色素成分です。
後書き
2、3年前から苗をポットで作る事を始めました。でも、夏野菜の大きく育つものとしてトマト類、きゅうり、ピーマン、ナスやカボチャは苗を買って植えています。
これらは、まだ私には敷居が高いですね。
その他の白菜、キャベツ、ブロッコリー等も最初は苗で買っていました。でも今では畑に種を直播して作っています。
ポット蒔きの良い点は均一に育つことですね。
例えばレタス類は直に種を蒔くと疎ら(まばら)に芽が出てきていました。ところがポット蒔きにしてから全て芽が出ますね。定植すると同じような大きさで育って行きます。
長ねぎも見事な苗が出来ます。
野菜作りの醍醐味(だいごみ)は種から育てること
なんて、素人に毛が生えた程度なのに勝手に思っています。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
世界に平和が訪れますように。