虫は野菜より雑草がお好きとか?。自然農法を考える

金曜日, 9月 22, 2023

寄り道

借りていた畑は雑草を取って綺麗に。これが仇になっているかもしれない。

お早うございます。ヒロくんです。


最近、ユーチューブを見ていると自然農法の動画が目立ちますね。

何となく分かるんですが、では何と聞かれると「雑草を取らないで野菜を育てる」と言うことくらいしか思いつかない。

私は畑へ行く度に割りばしを使います。もう今頃は必需品ですね。

青虫は小さいうちは指でつまむことは出来ますが、今頃になると様子が一変してみるのも嫌です。

画像に撮るのも嫌。勿論、カタツムリやその他の虫も割りばしが無いと無理。


自然農法は農薬をつかわない。雑草と共に野菜を育てるのかな。要するに虫との共存が可能という事ですね。

しかも虫は野菜が嫌いで、本来は雑草の方へ行きたいとか。

本心ですかね。

最近、気になりだしたので何も具体的に考えている訳ではありません。今年は気温が高すぎたせいか普段よりも虫が多い。その分被害も続いている。

正直お手上げの状態です。


虫に悩まされづに済むなら・・・。真面目に考えようかな。

虫に悩まされている方は多いようですね。私だけでは無いんだ、なんて気軽に考えていました。

ところが今年は本当にひどいです。


この畑だけでは無く、庭の畑のナスやミニトマトも虫にかなりやられました。ナスなんて10個も収穫していないのに終わりそうです。

雨が続いたので抜かないでいるだけですが。


悩んでいると、今までタイトルだけで見もしなかった自然農法と言う言葉が気になりだしました。

何となく農薬も使わないで雑草の中に種を蒔くのかな・・・そんな感じに思っていました。


何気なく調べているうちに種を蒔いてその上に切った雑草をかけておく。マルチの代わりに雑草を使うらしいです。

肥料はどうするんだろう。雑草に取られちゃってろくなものが出来ないのでは。

そう思いますよね。ところが肥料は与えないそうです。


野菜が本来持つ力で肥料も農薬も与えないで育てるのが自然農法という事です。

まだ勉強不足でこれからですが、仮に自然農法に取り組もうとしても色々と問題点がありますね。それをこれから考えてみます。


借りていた畑では顰蹙(ひんしゅく)をかうのでは、雑草を取ってくれるから貸してくれる

あの畑は地主さんからお借りしている土地です。

当初、借りる際に「雑草を取ってもらうだけで良いので、お金はいらないですよ」と言われました。

何という良い人なんでしょう。それでは申し訳ないので金額を決めて借りる事にしました。


そういう訳ですので雑草をそのままにして野菜を育てるのは約束違反になります。人里離れた場所なら良いのですが、何しろ県道沿いの畑です。

目立ちますので雑草畑にする訳にはいきませんよね。

町で貸している農園がありますが

貸す条件は雑草は取り、綺麗(きれい)に使う

とありましたから、なにがしかの理由で放置してある農地以外は皆さん綺麗にしていました。

一般的にこれが常識ですね。

仮に家の小さな菜園を雑草だらけにしたら、近所の人から何を言われるか分かりません。それに狭いので雑草に与えてあげるスペースは無いですね。


畑の現状を見て考える。良さそうに見えるが虫の害が大きい

私の畑を見る人は、沢山出来ていて良いですね。と言ってくれます。

確かに見た目は良いのですがね。

ところが、実際は大変です。とにかく今年は虫の害が多すぎます。


それにモグラの親方のトンネル工事には閉口しました。

縦横無尽に掘るもんですから玉ねぎは傷が付いて、そのせいかもしれませんが軟腐病になったり、里芋の種芋は地上に押し出されたり大変な目にあいました。

自然農法だと地下に雑草の根が張っている訳ですから、モグラは除けて行くんでしょうか。


大きなパプリカ。今度は黄色。裏を見ると半分食われていた。

今日4日ぶりにパプリカを見ましたが、大きいのが目立っています。今度は黄色いのが出来ていますね。


大きい画像がありますので見て下さい。

ほら、大きい黄色いパプリカですよ。

ところがショッキングな事がありました。収穫しようとしたらこの画像のパプリカの後ろ側が無い。そっくり食べられていて無いんです。

この画像は葉を手で除けて撮っていますので、普段は殆んど最初の画像の様に葉に隠れています。

鳥では無いですよね。虫だと思います。この4日間で食べられたのか、その前なのか分かりません。

赤い方は無事でした。

食べられると困るので収穫しましたが、敵は美味しい時期が分かるんでしょうかね。黄色い方は変色完了したので食べられたようです。

美味しい時期が分かるんですね。

赤いパプリカはご覧の通り変色はまだ半分ほどです。かなり土で汚れていましたが、雨が強く降った夜もありましたから。

自然農法にすればこんな酷い事も無くなるのかな。


虫のせいか元気が無い里芋を見て思う。モグラも雑草の根があると来ないかも。

里芋もセスジスズメガでしたっけ、あれの大発生以降何となく弱弱しいですね。

葉もかなり食いちぎられていました。幾分葉は元気そうになりましたが大きくならないですね。

収穫した方が良いのか迷っています。これも虫の成せる技なのか分かりませんが、少なからず生育に影響が出ています。

自然農法でこの様に背の高くなる野菜も虫は避けるんでしょうか。それに雑草の方が美味いから、これは食べない。とかになるんでしょうかね。


白菜も初めに中心をやられたか。葉は巻いているが中はスカスカ

葉は巻いていますが、試しに押してみると中はスカスカです。この前から気にはなっていました。

虫に中心をやられたか、追肥が足らなかったかのどちらかですね。おそらく両方でしょう。

先程この記事を書くのを中断して畑へ行き、追肥してきました。3回目なので量は少な目にしましたが。

白菜は中の方で葉が重なって行きます。

それが見られないのは肥料が足らないかもしれない可能性が高いです。でも、確かに芯を食べられていた白菜は多かったですね。

私が無数の細かい虫に襲われた時です。あの時の白菜の芯は無残に食べられていました。

これも自然農法だと防げるんでしょうか。農家さんは虫に襲われる前に農薬をまきますよね。私は野菜由来の物とかオルトランぐらいにしか使いませんから。


雑草を取りに来たはずが自然農法を思い出し、手が止まる

てな訳で今日は久々に畑へ来ました。今年玉ねぎを収穫した辺りが又もや雑草で酷い事になっています。

取り始めているうちに思い出しました。自然農法の事を。

白菜の種を蒔いた頃から膝の様子が思わしく無く。雑草取りがお留守になってしまいました。

行く度に少し取るのがせいっぱいでしたが、この雑草が伸び始めたお陰でそちらへ虫たちが移って行ったのではと。

今日、追肥した時に見たのですが確かに外葉はかなり虫食いですが、まいている葉は食べられていませんでした。

捕まえた虫も4匹だけでしたし。

とすれば自然農法の野菜に虫があまりつかない。と、言うのは実証されたかもしれません。


雑草畑に見えない様にするには、どうすれば良い

肥料も与えないと言うが、貧弱な物しかできないのでは。その辺は調べないと分かりませんが気になるところです。

調べるのが楽しみになってきました。


何とかクリヤしなくてはいけない問題が残っています。それは雑草畑に見せない様にするにはどうする。

この1点ですね。なにしろ冒頭に書いた通りですから。

地主さんをがっかりさせるわけにはいきませんし、他の借りている仲間に迷惑はかけられませんし。

ここはお店も目の前にあるし、暇な奥さんたちが「何時も雑草だらけ」とか、なんやかんやと品評会をしていると噂で聞きました。

あまり目立たないところの畑を借りるしか無いのかもしれませんが

まずは今の畑で考えてみます。


畝の間を綺麗にすれば見た目は綺麗だと思うが、外からは雑草ばかり目立つ

雑草だらけの畑って確かにみっともないですからね。畝の間の雑草は常に取って綺麗にしておけばいい雰囲気には見えますよね。

問題は外から見た場合にどうかという事ですね。畑は県道の側にありますし、すぐ傍に信号があります。

車の中からチラッと見たら雑草だらけの畑。そう見えない様にする工夫を考えないといけない。

なんか面倒くさくなってきた。ギャラリーは放っておくのが一番良いかもしれない。ところが畑仲間には町議会議員がいます。

この人の立場もあるしね。


定期的に雑草を短くするのかな。野菜も切りそうだが

雑草は途中から切ってもまた生えてきますよね。

だから根っこごと何時も抜いています。自然農法では必要な時は抜きますが、基本的には抜かない様です。

ですので定期的に葉を短くして切り揃えておけば雑草だらけと言うイメージは無くなりますよね。

その代わり根があるので伸びるのが早いのは致し方ありませんね。

普通の農法の方が時間的には楽なのかな。


その辺はやってみないと分かりませんが、小松菜みたいなものだと一緒に切りそうですね。

あと野菜と似た雑草もありますからね。

自然農法に合う野菜を選び、従来の農法と分ける。

何か中途半端ですね。


まとめ

肥料も農薬も使わない自然農法に注目が集まってきている様です。家庭菜園をやっていて一番困るのが虫と雑草ですね。

特に虫はせっかく丹精込めた野菜を台無しにしてしまいます。

ところが自然農法では虫を苦にしないらしいですね。


虫は野菜が嫌いだが雑草は大好き。

雑草が無かったり少なかったりする畑では、止む無く野菜にとりつくらしいです。初耳でした。

そう言えばアゲハの幼虫みたいなのがニンジンにつかず、傍の背の伸びた雑草についていたのを見た事がありました。

おちょこちょいの揚羽蝶(あげはちょう)が間違って卵を産み落としたのかなと思っていましたが、自然農法の話から行けば、それが普通なのかもしれません。


長ねぎは雑草を嫌うと書いている記事が多いですよね。自然農法には向かないのか。私はそれを信じて何時(いつ)も抜いていますが、どうなんでしょうか。

私の周りには自然農法を実践している人はいませんが、虫に振り回された私にはすごく興味のある話でした。

研究してみる価値は大いにありそうです。


やっと暑さが落ち着いてきた感じがしますが、庭の畑は今頃とは思えない寂しさです。

秋野菜のうちでは白菜は何とか体裁を保っていますが、春菊も長ネギも芽を出さずに終わりそうです。

ところが4回目の大根が今日芽を出しました。2ヶ所だけですが。気温が下がるのを待っていたのでしょうか。

3回目の大根はこの前すべて虫にやられてしまいました。これも間もなくやられるだろうなと思い、ボール紙の円筒の中に入る様にして保護しておきました。

根切り虫等が登れなくて悪さが出来なくなる苦肉の策です。

去年、同じ様にしたら虫の害も無くそれなりに大きくなりました。1本だけでしたが雪が降るまでは元気でした。




ここまで読んで下さり、ありがとううございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 今回、家庭菜園のブログの中で日記帳の物を他の物と混ぜて別ブログとして立ち上げました。その中では書きたい事を遠慮なく書くつもりです。

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