主食の代わりにも、おやつにも昔から女性のお友達、その名は「さつまいも」
お早うございます。ヒロくんです。
私が住んでいる住宅地に時々石焼き芋屋さんが来ます。
昔ながらの蒸気を噴出させて独特の音を出し、お馴染みの「いしやーきいもー」と言いながら近づいてきます。
すると不思議なんですが買うかなという気が起きてきます。
まあ、大体は家族がいない時は一人では食べきれないので買いませんが。
子供の頃は石焼き芋ではなくてふかし芋でしたね。
母親が蒸していると甘いにおいが立ち込めてきて、待ちきれなくなったのを思い出します。
大人になってくると段段食べなくなりますが、女性は変わりませんね。
石焼き芋屋さんが近づいて来ると眼が輝いてきます。不思議な現象です。
さつまいもを食べると腸内環境が良くなり、その証におならが出るとか。
それを調べるとビックリするくらい体に良いというのが分かってきました。
さつまいもってどんな野菜
日本人になじみの深い「さつまいも」ですが、原産地は中央アメリカのメキシコ、グアテマラではとの説があります。
何んと紀元前3000年には栽培されていたとか、それから中南米のペルーに伝わる。
ヨーロッパに伝えたのは例のコロンブスです。
インドと間違えてアメリカ大陸に漂着、さまよっている時にこの芋を見つけ、帰国後スペインの女王に献上した。
それからシルクロードを通って中国に伝わり、琉球へと伝わったのかな。
もっともシルクロードと呼ばれるよになったのは19世紀。別の名のロードですね。
「さつまいも」は九州の薩摩藩に琉球から伝わって、薩摩で栽培したのでこの名が付きましたが、その前は何と呼ばれていたのでしょう。
「唐いも」とか「琉球いも」「甘藷(かんしょ)」とか聞いた事がありますね、
「唐いも」は中国から琉球に伝わったから
「琉球いも」は琉球から薩摩(今の鹿児島)に伝わった
「甘藷」は甘みのある芋だから。中国名も甘藷です。
何といっても肥沃な土地では良く育たないというのが素晴らしいですね。
お米がとれない年などは「さつまいも」はどれほど人々を救ったか、はかり知れません。
育毛にはさつまいもが良い?
南米ペルーの海岸地帯の人たちは頭の毛が多く太く、しかも黒々しているらしいです。
禿げている人はほとんど見かけないとか。
ある人が興味を持って調べたらしいです。その結果は如何に。
男女や子供も体毛も濃いし頭の毛もふさふさなのは、どうも食事にあるらしいと気が付きます。
彼等が共通してよく食べるのが「さつまいも」で、現地ではCamoteと呼ばれています。
Camoteはお米より安いので主食にしているとか。
頭の毛を気にしている男性諸君、ひょっとして「さつまいも」があなたの救世主になるかもしれません。
ただ難点は腕や足まで毛深くなるとか。まあ良いか、男だしね。でも最近の若い男性はわざわざお金を払って、すね毛を抜くとか。変な時代になりました。
さつま芋の豆知識
- 原産地はどこでしょう 中央アメリカのメキシコ、グアテマラではとの説
- 何科 ヒルガオ科
- 日本へはいつ頃伝わったの 400年ほど前に琉球から薩摩藩へ、その後九州全土、日本中に広まる。琉球が薩摩に侵略され領土となるのは1609年。
体への効能
さつまいもは
カリウム、カロチン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などの栄養素が豊富
風邪の予防、疲労回復、肌荒れ、便秘にも効果がある
高血圧の予防に効果
カリウムが多く含まれ、血圧を大幅に下げ、ストレスの影響を和らげる むくみの原因になるナトリウムを、身体の外に排出する働きがある
意外だったことがあります。ジャガイモは逆に摂りすぎると高血圧の要因になるとか。
腸内をきれいにしてくれる食物繊維
世界でも有数の食物繊維を含む食物 コレステロール値を下げながら健康的な減量に役立つ
ヤラピン(jalapin)サツマイモを切ると断面から出る白い液体でサツマイモにしか含まれないものですが胃の粘膜を保護したり 排便を促す効果があります。
抗酸化作用βカロテンで、エイジングケアの期待
βカロテンは体内でビタミンAに変換し、皮膚や粘膜を丈夫にする 視力の維持 がんの予防への期待 免疫力の強化など
免疫力を上げるビタミンが豊富
ビタミンAとビタミンCが含まれている
ビタミンCは熱に弱いので加熱すると半分以上も損失しますが、サツマイモはでんぷんにより守られるため、加熱しても損失は少ないので体内の糖質の酸化を防ぐ効果が期待
食欲を安定させて間食を制御する
サツマイモ100gに含まれるマグネシウムは約24mgと豊富 炭水化物を代謝して食欲を安定させることでダイエットに役立つそうです。
その他、癌(がん)リスクを下げる効果や安眠効果もあります。
さつまいもの効果は本当に素晴らしいですね。
もっと大事にしないといけない野菜です。
※いろいろな記事を見て参考にさせて頂きました。
ここでお礼を申し上げます。有難うございます。
栽培時期
5月6月と暖かくなってからですね。
何しろ中南米原産です。
後書き
最初の頃に穂先を埋める位置に深さ40㎝位の穴を掘つて堆肥等を入れ、挿し穂を植えたところ見た事も無い様な大きな太い「さつまいも」が採れた事があります。
隣のお百姓さんのお爺ちゃんのアドバイスでした。
次の年も作ろうとしましたが、挿し穂が50本単位でしか売っておらず断念しました。
その後、店でも苗を売る様になり家庭菜園に合った本数で栽培を始めることに。
それにしても「さつまいも」は凄い効能を持っていますね。
言葉が悪いかもしれませんが、
おならが出るくらい体の中を良くしてくれる最強野菜の一つです。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。