3段階に分けて収穫出来る優れもの。最初に出来るのがさやえんどう。
お早うございます。ヒロくんです。
春になり畑作りの作業が一段落した頃に、最初に収穫出来る野菜ですね。
前年の10月に種を蒔いておけば冬を越して春に花が咲く、花が咲けばあっという間に小さなサヤが出来る。
少し待つとさやえんどうとして収穫出来ます。その後の2段階は・・・。
※手持ちの画像が無かったので、写真acさんから頂きました。有難うございます。
さやえんどうってどんな野菜
蔓(つる)が長い:蔓有り種、蔓が短い:蔓無し種に分けられる。
3段階で収穫してそれぞれ美味しく頂けます。
家庭菜園ならではの楽しみがここにあります。
さやえんどう
豆が大きくなる前に収穫してサヤごと食べる
グリーンピース
少し大きくなった実を食べる「実えんどう」
エンドウ豆
完全に成熟した豆?みつ豆や大福もちに使われる
さやえんどうの豆知識
- 原産地はどこかな 中央アジアから中近東
- 何科なの マメ科
- 日本へはいつ頃伝わったのでしょう 700年代に中国から渡来。穀物として伝わる。
体への効能
さやえんどうも凄いですね。ちょっと調べるとこんなに体に良い効能がありました。
【β-カロテン】
- 非常に多くのβ-カロテンが含まれている
- 強力な抗酸化作用を持つ
- 体内で必要に応じてビタミンAとして働く
- 健康な皮膚や粘膜を作る
- 老化を防止
- 視力の維持
- 免疫力を高める
効果が期待できます。
脂溶性のビタミンなので、油で調理を行うと体内への吸収率が高まる。
【食物繊維】
- 腸のぜんどう運動を促すことで老廃物を排出する効果がある
- 水分を含んで膨らみ、空腹感を満たす為 過食を防いでダイエット効果も期待
- 血糖値の急激な上昇を抑える 糖尿病の予防と改善にも効能が期待
【ビタミンK】
- ケガ等の止血効果がある
- 出産時に正常な止血をする働きがある
- 夫な骨を作り、骨粗鬆症の予防にも効果
【モリブデン】ミネラルの一種
- 体内で鉄分の利用を促し貧血予防効果が期待できる
- 尿素や脂質・糖質(炭水化物)の代謝にも深く関わる
【ビタミンC】
- 抗酸化作用、免疫力の向上
- コラーゲンの生成を促すので美肌効果も期待
- ストレス対策にも効果
栽培時期
- 苗を植えるには4月から6月
- 種を蒔くには10月、11月
地域によっては違います。
私は宮城県の南部なので10月の中旬頃に種を蒔きます。
後書き
それぞれ別々に種は売っていますが、「さやえんどう」の種を買って3種類の収穫を楽しむのも良いですね。
正直言って、つい最近まで三つとも別々の野菜だと思っていました。
あるおばさんの「もっと大きくなるとグリーンピースになるよ」と言われ、
何を言っているんだろうと怪訝に思って調べてメモを取っておいたのが今回の記事の素案になりました。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。